住吉社の創立記念日を祝う祭典で<br/>伝統ある舞楽と卯の花を満喫
2023年5月9日

住吉社の創立記念日を祝う祭典で
伝統ある舞楽と卯の花を満喫

住吉大社 卯之葉神事(2023)
すみよしたいしゃうのはしんじ
体験する
歴史・文化を感じる
大阪府大阪市

大阪府大阪市住吉区にある「住吉大社」で、2023年5月9日(火)に、「卯之葉神事」が行われます。

「卯之葉神事」は、住吉大社の創立記念日を祝う祭典で、5月最初の「卯の日」(うのひ)に行われます。

祭典の様子や見どころのほか、住吉大社についても詳しくご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「住吉大社」とは?

「卯之葉神事」が行われる石舞台(いしぶたい)は、池に架けられた石造桁橋の上に設けられています
「卯之葉神事」が行われる石舞台(いしぶたい)は、池に架けられた石造桁橋の上に設けられています

「住吉大社」は、全国の住吉神社約2,300社余の総本社であり、日本を代表する神社のひとつです。

地元・大阪では、親しみを込めて“すみよっさん”と呼ばれており、正月三が日には、毎年200万人もの参拝客が訪れます。

「卯之葉神事」とは?

毎年、優雅な舞楽を見ようと多くの人が訪れます
毎年、優雅な舞楽を見ようと多くの人が訪れます

「卯之葉神事」は、住吉大社が創建された日を祝う祭典で、毎年5月最初の「卯の日(※)」に執り行われます。

住吉大社の御祭神である「住吉大神」(すみよしおおかみ)がこの地に鎮座したのは、西暦211年(神功皇后摂政11年)の「卯の年」の「卯の月」の「卯の日」と伝えられています。そのことから、卯の花は古来より“住吉大社ゆかりの花”として大切にされてきました。

例年、13時から「第一本宮」と「五所御前」(ごしょごぜん)で、卯の花を飾り付けた装束をまとった神職によって、卯の葉を使った玉串を捧げる祭典が行われます。

その後、14時頃からは石舞台にて、雅楽(ががく)の楽曲を伴奏に行われる舞楽(ぶがく)が奉納されます。

※十二支の4番目である「卯」にあたる日で、12日に一度巡ってくる日のこと

「卯の花苑」にも注目!

「卯の花苑」は、「住吉武道館」の目の前にあります
「卯の花苑」は、「住吉武道館」の目の前にあります

また、住吉大社の境内にある「卯の花苑」は、大阪市内に残る数少ない卯の花の名所として有名です。苑内では、13品種500株の白や淡紅、紫紅色の美しい花が咲き誇ります。

例年、卯の花が見頃を迎える5月初旬から5月末まで一般公開を実施しています。「卯之葉神事」とあわせて立ち寄ってみましょう。

■2023年「卯の花苑」一般公開
公開期間:2023年5月1日(月)〜31日(水)
開園時間:10:00〜16:00
料金:入園無料

2023年の「卯之葉神事」の開催日をチェック!

「五所御前」の様子
「五所御前」の様子

2023年の「卯之葉神事」は、5月9日(火)に開催されます。

華やかな装束と美しい音楽、そして気品あふれる舞を観ることができる貴重な機会です。厳粛な神事で日本古来の伝統文化に接してみてください。

とりっぷノート♪住吉大社を代表する特別なまつりをチェック

「卯之葉神事」のほかにも、穀物の豊かな実りを祈願する「御田植神事」(おたうえしんじ/毎年6月14日)や、大阪三大祭りのひとつ「住吉祭」(毎年7月30日~8月1日)など、年間を通じてさまざまな行事が執り行われています。ぜひ訪れてみましょう。(いこーよとりっぷライター・飯田佐智)

記事を書いた人

飯田佐智(Clay)

小学生の娘と金魚2匹と暮らすママライター。旅行、おでかけ、グルメを中心に執筆。趣味はインスタで美味しそうなレシピ(おつまみ♪)を見つけて作ること。海外ドラマが大好きで今まで観た作品は数知れず。

イベント基本情報

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
イベント名住吉大社 卯之葉神事(2023)
ふりがなすみよしたいしゃうのはしんじ
主催者名住吉大社
開催期間2023年5月9日
開催時間13:00〜14:00頃
開催スポット住吉大社(第一本宮/五所御前/石舞台)
住所大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89
電話番号06-6672-0753
料金観覧無料
アクセス【車】阪神高速堺線・玉出ICから約5分
【電車】南海電鉄南海本線「住吉大社駅」から徒歩すぐ/阪堺電車「住吉鳥居前駅」から徒歩すぐ
駐車場駐車場あり
公式URL公式URLはこちら
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公開日2023年04月25日/更新日2024年02月29日