850年以上の伝統を誇る
滋賀県・湖東最大の春まつり
滋賀県蒲生郡日野町にある「馬見岡綿向神社」(うまみおか わたむきじんじゃ)では、2024年5月2日(木)と3日(金・祝)の2日間、湖東エリア最大の春まつり「日野祭」が開催されます。
850年以上の歴史を持ち、県の無形民俗文化財にも指定されています。
県内最多16基の曳山(ひきやま)と、その華麗な装飾品の数々が最大の見どころです。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください。
情緒満点の「宵祭」にでかけよう!
2024年5月2日(木)の「宵祭」(よいまつり)では、夕暮れから各町内を曳山が引き回され、 提灯に明かりを灯して、夜遅くまで祭囃子(まつりばやし)が奏でられます。
なかでも、大窪地区にある丁字路「札(ふだ)の辻」には、毎年4〜7基の曳山が集まりとてもにぎやかです。
「本祭」は早朝から丸一日、見どころ満点!
本祭が行われる2024年5月3日(金・祝)は、祭りを取り仕切る神調社(しんちょうしゃ)や3人の稚児の神子(かみこ)などが、朝から「綿向神社」へ向かって進み宮入りをします。
9時頃から曳山も次々に宮入りして、11時頃には十数基が勢ぞろいします。そのあと神輿3基も繰り出し、お旅所へ向かって出発するなど、この日は一日中まつり一色になります。
美しく個性豊かな16基の曳山をチェック!
16基ある曳山には優れた織物、彫刻、飾り金具などが使用されており、それぞれに特徴があります。近くで見ると、その美しさにため息が出るほどです。
写真の河原田町曳山・蘭香閣(らんこうかく)は1864年(元治元年)に再建されたもので、高さは5m62cmもあります。
美しく華やかで、歴史の重みも感じることができる日野祭に、ぜひ親子ででかけてみてはいかがでしょうか?
とりっぷノート♪桟敷窓の風景にも注目!
「日野祭」当日には、「馬見岡綿向神社」の参道沿いにある民家の塀に設けられている桟敷窓(さじきまど)の風景にも注目してみてください。普段は閉めている窓を開け、前栽(ぜんさい)とよばれる前庭に桟敷を組み、緋毛氈(ひもうせん)や御簾(みす)をかけて華やかに演出しています。 (いこーよとりっぷライター・木村恭子)
記事を書いた人
木村恭子(Clay)
小鳥と暮らす編集・ライター。1960年代のイギリスの音楽と、白米や小麦など炭水化物が大好物。休日は昼過ぎから酔っ払って陽気に過ごしがち。
イベント基本情報
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イベント名 | 日野祭(2024年) |
ふりがな | ひのまつり |
主催者名 | 馬見岡綿向神社 |
開催期間 | 2024年5月2日 〜 2024年5月3日 |
開催時間 | 2024年5月2日(木)は18:00〜21:30頃、3日(金・祝)は8:00〜20:00 |
開催スポット | 馬見岡綿向神社 |
住所 | 滋賀県蒲生郡日野町村井705 |
電話番号 | 0748-52-6577 電話窓口は「日野観光協会」です |
料金 | 無料 |
アクセス | 【電車】JR琵琶湖線「近江八幡駅」または近江鉄道「日野駅」からバス「北畑口行き」に乗車、バス停「向町」下車後、徒歩すぐ |
公式URL | 公式URLはこちら |