千年以上の歴史をもつ鳥越神社の
「とんど焼き」で無病息災を祈ろう
東京都台東区の「鳥越神社」で、2025年1月8日(水)に「とんど焼き」が行われます。
鳥越神社宮司・鏑木啓麿(かぶらきひろまろ)さんに、鳥越神社の「とんど焼き」についてお話をうかがいました。
本記事では、鳥越神社で行われる「とんど焼き」の特徴や、2025年の開催内容をご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
「とんど焼き」(どんど焼き、左義長)とは?
「とんど焼き」「どんど焼き」とは、しめ縄やお正月飾り、古いお札などを集めてお炊き上げをし、お正月にお迎えした歳神様(としがみさま)と一緒に空へお送りする神事です。
「左義長」(さぎちょう)や「道祖神(どうそじん)祭」「さえのかみ祭り」、「鬼火(おにび)たき」「さいと焼き」「三九郎」など、地域や神社によってさまざまな呼び名があり、鳥越神社では「とんど焼き」と呼んでいます。
お焚き上げの火で焼いたお餅を食べると、一年間健康に過ごせるといわれています。
鳥越神社の「とんど焼き」は子供が主役!
鳥越神社の年始の恒例行事である「とんど焼き」は、毎年1月8日に境内の中央で行われます。
お正月飾りやしめ縄、破魔矢(はまや)などを積み上げ、その前で宮司が祝詞(のりと)を奏上しおはらいを行います。
火打ち石で点火をすると、みるみる大きな炎が上がります。
その周りを子供たちが囲んで「とーんど、とーんど」と言いながら、長い竹の棒で地面をたたきます。
その後、子供たちは、お餅がくくりつけてある別の長い竹に持ち替え、火の上に餅をかざして焼いて食べます。
台東区の公式サイトによると、「とんど」の掛け声は、神様に関係のある尊いものを燃やすことや、火が「どんどん」燃え盛る様子が由来といわれているそうです。
「鳥越神社 とんど焼き」2025年の開催内容
2025年も例年通り1月8日(水)に開催されます。子供と付き添いの大人が参加したあとは、大人だけのグループも参加できます。子供の年齢制限はありませんが、火には十分に気をつけてくださいね。
お焚き上げを希望する場合、受付は1月5日~1月8日当日の午前中までとなっています。
東京都内ではめったに体験できない伝統行事です。ぜひ親子で参加してくださいね。
とりっぷノート★おすすめポイントを紹介
鳥越神社は創建1370年以上の歴史ある古社で、6月に行われる「鳥越神社大祭(鳥越まつり)」も有名です。
子供たちのとんど焼きの掛け声に、元気をもらえそう! 例年、多くの親子が訪れるため、乳児を連れていく場合は抱っこ紐がおすすめですよ。(いこーよとりっぷライター・岡本ハナ)
記事を書いた人
岡本ハナ
1983年フィリピン生まれ。4児(2男2女)の母。 大学在学中に読者モデルとして活動するかたわら、web制作会社でライターアシスタントとして勤務。現在は、映画や音楽などエンタメ情報、子供関連(不妊治療、発達障がい児など)をテーマに各メディアで執筆。料理下手だが、料理人の夫に感化されて料理&食育を勉強中! 多国籍料理が好き。
イベント基本情報
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イベント名 | 鳥越神社 とんど焼き(2025年) |
ふりがな | とりこえじんじゃ とんどやき |
主催者名 | 鳥越神社 |
開催期間 | 2025年1月8日 |
開催時間 | 13:00~14:30頃 ※お焚き上げをする正月飾りなどの受付は1月5日~8日午前中まで |
開催スポット | 鳥越神社 |
住所 | 東京都台東区鳥越2-4-1 |
料金 | 入場無料 |
アクセス | 【電車】都営地下鉄浅草線「蔵前駅」から徒歩で約6分、都営地下鉄大江戸線「新御徒町駅」から徒歩で約8分、JR総武線「浅草橋駅」から徒歩で約8分 |
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