
六甲高山植物園にニッコウキスゲ
関西では珍しい貴重な夏の花畑!
兵庫県神戸市の「六甲高山植物園」で、2025年6月9日(月)現在、約1,000株のニッコウキスゲが見頃を迎えています。
明るい夏色の黄色い花が一面に咲き誇る光景は、関西では珍しい貴重な景色です。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
関西では珍しいニッコウキスゲの群落
ニッコウキスゲは、北海道や本州中部以北の亜高山帯に自生するススキノキ科の多年草で、関西以西には自生地がないため、群落で咲く様子を関西で見ることができるのは大変貴重です。
尾瀬や霧ヶ峰の群落が有名で、高さは40~70cmになります。
朝開いて夕方閉じる一日花の特徴
ニッコウキスゲの花は一日花で、朝開いて夕方には閉じてしまいます。しかし、一本の茎にたくさんの蕾をつけ、それが次から次へと咲くため、全体としては長期間観賞することができます。
長期間楽しめる2つの群落

植物園西入口の目の前に広がる亜高山帯型の群落約1,000株は6月下旬まで楽しめる見込みです。
その後も、高原型の2,000株の群落が6月下旬頃より咲き始め、7月下旬まで楽しめる予定となっています。
高山植物をテーマにした展示も同時開催
期間中は「え!こんな近くに?!高山植物」も開催されており、牧野富太郎や池田瑞月、世良臣絵、西山ゆらが描いた高山植物の作品も展示されています。
神戸にいながら、アルプスやヒマラヤ、北海道の植物に出会える貴重な機会となっています。
夏の訪れを告げる美しいニッコウキスゲの花畑を、ぜひ足を運んで観賞してみてはいかがでしょうか。
■六甲高山植物園のニッコウキスゲ
見頃:2025年6月9日(月)~7月下旬まで
時間:10:00~17:00(16:30入園受付終了)
場所:六甲高山植物園
所在地:神戸市灘区六甲山町一ヶ谷1-32
入園料:大人(中学生以上)900円/小人(4歳~小学生)450円
駐車料金:1,000円(8月9日~17日は2,000円)
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いこーよとりっぷ編集部
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