「大宮八幡祭り」が4年ぶりに開催
2023年の開催情報＆見どころ紹介

東京都杉並区の「大宮八幡宮」では、2023年9月15日（金）から18日（月・祝）まで、地域の秋の風物詩である「大宮八幡祭り（秋の大祭）」が開催されます。

2023年は、4年ぶりの開催に加え、神社がこの地に鎮座してから960年を迎えた記念すべき年であることから、例年以上の盛り上がりが期待されています！

今回は、祭りの舞台となる「大宮八幡宮」に「大宮八幡祭り（秋の大祭）」の魅力や見どころを教えていただきました。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「大宮八幡宮」ってどんな神社？

東京の重心に位置することから、“東京のへそ”と呼ばれ、親しまれています

「大宮八幡宮」は、1063年（康平6年）に創建された、1000年近い歴史を持つ古社です。

応神天皇（おうじんてんのう）をご祭神としており、厄除けや安産、学業などにご利益があるといわれています。

自然豊かな境内はおよそ1万5,000坪にもおよび、23区内で3番目に広い敷地を有する神社としても知られています。

境内には、カエルに似た形の大きな石「幸福撫でがえる石」があります。この石は、撫でると幸福になるといわれており、パワースポットとしても人気を集めています。

「大宮八幡祭り（秋の大祭）」とは

神輿の担ぎ手同士がぎゅうぎゅうにひしめき合います

「大宮八幡祭り（秋の大祭）」は毎年9月中旬に行われる「大宮八幡宮」の例大祭です。

祭りの最大の見どころは、氏子地域の神輿が神社本殿前に集まる「神輿合同宮入り」。「わっしょい、わっしょい」というかけ声が響き渡り、境内は熱気に包まれます。

また、「大宮幼稚園」の園児たちによる歌謡踊りも行われ、子供たちのかわいらしい姿を見ることができます。

祭り期間中に見られる、清涼殿では重陽の節句を祝う「菊の被綿（きせわた）飾り」もぜひ。この飾りは、菊の花に赤・白・黄の3色の真綿を被せ、花の香りや露を吸わせる風習です。

2023年の開催情報

夜闇の暗がりのなかを神輿が進む様子はどこか幻想的

2023年の「大宮八幡祭り（秋の大祭）」は、9月15日（金）から18日（月・祝）まで行われます。今年は4年ぶりの開催です！

2023年は、神社がこの地に鎮座してから960年を迎えた記念すべき年。全国8万の神社を包括する神社本庁より献幣使（けんぺいし）がご参向し、特別な神事が厳かに執り行われます。

祭りのハイライトとなる「神輿合同宮入り」は、17日（日）の18時から行われます。今年は、9基の神輿が社殿に揃います。

16日（土）から18日（月・祝）までは、境内になんと約100店もの露店が登場します！　グルメやゲームなど、子供が喜ぶお楽しみが大集合します。

地元住民を中心に、多くの人々が訪れる「大宮八幡祭り（秋の大祭）」。祭り期間中は、さまざまな催しが行われるので、ぜひ親子で参加してみてくださいね。

記事を書いた人

杞山穂花（Clay）

編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです！