佐賀県多久市

さがけんたくし
300年の歴史を持つ孔子廟と現代アートが息づくまち

多久市について

多久市(たくし)は佐賀県のほぼ中央部に位置し、四方を山に囲まれた盆地のまちです。長崎自動車道の多久ICがあり、福岡や長崎方面へのアクセスが良好で、JR唐津線も通っているため交通の便にも恵まれています。

市内は四季折々の美しい自然に恵まれ、多久聖廟近辺では、春は梅に始まり、桜、つつじ、夏は二千年ハス、秋には紅葉と、一年中自然の変化を楽しめます。特に「西渓公園」は桜、紅葉の名所として有名で、家族でお花見や紅葉狩りを楽しむのにも最適な場所です。

孔子を祀る歴史ある多久聖廟

多久市には、孔子を祀る国の重要文化財「多久聖廟」があり、今もなお孔子の教えが息づいていることから、「孔子の里」とも呼ばれています。

「多久聖廟(たくせいびょう)」は、宝永5年(1708)に多久茂文が孔子像を安置し、領民に「敬」の心を培わせるために建てた孔子廟です。現存する聖廟の中では、足利学校(栃木県)、閑谷学校(岡山県)に次いで三番目に古い建物です。

建物は、日本の代表的な建築様式である禅宗様仏堂形式を採用しつつ、彫刻や文様によって中国的な雰囲気も表現しています。現在は国指定重要文化財として大切に保全されています。

誰でも無料で楽しめる!話題の多久市ウォールアートプロジェクト

2015年12月にスタートした多久市ウォールアートプロジェクトは、中心市街地に大きなウォールアート(壁画やシャッターアート)を設置し、まちに明るさと賑わいをもたらすアートプロジェクトです。

市内外からさまざまな分野のアーティストを招聘し、2019年現在31箇所が完成しています。今後も壁画を100箇所に増やすことを目標にし、日本一のウォールアートのまちを目指しています。

まち基本情報

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市区町村名佐賀県多久市
(さがけんたくし)
アクセス九州佐賀国際空港から多久市まで自家用車またはタクシーで約45分
佐賀駅から中多久駅までJR唐津線で約30分
長崎自動車道多久IC下車
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