関西有数のコスモス園でグルメ満喫
地産地消イベントでSDGsを学ぶ
京都府亀岡市にある関西最大級のコスモス園「京都丹波/亀岡『夢コスモス園』」で、2022年10月2日(日)~10月10日(月・祝)の期間、味わい深い特産品が楽しめるグルメイベント「色とりどり亀岡」が開催されました。
美しいコスモスを眺めながら、京野菜の一大産地である亀岡市の食文化に触れられるほか、SDGs未来都市にも認定された亀岡ならではの、エコにつながるワークショップも実施。
今回は、京都府在住の春木美咲さん(以下ママ)とみうちゃん(10歳)みあちゃん(8歳)親子が、イベントを一日たっぷり満喫した様子をレポートします!
※撮影時のみマスクをはずしています
会場は「京都丹波/亀岡『夢コスモス園』」
約4.2ヘクタールの広大な敷地に、早咲きから遅咲きまで20品種・約800万本のコスモスが咲き誇る「夢コスモス園」。例年10月1日~11月3日の期間限定で開園する人気スポットです。
ゆったり観賞したい人におすすめなのは、コスモスが見頃で混雑する少し前の10月上旬。この時期に開催されるのが「見る・食べる・考える」をテーマに亀岡市の魅力を盛り込んだ「色とりどり亀岡」です。
会場を訪れた春木さん親子は、まず最初にコスモス畑を散策。
可憐に咲く早咲きの品種を観賞したり、写真を撮ったりと、華やかなコスモスを満喫しました。
2022年はSNS投稿イベントも実施!
2022年は、ハッシュタグを付けて投稿すると抽選で、亀岡市の特産品セットがもらえるキャンペーンを開催。
#色とりどり亀岡、#夢コスモス園で検索して、イベントの様子をチェックしてみてくださいね。
「亀岡牛」のおいしさを実感!お手軽BBQコーナー
イベントの目玉のひとつが、亀岡市の食材を“その場でおいしく食べて”体験できるBBQコーナーです。
青々とした美しい芝生が広がる会場で、亀岡市自慢の「亀岡牛」と地場野菜を手軽に味わえます。
きれいな空気と水に恵まれた風土で大切に育てられた亀岡牛は、肉本来のうま味がギュッと詰まったブランド牛。
また、京の台所・亀岡市の新鮮な野菜は味が濃厚で甘みがあり、子供でもおいしく食べられます。
BBQ会場の受付では、そのおいしいお肉と野菜をセットにした「亀岡牛BBQセット」(1人前1,300円)と「すき焼きセット」(1人前1,000円)を販売。
春木さん親子も「亀岡牛BBQセット」を購入し、さっそくBBQスタート。
じつは普段から地産地消を意識しているそうで、「地元で採れた旬の野菜は家の食卓にもよく登場します。京野菜は子供たちの大好物なんですよ」とママ。
そのエピソードを裏付けるかのように、「万願寺食べたい!」と、真っ先に万願寺とうがらしを焼き始めたみうちゃんとみあちゃん。お肉も野菜もあっという間に完食していました。
散策中の休憩にぴったりなキッチンカーも!
イベント期間中は、日替わりのキッチンカーもやってきます。
この日は、クレープの販売車と、ローストビーフ丼などの本格メニューが味わえる販売車が並んでいました。
みうちゃん&みあちゃんは、いちごクレープ(500円)をママにおねだり。風に吹かれて揺れるコスモスを眺めながら、おやつタイムを満喫しました。
SDGsを学べる展示やワークショップも充実
プラスチックごみを減らすため、プラスチック製レジ袋の提供を禁止する条例を日本で初めて制定した亀岡市。
「持続可能なまちづくり」に積極的な姿勢が国からも認められ、2020年度にはSDGs未来都市にも認定されています。
みうちゃん&みあちゃんも、亀岡市の取り組みを紹介した展示でお勉強。SDGsへの関心が高まるワークショップにも参加しました!
世界にひとつだけのエコバッグ作りを体験
ワークショップコーナーでは、まずオリジナルエコバッグ作りに挑戦。
「自分でイラストを描いた世界にひとつだけのエコバッグを作ることで、子供たちにも日常的にエコバッグを使ってほしい」という想いが込められたプログラムです。
2人も、「これを持って買い物に行きたい!」と話しながら絵を描いていました。
■エコバックワークショップ開催概要
対象年齢:全年齢
※未就学児は保護者の同伴必須
所要時間:30分
参加料金:800円 ※当日受付可
フラワーロスについて学べるしおりワークショップも!
続いて、園内に咲いたお花(ドライフラワー)を使った、オリジナルのしおり作りに参加しました。
園内の花を廃棄せず再利用することで、近年問題になっているフラワーロスの解消を目指すプログラムです。
受付で好きなドライフラワーと色画用紙を選んだら、あとは自由に切り貼りするだけ!
ラミネートなどの難しい工程は、先生が丁寧に教えてくれるので安心です。
■オリジナルしおりワークショップ開催概要
対象年齢:全年齢
※未就学児は保護者の同伴必須
所要時間:30分
参加料金:500円
仕上がりに大満足!
合計1時間ほどで、オリジナルエコバッグとオリジナルしおりが完成!
オリジナルしおりは、ママも驚くほど素敵な仕上がりになりました。
「捨てられるかもしれなかったお花がこんなにきれいに生まれ変わるんだ!」と、みうちゃん&みあちゃんもフラワーロス解決の取り組みに興味がわいたようです。
オリジナルエコバッグは、2人の個性がキラリと光る出来栄え。みあちゃんは海で泳ぐ生き物たちを、みうちゃんは園内に咲くコスモスやたくさんの花々を、鮮やかな色彩で描きました。
お気に入りに一票!「創作かかしコンテスト」
「夢コスモス園」の開園期間中は、ずらりと並ぶユニークなかかしの中から投票で優秀作品を選ぶ「創作かかしコンテスト」も開催。
その年に話題になった人物や出来事を反映させたものから、ほっこりとした気持ちになるかわいらしいものまで、合計13作品が今年の1番を競います。
園内には、コンテストの出品作品以外にもユニークな創作かかしがいっぱい。春木さん親子もたくさんのかかしと記念撮影をしました。
「丹波味わい市」で地元の味覚をショッピング
最後に、正面受付のすぐ近くで開かれている「丹波味わい市」へ。ワークショップで作ったエコバッグを持ってお買い物を楽しみました。
「丹波味わい市」では、丹波や亀岡市のグルメや特産品が販売されていて、飲食スペースも用意されています。
軒を連ねる11軒のお店は、どこも品ぞろえが豊富。春木さん親子も一軒一軒立ち寄りながら、じっくりお土産を吟味していました。
たくさんの商品からチョイスしたのは、地元・丹波の黒豆をふんだんに使った「黒豆ケーキ」(780円)。
「安心安全でおいしい地元産の京野菜や、丹波栗を使ったお菓子など、家族みんなで食べられるものが多いのがうれしいです!」と、ママも大満足の様子でした。
たっぷり一日遊んで亀岡市の魅力を発見!
園内には、親子での記念撮影にも最適なフォトスポットが点在しています。春木さん親子も、コスモスをバックに写真を撮って、思い出をたくさん残すことができました。
イベント開催中以外も見どころたっぷりの「京都丹波/亀岡『夢コスモス園』」。ぜひ親子でおでかけしてみてください。
記事を書いた人
杞山穂花(Clay)
編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです!
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