2024年は陰祭 北区王子神社槍祭
稀少な民俗芸能など開催情報
※2024年は陰祭となり、「本社神輿渡御宮出し」は行われません
※2024年の例大祭は以下の内容で行われます
8月2日(金)宵宮
8月3日(土)大祭式
8月4日(日)神賑行事
・王子本町一丁目町会「貉」太鼓奉納 16時~ 境内仮設舞台にて(雨天時中止)
・王子神社田楽舞奉納 16:40~ 境内仮設舞台にて(雨天時社殿)
※本記事は2023年の情報が含まれます
東京都北区にある「王子(おうじ)神社」では、2023年8月5日(土)と6日(日)に「王子神社槍祭」が開催されます。
期間中は、神輿(みこし)や田楽舞(でんがくまい)が登場して祭りを盛り上げます。なお、2023年は本祭&創建700年が重なる特別な年で、神輿の特別巡行なども行われます。
昔から愛される、「王子神社槍祭」の見どころをご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください。
「王子神社槍祭」とは?
「王子神社槍祭」は、毎年8月初旬に行われる、「王子神社」の例大祭です。祭礼に際し「御槍」(おやり)という古伝のお守りが出ることから、「槍祭」とよばれています。
槍は開運除災・満願成就のお守りとして、祭り期間中に社務所にて授かれます。
本祭と陰祭が年ごとに交互に行われ、本祭の年には多くの神輿が神社や町内を巡行します。
2023年の開催情報!今年は本祭&神社創建700年の記念年
2023年の「王子神社槍祭」は、8月5日(土)と6日(日)に開催されます。
本祭にあたる今年は、8月5日(土)の8時から「本社神輿渡御宮出し」(ほんやしろみこしとぎょみやだし)が行われます。
創建700年を記念した、神輿の特別巡行
神輿が続々と鳥居をくぐり、市街地に飛び出していくさまは圧巻です。
さらに例年の本祭では、渡御は1日のみ、限られたルートを巡行しますが、2023年は本祭と創建700年を記念して、渡御が2日間に拡大。全町会を巡行します。
神輿が大集合する、「本社神輿渡御宮入り」は8月6日(日)の18時から。こちらも創建700年を記念して、盛大に行なわれる予定です。
非常に貴重なもので、以後の宮入りはいつ行われるか未定だそうなので、どうぞお見逃しなく。
古来より伝わる「田楽舞」にも注目
「田楽舞」は平安時代中期に成立したといわれる、歌や踊りからなる日本の伝統芸能のこと。鎌倉・室町時代に大流行したとされ、現在、舞を見られるのは全国でも一部の地域のみ。
王子神社の田楽舞は、“日本三大田楽”のひとつといわれており、1987年(昭和62年)に北区無形文化財に指定されました。
ぜひ親子で観賞してみてくださいね。
開催期間:2024年8月4日(日)
開催時間:16:40~
会場:王子神社境内
料金:観覧無料
にぎやかな神輿や田楽舞を眺めにおでかけしてみてはいかがでしょうか。
とりっぷノート♪「大銀杏」に注目!
王子神社の境内には、樹齢600年とも伝えられる大銀杏(おおいちょう)があり、東京都の天然記念物に指定されています。
昔は、同じような木がたくさん自生していましたが、そのほとんどは第二次世界大戦の戦火で焼けてしまったそうです。
この大銀杏は、戦災を生き抜いた貴重な大木。訪れた際はぜひ見上げてみてはいかがでしょうか。(いこーよとりっぷライター・笹間聖子)
記事を書いた人
笹間聖子
大阪在住のフリーライター、時々編集者。書籍・雑誌・WEB・PRツールに携わっています。メインジャンルは、幼児教育、ホテル、医療、発酵、人の生き方・働き方。累計10,000人に取材した経験から、専門用語が頻発する事柄を、分かりやすい文章にまとめるのが得意に。また、誰かの「普通」に面白さを見出し、その魅力を伝えるのが好きです。
イベント基本情報
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イベント名 | 王子神社槍祭(2024年) |
ふりがな | おうじじんじゃやりまつり |
主催者名 | 王子神社 |
開催期間 | 2024年8月2日 〜 2024年8月4日 |
開催時間 | 催しによって異なる |
開催スポット | 王子神社境内、および周辺地域 |
住所 | 東京都北区王子本町1-1-12 |
電話番号 | 03-3907-7808 ※電話窓口は「王子神社」です |
料金 | 無料 |
アクセス | 【電車】JR京浜東北線「王子」駅から徒歩で約3分/東京メトロ南北線「王子駅」3番出口から徒歩で約3分/都電荒川線「王子駅前」から徒歩で約5分 |
駐車場 | 駐車場なし |
公式URL | 公式URLはこちら |