「大根まつり」で心身の健康を祈念<br/>浅草・待乳山聖天の伝統正月行事
2025年1月7日

「大根まつり」で心身の健康を祈念
浅草・待乳山聖天の伝統正月行事

待乳山聖天 大根まつり(2025年)
まつちやましょうでん だいこんまつり
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東京都台東区

東京都台東区にある「待乳山聖天」では、2025年1月7日(火)に「大根まつり」が行われます。

御本尊にお供えされたありがたい大根を親子で食べて、病気や怪我のない健康な1年を過ごしましょう。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

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「大根まつり」とは?

毎年1月7日に、待乳山聖天で行われている「大根まつり」。御本尊である聖天様に元旦からお供えされていた大根が「ふろふき大根」に調理され、御神酒とともにふるまわれます。

新年のお参りと熱々の大根を目当てに、毎年多くの参拝客でにぎわいます。

大根が描かれた巾着型のお守り(初穂料1,000円)
大根が描かれた巾着型のお守り(初穂料1,000円)

待乳山聖天の境内を見回すと、あちこちに「大根」と「巾着」のシンボルが印されていることがわかります。

これは、祈願することで得られる御利益を表したもので、「大根」は、心身健康、良縁成就、夫婦円満、家庭円満などの功徳を、「巾着」は商売繁盛などを表しています。

大根が描かれた巾着型のお守りを授かることもできますよ。

「大根まつり」の由来・歴史

御本尊の前にたくさんの大根が供えられています
御本尊の前にたくさんの大根が供えられています

大根まつりが始まったのは、1974年(昭和49年)1月7日です。以来、毎年の恒例行事として続いています。

大根は、体内の毒素を中和して消化を助けてくれる働きがあるとされ、その淡白な味わいから多くの人に好まれる食べ物です。そんな特徴から、聖天様の「おはたらき」をあらわすものとして尊ばれるようになりました。

例年、ふろふき大根に調理されてふるまわれます
例年、ふろふき大根に調理されてふるまわれます

聖天様のご供養に、元日から山のように積み上げられた大根が御本尊の前に供えられています。その大根のお下がりをいただくことで、心身の健康を得ることができるといわれています。

2025年の「大根まつり」は?

2025年の「大根まつり」は、例年どおり1月7日(火)に開催されます。法要終了後の11時30分頃、先着2,000人にふろふき大根がふるまわれます。

とりっぷノート!「浅草名所七福神」のひとつ

「待乳山聖天」は、九社寺ある「浅草名所七福神(あさくさなどころしちふくじん)」のひとつでもあります。「大根まつり」とあわせて、浅草九社寺をめぐってみてはいかがでしょうか。(いこーよとりっぷ編集部)

記事を書いた人

宇都宮薫

多摩美術大学卒業。編プロ勤務を経て、フリーランスの編集者・ライターとして活動。雑誌・ウェブメディアなどへの執筆のほか、書籍(ビジネス書・実用書・コミックエッセイ等)の編集・構成を手掛ける。得意ジャンルは生活情報全般、出産育児、健康、おでかけ、グルメなど。趣味は地図を見ること、まち歩き、絵を描くこと♪

イベント基本情報

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
イベント名待乳山聖天 大根まつり(2025年)
ふりがなまつちやましょうでん だいこんまつり
主催者名待乳山聖天
開催期間2025年1月7日
開催時間11:00〜大根がなくなり次第終了
開催スポット待乳山聖天
住所東京都台東区浅草7-4-1
電話番号03-3874-2030
料金入場無料
アクセス【車】首都高速道路・向島ICから約10分
【電車】「浅草駅」から徒歩で約10分
駐車場駐車場あり
備考【交通情報】駐車場は台数が少ないため、公共交通機関の利用を推奨
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公開日2024年11月06日/更新日2024年11月06日