豊臣秀吉が開いた花見を体験!
京都・醍醐寺で「清瀧権現桜会」
京都にある世界文化遺産、総本山醍醐寺では、2024年3月15日(金)~4月15日(月)まで、豊臣秀吉が開いた伝説の花見を現代に蘇らせる「清瀧権現桜会(さくらえ)」を開催します。期間中は、さまざまな法要や特別拝観イベントが実施されます。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
「豊太閤花見行列」と国宝・三宝院
総本山醍醐寺は、1150年の長い歴史を持ち、平安時代から「花の醍醐」として知られる桜の名所です。特に、慶長3年に豊臣秀吉が700本の桜を植えて開いた壮大な花見の宴は、今日でも多くの人々に語り継がれています。
毎年4月の第2日曜日には「豊太閤花見行列」が開催され、境内は終日活気に満ち溢れます。三宝院にある表書院や庭園は、国宝や重要文化財に指定されており、桃山時代の華やかな雰囲気を今に伝えています。
霊宝館庭園での早朝桜観賞
「清瀧権現桜会」期間中には、特別な拝観プログラムが用意されています。「春の霊宝館庭園 時間外早朝観桜プラン」では、開門前の特別な時間に、霊宝館庭園の中で樹齢180年の大枝垂れ桜を含む壮美な桜を静かに楽しむことができます。
「豊太閤花見行列 特別観覧席」で歴史を体験
また、「豊太閤花見行列 特別観覧席」では、歴史上もっとも有名な「醍醐の花見」を、特設舞台から間近で観覧できます。金堂周りでの装束姿の練り歩きや狂言、雅楽も楽しめますよ。
「大蔵流狂言奉納 特別観覧席」で伝統芸能にふれる
さらに、桜会の結願として、金堂で恵印法要と茂山社中による大蔵流狂言が奉納されます。金堂内では限定20席の観覧席が設けられ、特別な演目を間近で観賞できます。
世界文化遺産である醍醐寺で、豊臣秀吉が始めた華やかな花見を体験できる「清瀧権現桜会」。美しい桜と日本の伝統文化を体感しに、おでかけしてみてはいかがでしょうか。
記事を書いた人
いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
イベント基本情報
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イベント名 | 清瀧権現桜会(さくらえ) |
ふりがな | せいりゅうごんげんさくらえ |
開催期間 | 2024年3月15日 〜 2024年4月15日 |
開催スポット | 総本山醍醐寺 |
住所 | 京都府京都市伏見区醍醐東大路町22 |
電話番号 | 075-571-0002 |
料金 | 拝観料: <3ヶ所共通券>三宝院庭園・霊宝館庭園、仏像棟・伽藍 大人1,500円(中学・高校生1,000円) <三宝院御殿特別拝観> 大人・中高生500円 <霊宝館本館・平成館特別展示> 大人・中高生500円以上の文化財維持寄付金 |
アクセス | 地下鉄東西線「醍醐駅」下車 2番出口より徒歩10分 京阪バス22/22A系統「醍醐寺前」、301系統「醍醐寺」下車すぐ |
備考 | ■期間中の法要 2024年3月15日(金) 桜会開白 大般若転読法要 2024年4月1日(月) 桜会中日 柴燈大護摩法要 2024年4月14日(日) 豊太閤花見行列 2024年4月15日(月) 桜会結願 恵印三昧耶法要・大蔵流狂言奉納 |
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