【2026最新】茨城「梅の絶景名所&穴場」5選 “関東三大梅林”の見頃や梅まつり情報
更新日2026年01月13日/公開日2026年01月13日

【2026最新】茨城「梅の絶景名所&穴場」5選 “関東三大梅林”の見頃や梅まつり情報

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茨城県水戸市、茨城県つくば市、ほか

今回は、茨城県にある、親子におすすめの梅の名所をご紹介します。

茨城県では、例年1月中旬から3月下旬にかけて梅の花が見頃を迎えます。江戸時代に作られた「偕楽園」や「弘道館」、県のシンボルともいえる筑波山の梅林では、毎年「梅まつり」も開催され、にぎやかな雰囲気のなかで梅のお花見を楽しめます。

ひと足早い春を探しに、親子でおでかけしてみませんか?

※画像は過去の様子です。また見頃は気候により変動しますのでご注意ください
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください

【東京】梅の絶景名所と穴場をチェック!

茨城県の観光名所&穴場をチェック!

梅の花の起源とは?

早春の澄んだ青空に映える白梅(画像提供:J6HQL / PIXTA)
早春の澄んだ青空に映える白梅(画像提供:J6HQL / PIXTA)

梅の起源は、もともと日本に自生していたという説のほか、大和時代に中国(呉)の高層がもたらした、奈良時代に遣唐使が薬木として中国から持ち帰ったなど、諸説があります。

春を告げる梅の花は「万葉集」にも多数登場

寒さが厳しい時期に咲く様子から「忍耐」「不屈の精神」という花言葉もつけられています(画像提供:keite.tokyo / PIXTA)
寒さが厳しい時期に咲く様子から「忍耐」「不屈の精神」という花言葉もつけられています(画像提供:keite.tokyo / PIXTA)

「梅は百花の魁(さきがけ)」という言葉があるように、梅は数ある花のなかで先頭を切って咲き、春を告げる花です。

この言葉には「才能ある者は幼い頃からその兆しがある」「優れた人は、誰よりも先に世に出るもの」といったニュアンスがあり、梅の花も豊かな才能やリーダーシップを感じさせる「先駆け」の花といえるでしょう。

春を呼ぶ花として古くから愛された梅の花。「万葉集」では、桜よりも梅をテーマにした歌のほうが多く詠まれていることからも、当時の人気のほどが伺えます。

茨城県には水戸9代藩主・徳川斉昭ゆかりの梅スポットが点在

「偕楽園」の「好文亭」から眺める梅の花も風情があります(画像提供:観光いばらき)
「偕楽園」の「好文亭」から眺める梅の花も風情があります(画像提供:観光いばらき)

茨城県を梅で有名にした最大の功績者は、江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜(よしのぶ)の父、徳川斉昭(なりあき)です。

水戸藩の9代目藩主だった斉昭公は、1841年(天保12年)に藩士の子弟が学芸や武道を学ぶ藩校として「弘道館」を設立。「一張一弛」(いっちょういっし/気持ちを引き締めたり緩めたりすること)を重んじた斉昭は、弘道館で学んだあとにリラックスするための施設として「偕楽園」をつくりました。

藩民の健康にも関心を注いだ斉昭公は、「梅の実は酸を含む健康食品であり、梅干しは軍事の際の非常食としても役立つ」と「種梅記」にまとめています。水戸そして茨城県が梅の花の名所になったのも、これがきっかけとなりました。

それでは、ここから各スポットの見どころをご紹介します。

【石岡市】いばらきフラワーパーク

見頃の時期には、フラワーサイクルからも梅が咲き広がる景色を見ることができます(画像は梅のシーズンとは異なります)
見頃の時期には、フラワーサイクルからも梅が咲き広がる景色を見ることができます(画像は梅のシーズンとは異なります)

石岡市にある「いばらきフラワーパーク」は、30ヘクタールもの広大な敷地で五感を使って花と自然を楽しめるテーマパークです。

早春には、芝生の丘や森のガーデン付近に紅白の梅が咲き誇り、辺り一面が甘い香りに包まれます。1本の木に赤と白の両方の花を咲かせる珍しい品種もあり、親子で探して歩くのも楽しいですよ。

青空に映える紅梅(画像提供:おひさま / PIXTA)
青空に映える紅梅(画像提供:おひさま / PIXTA)

