伝統芸能「神楽」の世界を体感
東京・銀座で入場無料の企画展

東京都中央区銀座の「壹番館ビルディング」3階にある「ギャラリー桜の木」で、2024年2月3日（土）〜12日（月・祝）の期間、入場無料で楽しめる企画展「面の界 -神楽面が表現するかたち-」が開催されます。

全国各地の郷土芸能である「神楽（かぐら）」の面師4名による初の合同展示会で、宮城県の「南部神楽」、東京都の「里神楽」、島根県の「石見神楽」、宮崎県の「高千穂神楽」が一堂に会し、独特の世界観を間近で体験できます。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

神楽の舞と神楽面の世界が織り成す特別体験

さまざまなかたちと祈りをもって全国各地で伝承されている芸能文化「神楽」。神楽では文化や伝統に根ざした独自の魅力を放つ「神楽面」が欠かせない存在です。

同展では、神楽面師（かぐらめんし）たちがつくり出す造形美と、風土を生かした素材のリアルなかたち・表現の世界に直でふれられます。

また、日本の伝統文化と現代技術の融合も見どころのひとつ。

会場には、世界で活躍するビジュアルデザインスタジオ「WOW」による展示も登場。語らない神楽面の内なるエネルギーを導き出すような、空間全体を使った展示方法「インスタレーション展示」で楽しめます。

厄除けにも！　神楽面を実際に購入できる

神楽面は、舞台芸術のアイテムとしてだけではなく、縁起物や厄除けとしても用いられています。同展では、神楽面を実際に購入することもできますよ。

面師とまわるギャラリーツアーやトークイベントも

展示期間中は、事前申込制で面師とまわるギャラリーツアーや特製グッズ付きのトークイベントが開催されます。

各地で活躍する若き神楽面師たちと直接交流して、作品に込められた思いや熟練した技術を学べる貴重な機会なので、気になる方は詳細をチェックしてみてくださいね。

古くから伝わる神楽の魅力を現代に伝える「面の界 -神楽面が表現するかたち-」。入場無料で楽しめるので、ぜひ足を運んでみてください。

親子で神楽の世界にふれることで、新しい発見や日本の伝統文化の深さを再認識できますよ。

※画像はイメージです

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。