
富山と長野を結ぶ立山黒部アルペンルートで新雪期の絶景とホテル立山記念イベントも
富山県と長野県を結ぶ「立山黒部アルペンルート」が、2025年11月30日(日)に今シーズンの営業を終了します。
新雪が美しいこの時期には、大自然の絶景と、2026年8月に約50年の歴史に幕を下ろす「ホテル立山」のクロージングイベントが楽しめます。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
静けさと美しさが際立つ深秋・新雪シーズン

立山黒部アルペンルートのシーズンを締めくくる11月は、澄み渡る空気と静かな雰囲気が魅力です。大自然に包まれながら1年の疲れを癒すのにぴったりの季節となっています。
新雪を纏った山々が湖面に映る「みくりが池」の美しさは格別です。11月上旬の新雪期には、室堂平一帯が白く輝く景色を楽しめます。
約50年の歴史を持つホテル立山のラストイヤー

立山黒部アルペンルート・オフィシャルホテル「ホテル立山」は、2026年8月31日(月)に宿泊サービス部門の営業を終了します。
日本が誇る稀代な山岳ホテル長年愛されてきた山岳ホテルの最後の年を記念して、さまざまな企画やイベントが行われています。
メモリアル企画展を開催
建築史家で大阪公立大学教授の倉方俊輔氏が監修した「ホテル立山メモリアル企画展『建築から、山を知り、光を観る』」が開催中です。この展示では、ホテルの建築意匠や歴史が紹介されています。
期間は2025年10月21日(火)~2026年8月31日(月)まで、ホテル立山フロントロビーで行われており、宿泊者でなくても自由に鑑賞できます。
記念ミニフレーム切手も限定販売

立山の主峰・雄山や星空、ホテル開業時の写真がデザインされた限定ミニフレーム切手も販売中です。室堂ターミナル1階の立山山頂簡易郵便局で、1組500円(消費税込)で購入でき、なくなり次第販売終了となります。
世界有数の山岳観光ルート

立山黒部アルペンルートは、中部山岳国立公園・立山の中を通る、世界屈指の山岳観光ルートです。このルートでは、富山県の立山駅から長野県の扇沢まで、ケーブルカーやバス、ロープウェイなどさまざまな乗り物を乗り継いで移動できます。
標高3,000m級の立山連峰や黒部ダムの雄大な絶景も気軽に楽しめます。なお、11月4日(火)からは冬期ダイヤでの運行となります。
立山黒部アルペンルートの2025年度営業終了まで残り約1カ月となりました。新雪の美しい風景とともに、歴史あるホテル立山のラストイヤー企画も楽しむことができるこの機会に、ぜひ家族で訪れてみてはいかがでしょうか。
■「立山黒部アルペンルート」概要
営業期間:2025年4月15日(火)~11月30日(日)
場所:富山県立山駅~長野県扇沢
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いこーよとりっぷ編集部
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