意外な観梅スポットとしておすすめなのが「フラワーサイクル」。満開の梅林を見下ろしながら、空中サイクリングを楽しめます。

里山の自然を五感で楽しめるアクティビティや、植物を使ったワークショップも充実しており、親子で一日中アクティブに遊び尽くせるスポットです。

■スポット概要&開花情報
所在地:茨城県石岡市下青柳200
梅の見頃:例年2月中旬〜3月中旬
アクセス:【車】常磐自動車道「土浦北IC」から約15分
【電車】JR常磐線「石岡駅」東口からバスで約30分
駐車場:あり

【つくば市】筑波山梅林

傾斜があるので歩きやすい靴ででかけましょう(画像提供:観光いばらき)
傾斜があるので歩きやすい靴ででかけましょう(画像提供:観光いばらき)

標高877mの筑波山は、茨城県つくば市のシンボルといえるスポット。

その中腹(標高250m付近)には市営の「筑波山梅林」があり、約4.5ヘクタールの林に約30種・1,000本ほどの白梅、紅梅などが植えられています。

梅林には、苔の生えた「筑波石」と呼ばれる巨石が点在。紅白の梅とともに風情ある景観を生み出しています。

最上部の「展望あずまや」からは、関東平野の山麓やつくば学園都市のまち並みと、天候が良い日には東京の高層ビルや富士山まで一望できるので、ぜひ足を運んでみてください。

梅林の真上を滑走するジップスライドも人気

「フォレストアドベンチャー・つくば」には、梅林の真上を100m滑空できるコースがあり、開花シーズンの滑走はちょっとした名物になっています。スリルともに梅のお花見を楽しんでみては。

「フォレストアドベンチャー・つくば」をチェック! 

イベント情報:筑波山梅まつり(2026年2月7日~3月15日)

眺望も素晴らしい梅林(画像提供:観光いばらき)
眺望も素晴らしい梅林(画像提供:観光いばらき)

2026年2月7日(土)~3月15日(日)には毎年恒例の「梅まつり」が開催されます。例年は筑波山名物「がまの油売り口上」や、梅茶のサービスがあり、日曜には茶会(野だて)などのイベントも催されます。

周辺の飲食店には筑波山林の梅を使った期間限定メニューも登場。家族みんなで筑波山温泉郷の日帰り湯に立ち寄るのもおすすめです。

「筑波山梅まつり」を詳しくチェック!

■スポット概要&開花情報
所在地:茨城県つくば市沼田
梅の見頃:例年2月中旬~3月下旬
アクセス:車:常磐自動車道・土浦北IC、北関東自動車道・桜川筑西ICからそれぞれ約20km
電車:つくばエクスプレス「つくば駅」から筑波山シャトルバスに乗車、「筑波山神社入口」バス停で下車後、徒歩で約10分
駐車場:あり
関連イベント:【筑波山梅まつり】2026年2月7日(土)~3月15日(日)

【水戸市】偕楽園

梅が見頃の「偕楽園」(画像提供:おはぎさん / PIXTA)
梅が見頃の「偕楽園」(画像提供:おはぎさん / PIXTA)

水戸市の「偕楽園」は、石川県金沢市の「兼六園」、岡山県岡山市の「後楽園」並ぶ“日本三名園”のひとつ。

第9代水戸藩主・徳川斉昭公が自ら構想を練り、1842年(天保13年)に建てた公園で、「民と偕に(ともに)楽しむ」という意図から名付けられました。

当時、水戸には梅が少なかったため、江戸「小石川後楽園」で斉昭公が自ら梅の実を集めて、水戸へ送ったのだとか。

現在、「偕楽園」には約100品種・3,000本もの梅の木があり、“関東三大梅林”のひとつにも数えられています。早咲き、中咲き、遅咲きの木があるため、長期間見頃が続くのも魅力です。

イベント情報:水戸の梅まつり(2026年2月11日~3月22日)

非日常的な景色を生み出す梅の木のライトアップ(画像提供:mono / PIXTA)
非日常的な景色を生み出す梅の木のライトアップ(画像提供:mono / PIXTA)

例年2月中旬から3月中旬に開催される「水戸の梅まつり」は、2026年に第130回目を迎える歴史あるイベント。偕楽園と、後述する「弘道館」の2カ所を会場に実施されます。

幻想的なライトアップイベント「夜・梅・祭」をはじめ、全国梅酒まつりや黄門さまとの記念撮影サービスなど、水戸ならではの催しが目白押し!

