4年ぶり「みなと八朔まつり」開催
2023年開催情報&見どころを紹介
茨城県ひたちなか市にある「那珂湊天満宮」(なかみなとてんまんぐう)では、2023年8月26日(土)と27日(日)の2日間、「みなと八朔まつり」が4年ぶりに開催されます。
那珂湊天満宮の夏祭りとして古くから行われている祭りで、神輿(みこし)を担いで海に飛び込む「お浜入り」が見どころ。
地域で愛される「みなと八朔まつり」の見どころをご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください。
「みなと八朔まつり」とは?
「みなと八朔まつり」は、毎年8月下旬に行われる「那珂湊天満宮」の祭りです。300年以上もの歴史を持つといわれており、その伝統から市の無形民俗文化財に指定されています。
一番の見どころは、なんといっても神輿が海に入る「浜降り」の神事です。
ほかにも、祭礼には「獅子」(しし)と「みろく」の人形踊りが披露され、「風流物」(ふうりゅうもの)と呼ばれる豪華絢爛な屋台が町内を巡行する姿を見ることができます。
「那珂湊天満宮」のいわれをチェック
那珂湊天満宮の由来は、今から700年ほど前に遡(さかのぼ)ります。
平安時代の貴族、学者であり、学問の神様として祀られる菅原道真の神霊が、海から現在の和田町付近に降り立ったことから、「北野山満幅寺泉蔵院」(きたのまんぷくじせんぞういん)が創建されました。
庶民の信仰を集めましたが、水戸藩主である徳川光圀(みつくに)が仏教色を取り払い、新しく御神像(ごじんぞう)を造らせて、「橿原(かしはら)神社」の社守(やしろもり)に奉納したのがはじまりとされています。
2023年の開催情報
2023年の「みなと八朔まつり」は、2023年8月26日(土)と27日(日)の2日間に開催されます。今年は4年ぶりの開催です。
27日(日)の6時から行われる、神輿を担いで威勢よく海に飛び込む「お浜入り」は、子供にも大人気。迫力満点の光景に圧倒されること間違いなしです。
市外から訪れるファンも多い「みなと八朔祭り」。ぜひご家族でお出かけしてみてはいかがでしょうか。
とりっぷノート♪子供屋台に注目!
祭りには、子供たちが力をあわせて引く「子ども屋台」も登場します。
大人が引く屋台と比べると小ぶりなものの、それでも子供にとってはかなり重いはず。一生懸命に引く姿を応援するのも、祭りの醍醐味のひとつかもしれません。(いこーよとりっぷライター・笹間聖子)
記事を書いた人
笹間聖子
大阪在住のフリーライター、時々編集者。書籍・雑誌・WEB・PRツールに携わっています。メインジャンルは、幼児教育、ホテル、医療、発酵、人の生き方・働き方。累計10,000人に取材した経験から、専門用語が頻発する事柄を、分かりやすい文章にまとめるのが得意に。また、誰かの「普通」に面白さを見出し、その魅力を伝えるのが好きです。
イベント基本情報
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イベント名 | みなと八朔まつり(2023) |
ふりがな | みなとはっさくまつり |
主催者名 | みなと八朔まつり実行委員会 |
開催期間 | 2023年8月26日 〜 2023年8月27日 |
開催時間 | 【神幸祭】8月26日(土)17:30~ 【お浜入】8月27日(日)6:00~ 【還幸祭】8月27日(日)18:00~ |
開催スポット | 那珂湊天満宮周辺 |
住所 | 茨城県ひたちなか市湊中央1-2-1 |
電話番号 | 029-273-0111 ※電話窓口は「ひたちなか市観光振興課」です |
料金 | 無料 |
アクセス | 【車】常磐自動車道または、北関東自動車道・ひたちなかICから約20分 【電車】ひたちなか海浜鉄道湊線「那珂湊駅」から徒歩で約10分 |
駐車場 | 駐車場あり |
備考 | 【駐車場情報】駐車台数に限りがあるため、公共交通機関の利用を推奨 |
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