伝統ある寺院内の新たな過ごし方<br/>令和版宿坊が群馬県千代田町に誕生
更新日2023年02月01日/公開日2023年01月16日

伝統ある寺院内の新たな過ごし方
令和版宿坊が群馬県千代田町に誕生

泊まる
群馬県邑楽郡千代田町

群馬県千代田町にある寺院「宝林寺」内に、2023年1月下旬、宿坊「TEMPLE STAY ZENSŌ」が開設されます。

「宝林寺」を起点としてまち全体の地域活性化を目指す、今話題の宿坊を一足早くご紹介します。

千代田町に約700年の歴史を刻む寺院の新たな挑戦

「TEMPLE STAY ZENSŌ」が開設される「宝林寺」は、群馬県千代田町に約700年の歴史がある寺院。元々は臨済宗のお寺として開かれましたが、のちに江戸時代に始まった禅宗のひとつ黄檗宗(おうばくしゅう)の北関東初の道場になった寺院です。

「TEMPLE STAY ZENSŌ」は、昔ながらの宿坊のイメージではなく、現代の人々が快適に利用できるように工夫されています。そのため、家族連れやグループで訪れやすい場所になっています。

その理由としては、一般の人々の「お寺離れ」によりお寺との接点が少なくなっていること。そして、町内に宿泊施設が1つもないということ。

人々のお寺との接点を増やすと同時に、町外からの来訪者にまちの魅力を存分に感じてもらえる機会を創る事を目指し、「TEMPLE STAY ZENSŌ」は開設されました。

寺院宿泊ならではの体験&自然豊かな環境の食体験も!

「TEMPLE STAY ZENSŌ」は、「宝林寺」境内のなかにある離れが改装された一棟貸しの宿泊施設です。1日1組限定なので、家族連れでも周囲を気にすることなく、くつろげる空間となっています。

約300年前の貴重な梵鐘(ぼんしょう)を鳴らしたり、坐禅体験を行ったりと寺院宿泊ならではの体験や、寺院の境内には、栗や柿、ユズなどがなっており収穫して調理することも可能です。

鐘楼堂
鐘楼堂

また、ウッドデッキも整備されているので、本を読んだり好きな飲み物をゆったりと楽しんだりと、のんびりとした時間が過ごせます。

なんと、ピザ窯も設置されているので、アウトドア体験もできますよ。

まちのにぎわい創出のため、自治体も積極的にプロジェクトに参加!

「TEMPLE STAY ZENSŌ」が開設される「宝林寺」がある群馬県千代田町は、群馬県の南東部にあり、まちの南側には利根川が流れる豊かな水源が身近にあるまち。

まちでは、毎年夏に幻想的な灯ろう流しと花火が打ち上げられる伝統のあるお祭「川せがき」が行われ、四季折々の豊かな自然を満喫できるスポットもあり、年々来訪者が増えています。

千代田の祭「川せがき」
千代田の祭「川せがき」

そのため、千代田町ではさらにまちの魅力を高めるため、町内の寺院仏閣を活用した観光振興に力を入れています。

「川せがき」の起源となった舞台がある「赤岩山光恩寺(あかいわさんこうおんじ)」では、自治体と寺院が協力し、色鮮やかな十二単や振袖などを身に着けたモデルのファッションショーも行われています。

普段訪れる機会が減った寺院で過ごす特別な宿泊体験。千代田町の魅力と合わせて体験しにおでかけしませんか。

記事を書いた人

大縄典子

いこーよとりっぷ編集部/転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。

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