五穀豊穣を願う砺波市のお祭り
夜高行燈の突き合わせは必見!
富山県砺波(となみ)市では、2023年6月9日(金)と10日(土)の2日間にわたって、大正時代から続くお祭り「となみ夜高まつり」が開催されます。
五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祝って行われる田祭りで、豪華絢爛な夜高行燈(あんどん)が市街地を練り歩きます。
エネルギーあふれる「となみ夜高まつり」の見どころや開催情報をご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
「となみ夜高まつり」とは?
「となみ夜高まつり」は、毎年6月第2金・土曜に行われるお祭りです。会場は、JR「砺波駅」から徒歩5分の場所にある「本町交差点」付近一帯です。
和紙と竹でできた、鮮やかな赤色をまとった大小約20基の夜高行燈が主役となり、砺波のまちを盛り上げます。
初日は「行燈コンクール」、2日目は「突き合わせ」が行われ、日によって祭りの雰囲気が異なるのも特徴です。
【見どころ1】美しさを競い合う「行燈コンクール」
祭り初日に行われる「行燈コンクール」は、まちなかを練り歩く夜高行燈の出来栄えを競い合う催しです。
夜高行燈はすべて地元住民による手作りで、仏閣や歴史に基づいた伝統的なモチーフから、その年に流行したものを取り入れたデザインまで個性的な飾りがそろいます。
コンクールの審査が終わると、大行灯が一カ所に勢ぞろい! 華やかで迫力満点の光景です。
【見どころ2】激しいぶつかり合い!「突き合わせ」

2日目は、はじめに夜高行燈の引き回しが行われたあと、祭りのクライマックスとなる「突き合わせ」が開催されます。
向かい合った2基の夜高行燈が十数mほど離れ、裁許(さいきょ/両町内の責任者)の合図とともに試合開始! お互いが全速力でぶつかり合い、激しい押し合いが始まります。
夜高行燈の土台や飾りとなる吊り物は壊れていき、相手の動きを止めたり、押し出したりすることで勝敗が決まります。
「ヨイヤサー!ヨイヤサー!」というかけ声が響き渡るなか、観客たちの応援の声も重なり、祭りは最大の盛り上がりを迎えます。
のんびりと祭りを楽しみたい親子は初日、激しい突き合わせを楽しみたい親子は2日目に参加するなど、状況にあわせて参加できます。
2023年の開催情報
2023年の「となみ夜高まつり」は、6月9日(金)と10日(土)に行われます。今年は、大行燈16基、小行燈2基が登場します。
「夜高行燈コンクール」は9日の19時45分から、「突き合わせ」は10日の20時40分から行われます。会場は、どちらも例年通り「本町交差点」付近です。
夜高行燈の持つ美しさを存分に感じることができる初日、大迫力の光景を間近で見られる2日目と、それぞれの魅力を家族みんなで満喫してください!
とりっぷノート♪祭りの陰の立役者「お囃子」
極彩色の美しい夜高行燈が練り歩くなか、行燈の引き手を鼓舞するために打ち鳴らす勇壮な夜高太鼓や笛などの「お囃子(はやし)」が祭りのムードをさらに高めます。
地元住民により演奏されるお囃子に合わせて歌う伝統的な「夜高節」の歌詞を事前に覚えておけば、よりいっそう祭りを楽しむことができますよ。(いこーよとりっぷライター:杞山穂花)
記事を書いた人
杞山穂花(Clay)
編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです!
イベント基本情報
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イベント名 | となみ夜高まつり(2023) |
ふりがな | となみよたかまつり |
主催者名 | 砺波夜高振興会 |
開催期間 | 2023年6月9日 〜 2023年6月10日 |
開催時間 | 9日は19:45~/10日は20:40~ |
開催スポット | 砺波市街地(本町交差点付近) |
住所 | 富山県砺波市本町周辺 |
電話番号 | 0763-33-2109 ※電話窓口は「砺波夜高振興会事務局(砺波商工会議所内)」です |
料金 | 無料 |
アクセス | 【車】北陸自動車道・砺波ICから約5分 【電車】JR城端線「砺波駅」から徒歩すぐ |
駐車場 | 駐車場あり |
公式URL | 公式URLはこちら |