約1kmの桜並木が歩行者天国に
桜のまち・日立市の春の風物詩

茨城県日立市は、県内でも指折りの桜の名所。毎年4月には市内の3つの会場を舞台に「日立さくらまつり」が行われます。約１キロにわたる桜のトンネルや、市街地の風景との競演、夜桜のライトアップ、山桜などさまざまな桜を満喫できます。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

メイン会場は「平和通り」！出店やイベントも登場！

過去開催の歩行者天国の様子

「日立さくらまつり」のメインイベント会場は、JR「日立駅」前から国道6号沿いの「平和通り」。

2024年4月6日（土）と7日（日）の2日間は、「平和通り」が歩行者天国になり、花見茶屋や飲食ブースなどが立ち並びます。

団体パフォーマンスなども予定されており、にぎやかな雰囲気で楽しめますよ。

3つの会場でさまざまな桜の魅力に出会える

「日立さくらまつり」は市内3カ所の会場で開催されます。

「平和通り」

幻想的な気分が味わえる「平和通り」のライトアップ

JR常磐線・日立駅からすぐの「平和通り」は日本の「さくら名所100選」のひとつ。約1kmにわたって桜並木が続き、桜の開花状況にあわせて夜桜のライトアップも行われます。ステージイベントや飲食ブースの出店もあり、初めて訪れた人やお祭りらしい雰囲気を味わいたいときはここがおすすめ！　例年はこちらで「日立風流物」も見られます。

「かみね公園」

丘の上に公園や動物園、遊園地がある「かみね公園」は平和通りと同じく日本の「さくら名所100選」のひとつ。25種類1,000本の桜が植えられています。黄緑色の花など珍しい桜もあるので、親子でいろいろ探すのも楽しいですね。

「十王パノラマ公園」

十王ダムを見下ろす高台の公園。山桜を含めた約35種類の桜を見られます。2024年3月29日（金）～4月14日（日）には、他会場とともに桜のライトアップも予定されています。

また、「日立さくらまつり」の期間以外も3月から5月頃まで、長くお花見を楽しめます。

親子におすすめ！「十王パノラマ公園」はゆったり楽しめる穴場

お花見以外の楽しみも満載の「十王パノラマ公園」

3つの会場はそれぞれ魅力がありますが、地元のコミュニティ放送局「FMひたち」の大田和 綾（おおたわ あや）さんが親子向けにおすすめしてくれたのが「十王パノラマ公園」。

阿武隈山系の山々から太平洋まで360度パノラマの眺望が楽しめる「UFO型展望台」や、木製遊具、ローラーすべり台、芝生広場などがあり、開放感をたっぷり味わいながらのびのび遊べます。

「さくらまつりの会場ではマイナーなのですが、展望台からは市内を一望でき、遊具はアスレチック要素があって子供にも大人気。広場ではお弁当を広げてゆっくりお花見ができます。ダムの噴水ショーも楽しいです」（大田和さん）

地元FM局パーソナリティが発信！日立市の「親子向け観光情報」

記事を書いた人

高柳涼子

雑誌編集部出身のフリーランス。ライティングと校閲を中心に、ときどき編集も手がける3児の母です。これまでに関わった分野は、求人、教育、ウェディング、アート、手芸、田舎暮らし、食育、仏教、旅行、料理、子どもなど。仕事を通して新しい世界に触れ、記事や本を読んだ方の役に立つことが何よりの喜びです。