青梅市の「武蔵御獄神社」で
荘厳な太々神楽と雅楽の一般公開
東京都青梅市の「武蔵御獄神社」では、2024年6月16日(日)と10月13日(日)に、太々神楽と雅楽が一般公開されます。
東京都の無形民俗文化財にも指定されている、伝統的な江戸時代の文化や芸能を親子で体感できます。
「武蔵御獄神社」の太々神楽と雅楽の見どころをご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
「武蔵御獄神社」ってこんなところ
東京都青梅市にある「武蔵御嶽神社」は、標高929mの御岳山(みたけやま)山頂にあり、盗難除け・魔除け、豊作の神として信仰されています。
御岳山は狼が守り神とされており、本殿には、ニホンオオカミをかたどった狛犬が置かれています。
修験の聖地として、また、関東平野の農業を守る神山として知られる場所に建つ「武蔵御嶽神社」では、伝統あるさまざまな祭礼が一年を通して行われています。
そのなかのひとつ「太々神楽と雅楽の一般公開」についてご紹介します。
「武蔵御獄神社」の太々神楽と雅楽とは?
「武蔵御獄神社」の太々神楽は、江戸時代の1749年(寛延2年)と1780年(安永9年)の2回に渡り伝承されたといわれています。
格式の高い参拝方法とされており、神様を拝礼する「拝み込み」という所作が行われているのも特徴です。伝統的な古典音楽、雅楽もあわせて楽しめます。
曲目は2種類あり、お面を付けていない「素面神楽(すめんかぐら)」と、お面を付ける「面神楽(めんかぐら)」があり、どちらも神前に向かって舞います。
お面を付けない 「素面神楽」
12座の演目が基本とされている「素面神楽」。
現在は、「奉幣」(ほうへい)、「大散供」(だいさご)、「剪太刀」(きりたち)の3座が残っています。
お面を付ける「面神楽」
現在、13座の演目が伝承されている「面神楽」。
「大蛇退治」(おろちたいじ)、「千箭(ちのり)」ちのり)、「三神和合」(さんじんわごう)、「鍛冶」(かじ)など、日本の神話をモチーフとした劇仕立ての演目で、子供も楽しめます。
2024年の開催情報
太々神楽と雅楽は、本来、神様に奉納されるものですが、例年6月と10月の第3日曜の年に2回、特別に見ることができます。2024年の「武蔵御獄神社 太々神楽と雅楽の一般公開」は、6月16日(日)と10月13日(日)に開演されます。
事前予約(人数制限なし)が必要なので、訪れる際は社務所まで電話で問い合わせください。
厳かな雰囲気のなかで行われる「武蔵御獄神社 太々神楽と雅楽の一般公開」。年に2回の貴重な体験を、親子そろって体験してみてくださいね。
また6~11月の第4日曜には、「夜神楽」も行われています。こちらもチェックしてみてください。
とりっぷノート♪武蔵御嶽神社までのアクセスをチェック!
「武蔵御嶽神社」へは、御岳登山鉄道ケーブルカーの利用が必須です。車の場合は、ケーブルカー「滝本駅」付近に136台停められる駐車場(平日1時間350円、土日・特定日1時間450円、平日1日最大1,500円、土日・特定日1日最大2,000円 ※特定日:年末年始、GW、お盆)に車を停めてから、ケーブルカーで移動しましょう。(いこーよとりっぷライター:西絵美)
記事を書いた人
西絵美(Clay)
大阪の編集プロダクション「Clay」所属の編集・ライター。野球大好きの息子とオタク気質な娘、ツンデレのモモンガちゃんと、にぎやかな日々を過ごしています。お酒やドライブ、ハンドメイド、御朱印巡り…など多趣味でじっとできない私が感じた、リアルな“楽しい”を届けられたらと思っています。
イベント基本情報
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イベント名 | 武蔵御獄神社 太々神楽と雅楽の一般公開(2024年) |
ふりがな | むさしみたけじんじゃだいだいかぐらとががくのいっぱんこうかい |
主催者名 | 武蔵御獄神社 |
開催期間 | 2024年6月16日、10月13日 |
開催時間 | 11:00~ |
開催スポット | 武蔵御獄神社 神楽殿 |
住所 | 東京都青梅市御岳山176 |
電話番号 | 0428-78-8500 ※電話窓口は「武蔵御獄神社(社務所)」です |
料金 | 無料 |
アクセス | 【電車】JR青梅線「御嶽駅」から西東京バス、または多摩バスに乗車、バス停「ケーブルカー下」で下車後、御岳登山鉄道ケーブルカーに乗車、「御岳山駅」下車後、徒歩で約25分 |
駐車場 | 駐車場なし |
備考 | 【駐車場情報】周辺にコインパーキングあり |
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