
国営公園で3,400株のバラを堪能
常陸ローズガーデンを楽しもう!
茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園内「常陸ローズガーデン」では、約3,400株のバラが、2025年5月17日(土)〜25日(日)頃にかけて見頃を迎えます。
早咲きから遅咲きまで約120品種のバラが咲き誇り、長く花の女王の魅力を堪能できます。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
県花「バラ」が彩る広大な庭園


常陸ローズガーデンは約3,500平方メートルの広さを誇り、そのうち1,630平方メートルには日本の太平洋側南限地としてこの茨城に自生しているハマナスが植栽されています。
バラは茨城県の県花として親しまれており、その由来は県名の「茨」にバラという意味があることに関連しています。
約1,300年前の奈良時代に書かれた「常陸国風土記」には、黒坂命が茨(うばら)で城を築いたという説話が残されており、この地方が茨城(いばらき)と呼ばれるようになったと伝えられています。
個性豊かなバラたちをご紹介

常陸ローズガーデンには特徴的なバラがいくつも植えられています。中でも注目は「ハマナス」で、芳香のある一重のピンク色の花を咲かせ、公園内には1,600株もの植栽があります。
また「リージャンロードクライマー」は中国雲南省の麗江路で発見された品種で、鮮やかなピンクの花とつややかな濃緑の葉のコントラストが美しく、松の木に絡むように枝を伸ばす独特の景観を楽しめます。

さらに「ゴールドバニー」はフランス生まれの人気品種で、名前の通り明るい黄色の花が特徴です。緑豊かな公園の景観の中で、他の草花や松などとも調和して訪れる人々の目を引く存在となっています。
バラを楽しむイベントも開催

バラの開花期間中は様々なイベントも開催されます。5月18日(日)には香りをテーマにしたガイドツアーや体験隊、5月24日(土)・31日(日)には「スプリングローズコンサート」、5月25日(日)には「現代バラの歴史ガイドツアー」が行われます。
ぜひこの季節、茨城県の県花でもあるバラの魅力に触れに、国営ひたち海浜公園へ足を運んでみてはいかがでしょうか。花の女王と呼ばれるバラの多様な花色・花形・香りに癒されること間違いなしです。
■常陸ローズガーデン バラ見頃情報
開催日:2025年5月17日(土)〜25日(日)頃
※5月末頃まで花数が多い状態、遅咲き性は6月上旬頃まで
開園時間:9:30〜17:00
入園料:大人(高校生以上)450円、中学生以下無料
駐車料金:普通車600円/1日
場所:国営ひたち海浜公園 常陸ローズガーデン
所在地:茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
品種数:約120品種
株数:約3,400株(うちハマナス1,600株)
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いこーよとりっぷ編集部
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