東京都町田市
両方が共存するハイブリッドなまち
町田市について
東京都町田市は、島しょ部を除く東京都の南の端に位置し、神奈川県に半島のように突き出ているまちです。JR横浜線・小田急線・東急田園都市線・京王相模原線など多くの鉄道が走っています。また、東名高速の町田インターチェンジもあり、交通アクセスの良さが自慢です。
大型商業施設や商店街などが立ち並ぶ賑やかで活気あふれる町田駅周辺エリアや、多摩丘陵の豊かな自然が満喫できるエリアがあり、都市の賑わいとのんびりできる自然環境の両方が共存する、ハイブリッドなまちです。
「道」が育んだ町田の発展
町田市では、約3万年前の石器が出土され、旧石器時代から人々が生活していたと言われています。
その後、鎌倉時代になると、町田市の中央部には、幕府が置かれた「鎌倉」と国府が置かれた「府中」を結ぶ、「鎌倉みち」が開通。鎌倉時代に多くの御家人がこの道を使って、鎌倉へ通ったと言われています。
江戸時代後期には、「八王子」で作られた絹を港のある「横浜」まで届ける「絹の道」が通り、「町田」はその中継地として栄えました。中継地のあった「原町田」地区は、現在の町田の中心地となっています。「絹の道」の中継地は、現在の商業の街「町田」の原点とも言われ、道がまちを育んできた歴史があります。
「町田式新農法」を開発!今注目の「まちだシルクメロン」
「まちだシルクメロン」は、2009年に町田商工会議所が中心となりスタートした水耕栽培のメロン。地域の精密機械や医療機器のメーカーが持つ技術を応用しながら開発されました。
町田の技術を集結させて開発された栽培方法は「町田式新農法」と名付けられ、注目されています。「町田式新農法」を使えば、通常一株から1個から4個ほどの収穫しかできないメロンが、なんと約60個ものメロンが実るというから驚きです。
そんな農法で作られた「まちだシルクメロン」は、絹のような滑らかさとみずみずしさが自慢です。市内には「まちだシルクメロン」を使った商品を提供する認定ショップもあります。
お土産や贈り物にもおすすめ!「まちだシルクメロン」を使ったスイーツ
町田市鶴川にある創業50年の「玉川虎屋」が手がける「まちだシルクメロンどら焼きパンケーキ」と、「まちだシルクメロンダックワーズ」は、どちらも「まちだシルクメロン」をアレンジした上品な焼菓子。
現代風にアレンジされたどら焼きには、カスタードクリーム風に仕立てられたメロンクリームが挟まっています。メロンの焼き印が印象的ですよ。
「東京シルクメロンキャンディー」は、「まちだシルクメロン」の果汁が練りこまれたキャンディー。子供から大人まで年代問わず人気のキャンディーはちょっとしたお土産にもぴったりです。
ファミリー憩いの公園「町田薬師池公園 四季彩の杜」
「町田薬師池公園 四季彩の杜」は、東京ドーム3つ分もの敷地を持つ町田市を代表する公園です。
公園内には、放し飼いのリスに餌やりできる「町田リス園」、関東最大級のぼたんやシャクヤクが観賞できる「町田ぼたん園」、夏から秋にかけて色鮮やかな大輪のダリアが観賞できる「町田ダリア園」など、ファミリーで楽しめる施設が多数あります。
2020年に新しくオープンした西園は、四季彩の杜の玄関口。
町田産野菜の直売所や、町田産のミルクやブルーベリーを使ったソフトクリームが味わえる
開放的なカフェ・レストラン、グランピング、収穫体験が楽しめる農園などがあります。
町田市の花、木、鳥
真っ赤な花がエネルギッシュなまちをイメージ!「サルビア」
町田市の花は「サルビア」。夏から秋にかけて市内の公園などで真っ赤な花を咲かせている姿を見ることができます。真っ赤な花の色がエネルギッシュなまちをイメージできます。
空に向かってぐんぐん伸びる「ケヤキ」
町田市のある武蔵野・相模を代表する落葉高木「ケヤキ」が町田市の木です。空に向かって伸びていく様子は、町田市の発展を表しているとして、市民からも親しまれています。
多摩丘陵の源流のまちにふさわしい「カワセミ」
水辺でエサを探す習性がある「カワセミ」が町田市の鳥です。多摩丘陵の源流のまちである町田市のシンボルとしてふさわしいことから選定されました。サッカーやフットサルのホームタウンチームのキャラクターも「カワセミ」がモチーフになっています。