府中市で「あじさいまつり」開催　
おすすめスポット＆イベントも紹介

東京都府中市の「府中市郷土の森博物館」では、2024年6月1日（土）～7月7日（日）の期間、色鮮やかなあじさいを観賞できる「郷土の森 あじさいまつり」が開催されます。

祭りの開催期間中は、あじさいにちなんだ小物作り体験や、郷土芸能の和太鼓演奏会など、イベントが目白押し！

府中市の梅雨を彩る「郷土の森 あじさいまつり」の見どころをご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「府中市郷土の森博物館」ってこんなところ！

府中市の歴史と文化について体験しながら学べます

「府中市郷土の森博物館」は、約14万平方メートルを誇る広大な敷地内で、府中市の自然や地形、風土の特徴を表現した博物館です。

敷地内には、かつて市内にあった江戸時代から昭和初期の商家などを移築・復元した建物8棟が配置されており、その歴史にふれることができます。

森全体を博物館としているので、豊かな緑に囲まれているのも魅力。自然観察を楽しんだり、親子で敷地内をお散歩したりと、さまざまな楽しみ方ができます。

ほかにも、プラネタリウムや、冬季や悪天候時以外はいつでも利用できる「水遊びの池」など、子供連れにおすすめの施設も充実しています。

※郷土の森博物館は改修工事のため2024年7月19日（金）まで休館しています。

色とりどりのあじさいが咲き誇る「郷土の森 あじさいまつり」

敷地内を散策しながらあじさいを眺めましょう

「郷土の森 あじさいまつり」は、毎年5月下旬～7月上旬のあじさいの見頃にあわせて行われます。

園内各所に約1万株ものあじさいが花開き、蔵造りの商家や水車小屋などの歴史を感じる建物とともに風情あふれる風景を作り出します。

さまざまな色の花が咲く「セイヨウアジサイ」や、真っ白や薄ピンクの花びらが特徴の「アナベル」など、多彩な種類のあじさいを観賞できます。

また、土・日曜を中心にイベントも開催され、家族みんなで楽しめる祭りです。

2024年の開催情報

移築・復元された明治時代建築の「旧島田家住宅」

2024年の「郷土の森 あじさいまつり」は、6月1日（土）〜7月7日（日）に開催されます。

例年通り、今年もさまざまなイベントが開催予定！　親子におすすめの催しをピックアップしてご紹介します。

武蔵国府太鼓

武蔵野を疾駆する駒の躍動を描いた「府中勇み駒」などの曲目が披露されます

武蔵国（むさしのくに）の中心地として栄えてきた府中市は、昔から太鼓と深い関わりを持ち、その伝統を受け継いできました。

「武蔵国府太鼓」は、歴史と伝統に培われた府中市に新しい郷土芸能を作りたいという願いから1982年（昭和57年）に創作され、府中市の歴史・風土を表現した曲目で構成されています。

敷地内中央部に立つ「旧郵便取扱所」前で、「武蔵国府太鼓」の演奏が披露されます。

あじさい工房

自由にデザインできるトートバッグづくりが人気！

押し花など、あじさいにちなんだ飾りや小物づくり体験にチャレンジ！　親子で一緒に世界にひとつだけのオリジナルグッズを作りましょう。

アジサイ展

色とりどりのあじさいを観察してみましょう

祭り期間中は、約100品種の鉢植えあじさいを展示する「アジサイ展」も開催されています。開花の時期は種類によって異なるので、その時の花々を楽しみましょう。お気に入りの品種を見つけてみてくださいね。

涼やかなあじさいを観賞できるほか、さまざまなイベントが開催され、府中市の郷土についても知ることができる「郷土の森 あじさいまつり」。ぜひ親子で足を運んでみましょう。

とりっぷノート♪ おすすめのあじさいスポットは？

開放感あふれる「アナベルの丘」

施設内各所にあじさいが咲いていますが、特に美しい風景が楽しめるスポットも用意されています。

おすすめは、ゆるやかな丘の上にあじさいが広がる「アナベルの丘」と、敷地内西側にある「アジサイの小径」です。

「アナベルの丘」では、白とピンクに色づいたあじさいが数多く咲いており、写真撮影にもぴったり！　「アジサイの小径」は、細い道の両脇にあじさいが咲いており、散歩をしながら眺めることができますよ。（いこーよとりっぷライター：杞山穂花）

記事を書いた人

杞山穂花（Clay）

編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです！