大阪府阪南市
多彩な自然と食文化が自慢のまち
阪南市について
阪南市は、大阪府南部に位置するまち。大阪市中心部からは約45km、和歌山市からはわずか約10kmという距離にあります。大阪市内の大ターミナル「なんば駅」までは南海本線で約37分と便利なアクセスを誇ります。
大阪湾に面する北部と、和泉山脈に隣接する南部に分かれ、海と山に囲まれた自然豊かな環境を持つのが特徴です。美しい自然景観に加え、漁業や農業、地酒造りなどの地場産業や、歴史的なまち並みもあり、多様な歴史と文化が息づく魅力的なまちです。
豊かな自然に恵まれた魅力的な食文化
阪南市には、豊富な自然資源から育まれる魅力的な食文化がたくさんあります。
大阪湾で獲れる多彩な海の幸
海域では、大阪湾で初めて養殖された牡蠣や、大阪湾で唯一養殖が行われている海苔が注目されています。
また、市内の小学校の海洋教育にも取り上げられているワカメ、さらにサワラ、泉タコ、ハモ、アカシタなど、海の幸が豊富です。
内陸で生産・製造される農作物やグルメ
山間部では、2019年の大阪G20サミットの晩餐会で各国首脳に提供されたことで話題の黒毛和牛「なにわ黒牛」が生産されているほか、無農薬のいちご、泉州名物の水ナスや玉ねぎといった農産物が栽培されています。
平野部では、大阪最古の300年の歴史を持つ酒蔵から生まれる「浪花正宗」日本酒や、「みる~く饅頭月化粧♪」で知られる月化粧ファクトリーなど、古くからの伝統と新しいグルメスポットが観光客にも楽しまれています。
歴史
阪南市は、和泉山脈からの川によって形成された平野が、古来より住居地として利用されてきました。
地域でもっとも古い遺物は、約1万から1万2000年前の縄文時代初期の石器です。続く縄文時代や弥生時代の遺構や遺物も多く発見されており、古くから人々の生活があったことがわかっています。
奈良時代には、律令制の下で「和泉国日根郡鳥取郷」の一部とされたほか、平安時代には、紀貫之が書いた「土佐日記」にもこの地域の記述があります。
また、平安末期ごろからは、熊野参詣により、大阪市内から和歌山に抜ける熊野街道は多くの人が行き交う道となりました。
明治時代に入り町村制が施行されると、複数の合併を経て、まちが発展してきました。1972年に阪南市の前身阪南町が誕生し、1991年に市制を施行して阪南市となりました。
市の花、木
気品あふれる美しい「サツキ」
阪南市のシンボル花は「サツキ」。日本固有の植物で、国内の山野に広く自生しており、長い間多くの人々に親しまれてきました。
色彩の多様性や変わりゆく美しさ、独特な花弁の形は、ほかの花とは一線を画し、市の花としてふさわしいとのことから阪南市のシンボル花となっています。
阪南市の発展を象徴「マツ」
多くの人々に愛されている「マツ」が阪南市のシンボル木です。厳しい風雪に耐える姿は、豪華で縁起が良いとされています。
正月の門松や庭木としての用途に使われ、市民の日常生活に深く根ざしています。また、「マツ」の木の成長は市の発展を象徴するものとされています。
まち基本情報
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市区町村名 | 大阪府阪南市 (おおさかふはんなんし) |
電話番号 | 072-471-5678 |
アクセス | 【電車】 JR大阪駅からJR環状線・阪和線、快速、普通乗り継ぎで約1時間12分 南海本線難波駅より尾崎駅まで特急で約37分 JR和歌山駅より和泉鳥取駅まで約20分 南海本線和歌山市駅より尾崎駅まで特急で約20分 |
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