7,000体のひな人形がずらり！
郷土芸能の披露＆大蛇のお神輿も

群馬県沼田市の「利根観光会館」では、2024年2月17日（土）～3月24日（日）の期間、春の人気イベント「第11回老神温泉びっくりひな飾り」が開催されています。

まつりの開催期間中、会場では7,000体ものひな人形が一堂に会する、圧巻の光景が見られます。

家族で楽しめる「第11回老神温泉びっくりひな飾り」の見どころを「老神温泉観光協会」に聞きました。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

ひな祭りとは？

ひなあられや菱餅（ひしもち）などひな祭りならではの食べ物も！

ひな祭りとは、毎年3月3日の「桃の節句（せっく）」に行われる、女の子の健やかな成長と健康を願う年中行事です。

「桃の節句」は、1月7日の七草・5月5日の端午・7月7日の七夕などと並ぶ五節句のひとつです。

「桃の節句」にあわせて、各家庭ではひな人形を飾るのが一般的です。ひな人形とは、平安貴族の姿を模した人形のこと。子供をけがや病気から守り、将来幸せな家庭を築けるようにとの願いを込めて飾られます。

ひな人形は、新郎新婦である内裏（だいり）ひな、二人に仕える官女（かんじょ）、笛や太鼓で宴を盛り上げる五人囃子（ばやし）など、それぞれ役割を持っており、ひな段という段飾りに並べられます。

「老神温泉びっくりひな飾り」とは

所狭しとひな人形が並ぶ光景に感動！

「老神温泉びっくりひな飾り」は毎年2月下旬から3月下旬まで行われています。

会場の「利根観光会館」のロビーや舞台、客席にいたるまで、全国各地から集まったおよそ7,000体のひな人形がずらりと並びます。

最大の見どころは、客席に設けられた特設ひな壇。幅18m×高さ3.8mと、その大きさはまさに“びっくり”！　幅6.7m×高さ3mの15段のひな壇も登場し、お内裏（だいり）様や三人官女、五人ばやしなど、さまざまなひな人形が見られます。

また、例年、会場では沼田市の郷土芸能である「沼須人形芝居」や「沼田祇園（ぎおん）囃子」などの公演が行われます。そのほか、会場周辺の「湯ノ上集会所」では、そば店も特別に営業します。

2024年の開催情報

特設ひな壇は地元中学生の協力のもと設置されたとか

2024年2月17日（土）から3月24日（日）まで、満開の桜と菜の花を楽しめる「第11回老神温泉びっくりひな飾り」が開催されています。

会場では、例年通り約7,000体のひな人形が見られます。それぞれ表情が違うひな人形をじっくり眺めるだけで楽しい時間が過ごせますよ♪

また、「大蛇みこし展示館」では、会場がある老神温泉の開祖といわれ、守り神として信仰されている大蛇の姿を模したお神輿（みこし）や、ユニークなひな人形が展示されています。ぜひこちらもチェックしてください。

県内外から集められたひな人形が、再び人前で可憐な姿を見せる「第11回老神温泉びっくりひな飾り」。ぜひ親子で訪れて、その見事な光景を眺めてみてはいかがでしょうか。

記事を書いた人

杞山穂花（Clay）

編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです！