静岡市で「有東木の盆踊」開催
地域で受け継がれるお盆の伝統行事
静岡県静岡市にある「東雲寺」(とううんじ)で、2024年8月15日(木)に「有東木の盆踊」が開催されます。
祭り開催中は、男踊りと女踊りなど、さまざまな踊りが繰り広げられ、踊りに参加することもできます。
地域で受け継がれる盆の伝統的な祭りについて、楽しみ方をご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、静岡市文化財課へお問い合わせください
【静岡】お盆期間中のイベント厳選!親子で行きたいおすすめ&注目10選
「有東木の盆踊」とは?
「有東木の盆踊」は、毎年8月のお盆に、静岡県静岡市にある「東雲寺」で行われる祭りです。
盆に先祖を迎えて、ともに踊りあかし、最後に先祖を送り出す風習で、飾り灯籠(とうろう)を頭上にかざした踊り手が、踊りの輪の中に繰り込んで踊る点などが特徴です。2022年に「有東木の盆踊」を含む「風流踊」(ふりゅうおどり)がユネスコ無形文化遺産に登録されました。
どんな踊りがある?
踊りは、男踊り10演目、女踊り13演目で構成されており、伴奏は太鼓のみ。踊り手が、ササラやコキリコといった伝統的な楽器や、扇などを使いながら、歌い踊ります。
最後の演目は男踊りの「なぎなた踊り」で、この踊りだけは、二列で向き合って踊ります。
2024年の開催情報
2024年の「有東木の盆踊」は、8月15日(木)に開催されます。
祭りは飛び込みでも参加ができます。ぜひ周囲の参加者の踊りを真似して、親子で楽しんでみましょう。
なお、当日の天候によっては、延期する場合があります。注意のうえおでかけください。
とりっぷノート♪送り火の幻想的な風景も
盆に帰ってきた先祖を送り出すという意味を込めて、盆踊の終盤には、ササラやコキリコに付けた紙房が燃やされます。どこか寂し気で幻想的な雰囲気に浸ってみてはいかがでしょうか。(いこーよとりっぷライター・笹間聖子)
記事を書いた人
笹間聖子
大阪在住のフリーライター、時々編集者。書籍・雑誌・WEB・PRツールに携わっています。メインジャンルは、幼児教育、ホテル、医療、発酵、人の生き方・働き方。累計10,000人に取材した経験から、専門用語が頻発する事柄を、分かりやすい文章にまとめるのが得意に。また、誰かの「普通」に面白さを見出し、その魅力を伝えるのが好きです。
イベント基本情報
| |
---|---|
イベント名 | 有東木の盆踊(2024年) |
ふりがな | うとうぎのぼんおどり |
主催者名 | 有東木芸能保存会 |
開催期間 | 2024年8月15日 |
開催時間 | 18:30~23:00 |
開催スポット | 東雲寺 |
住所 | 静岡県静岡市葵区有東木776 |
電話番号 | 054-221-1066 ※電話窓口は「静岡市観光交流文化局文化財課 文化財保護係」です |
料金 | 無料 |
アクセス | 【電車】JR東海道新幹線・東海道本線「静岡駅」から静鉄バス「しずてつジャストライン」(安倍線有東木行き)に乗車、バス停「有東木」下車後、徒歩すぐ |
駐車場 | 駐車場なし |