名古屋の春を彩る伝統美！
1万個がゆれる「雛のつるし飾り」

愛知県名古屋市にある「名古屋マリオットアソシアホテル」では、2024年2月3日（土）～3月3日（日）まで、毎年恒例となっている「雛のつるし飾り」の展示が始まりました。

14回目を迎える2024年は、辰年にちなみ「竜」をモチーフにした雛など、約1万個ものつるし雛がロビーを彩ります。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「大治町雛のつるし飾り」とは？

フクロウ（不苦労）

「大治町雛のつるし飾り」は、愛知県大治町文化協会「雅の会」（代表：伊藤加代子さん）総勢50名による手作りの雛飾りです。

初節句を迎える娘が健やかに成長し、良縁に恵まれることを願う江戸時代後期から伝わる伝統工芸品で、段飾りと一緒に吊るして飾られます。

鯛（めでタイ）

60種類以上ある飾りは、フクロウ（不苦労）や、鯛（めでタイ）、猿（厄が去る）などの意味があります。ひとつひとつに込められた願いを知ることで、展示の鑑賞がより一層深まりますよ。

約1万個のつるし雛が織りなす幻想的な世界

名古屋マリオットアソシアホテル　15階　ロビー　雛のつるし飾り

今回の展示では、高さ3.8m、直径5.2mの回廊サイズの枠組みに、約1万個ものつるし雛が飾られます。

「竜」のつるし雛も隠れていますよ

辰年にちなんだ「竜」をモチーフにした雛をはじめ、開運や幸運を象徴する細工物が特別に展示されており、名古屋を本拠地とする「中日ドラゴンズ」へのオマージュも感じられるデザインとなっています。

新たな始まりに思いを馳せて

辰年にちなんだ「竜」の細工物コーナー

2024年は「甲辰（きのえたつ）」“芽吹きの年”とされ、「新しいことを始めて成功する」、「今まで準備してきたことが形になる」という縁起の良い年になると考えられています。

名古屋マリオットアソシアホテルの「雛のつるし飾り」は、そんな新しい始まりや願いが天へと昇る竜のようにいきおいを持って実現することを願い、訪れる人々に幸福と希望をもたらすでしょう。

名古屋マリオットアソシアホテルの壮大な「雛のつるし飾り」を見に、ぜひ、家族で足を運んでみてくださいね。

※掲載している写真・イラストはすべてイメージです。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。