催しごとに開催日程が異なるので、公式サイトをチェックしてからおでかけくださいね。

イベント公式サイト

■スポット概要&開花情報
所在地:茨城県水戸市見川1-1251
梅の見頃(例年):早咲き1月中旬~2月/中咲き2月~3月上旬/遅咲き3月上旬~下旬(最盛期2月中旬〜3月上旬)
アクセス:車:常磐自動車道・水戸IC、北関東自動車道・茨城町東IC、北関東自動車道・水戸南ICからそれぞれ約20分
電車:JR各線、鹿島臨海鉄道線「水戸駅」北口からバスで約20分、「偕楽園入口」バス停で下車
駐車場:あり
関連イベント:【水戸の梅まつり】2026年2月11日(水・祝)~3月22日(日)

梅の開花情報(水戸観光コンベンション協会)

【水戸市】弘道館

弘道館「八卦堂」付近の梅(画像提供:観光いばらき)
弘道館「八卦堂」付近の梅(画像提供:観光いばらき)

「弘道館」は1841年(天保12年)に、第9代水戸藩主・徳川斉昭公による幕政改革の施策として開設された藩校です。庭園に梅が約60品種・800本ほどあり、春には素晴らしい景色が広がります。

「弘道館」庭園に咲く枝垂れ梅(画像提供:photomind / PIXTA)
「弘道館」庭園に咲く枝垂れ梅(画像提供:photomind / PIXTA)

斉昭公は春に先駆けて咲く梅の花を愛し、「種梅記」を残しています。花が美しいだけでなく、梅の実は戦時の非常食としても役立つと考え、この弘道館および偕楽園に梅の木を植えることを命じました。

施設内の「種梅記碑」には斉昭公自筆の隷書が刻まれています。

■スポット概要&開花情報
所在地:茨城県水戸市三の丸1-6-29
梅の見頃:例年2月中旬〜3月下旬
アクセス:車:常磐自動車道・水戸ICから約30分
電車:JR各線、鹿島臨海鉄道線「水戸駅」から徒歩で約8分
駐車場:あり
関連イベント:【水戸の梅まつり】2026年2月11日(水・祝)~3月22日(日)

【日立市】諏訪梅林

「諏訪梅林」に咲く白梅(画像提供:丹野芳正 / PIXTA)
「諏訪梅林」に咲く白梅(画像提供:丹野芳正 / PIXTA)

日立市にある「諏訪梅林(すわばいりん)」では、例年2月中旬から3月上旬にかけて約300本の紅・白梅が一斉に咲き誇り、甘い梅の香りが漂います。

徳川斉昭公が、藩政改革の一環として1833年(天保4年)に造園した梅林で、地域の歴史と自然が調和したスポットです。斉昭公も梅をお手植えをした伝わり、現在2代目となった老梅も見どころのひとつ。

子供と一緒にのびのび過ごせる梅林(画像提供:丹野芳正 / PIXTA)
子供と一緒にのびのび過ごせる梅林(画像提供:丹野芳正 / PIXTA)

園内では、のどかな田園風景のなかをお散歩しながら梅のお花見が楽しめます。散策路には東屋やベンチ、トイレなども設置されているので安心。

歴史を感じながら春の訪れを楽しめる「諏訪梅林」で、癒しのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?

■スポット概要&開花情報
所在地:茨城県日立市諏訪町字山田
梅の見頃:例年2月中旬〜3月上旬
アクセス:車:常磐自動車道・日立南太田ICから約20分、日立中央ICから水戸方面へ約25分
電車:JR常磐線「日立駅」から「潮見台」行きバスに乗車(約25分)、「上諏訪」バス停で下車後、徒歩で約8分
駐車場:あり

公式サイト

ほかにも、関東には“梅のお寺”が点在する神奈川県鎌倉市、梅グルメも豊富な群馬県の“ぐんま三大梅林”、江戸時代の観梅スポットが今も残る東京都など、魅力あふれる名所がそろっています。茨城県の名所を堪能したら、ほかの県にもぜひおでかけしてみてくださいね!

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2021年2月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2026年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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