東北最大の低地湖沼を彩る蓮の絶景
小型遊覧船で夏の絶景を観賞
宮城県栗原市と登米市(とめし)にまたがる東北最大の低地湖沼「伊豆沼」「内沼」で、2024年7月20日(土)~8月25日(日)の期間、「伊豆沼・内沼はすまつり」が開催されます。
湖面一面に咲き誇る蓮(はす)の花が楽しめる「伊豆沼・内沼はすまつり」をご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
「伊豆沼」「内沼」に咲く蓮のヒストリー
宮城県の内陸北部、栗原市と登米市にまたがる場所にある「伊豆沼」と「内沼」。東北地方最大級の面積を誇りますが、水深が浅いのが特徴です。野鳥や渡り鳥を観察できる場所としても知られています。
「伊豆沼」と「内沼」では、夏になると湖面一面に美しい蓮の花を見ることができますが、その歴史は1960年代までさかのぼります。
それまではジュンサイやヒツジグサが沼を広く覆っていましたが、1970年前後から、沼の干拓や富栄養化によって蓮が急激に増え、水面を覆いつくすようになりました。洪水によって何度か全滅してしまったこともありましたが、ダムの建設などのおかげで近年では安定的に蓮の花が見られる湖沼になりました。
湖面を埋め尽くす蓮を船旅で堪能!
「伊豆沼」と「内沼」では、夏になると湖面一面がピンクと緑の蓮で覆われ、まるで色とりどりの絨毯が敷き詰められたようになります。
まつり期間中は小型遊覧船に乗り、目の前に広がる蓮の花を間近で見ることができます。蓮は早朝に咲き、昼には閉じる習性を持っています。そのため、美しい花を見られるのは午前中! 清々しい風とともに、蓮の花に囲まれた船旅を楽しんでくださいね。
なお、「内沼」の築館会場では、開催期間中の土・日・祝日および8月14日(水)~16日(金)のお盆期間のみ遊覧船が運行されますので、ご注意ください。
「伊豆沼」、「内沼」の蓮は訪れる人たちに美しい風景と感動を与えてくれます。家族と一緒に、この夏は湖沼の自然美を堪能しませんか?
記事を書いた人
大縄典子
いこーよとりっぷ編集部/転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。
イベント基本情報
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イベント名 | 伊豆沼・内沼はすまつり(2024年) |
ふりがな | いずぬま・うちぬまはすまつり |
開催期間 | 2024年7月20日~8月25日 ※会場ごとに前後する場合があります |
開催スポット | 伊豆沼:若柳会場(宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター付近) 内沼:築館会場(栗原市サンクチュアリセンターつきだて館付近) |
住所 | 宮城県栗原市若柳字上畑岡敷味17番地2 |
電話番号 | 0228-22-1151 栗原市商工観光部田園観光課 |
アクセス | 【車】 東北自動車道・築館ICから車で約15分 【電車】 JR東北新幹線、東北本線「くりこま高原駅」からタクシーで約7分 |
備考 | 若柳会場:栗原市若柳字上畑岡敷味17番地2 付近 築館会場:栗原市築館字横須賀養田20番地1 付近 |
公式URL | 公式URLはこちら |