地元FMパーソナリティが発信!
親子向け観光情報【FMひたち編】
全国コミュニティFM局の人気パーソナリティが、「我がまち」の個性や、親子におすすめの体験やスポットを紹介する新シリーズ。
第1回目の今回は、茨城県日立市の「FMひたち」で月曜お昼の放送を担当するパーソナリティ、大田和 綾(おおたわ あや)さんが登場します。
日立市には、動物園や遊園地がある「かみね公園」や、ロングスライダーで人気の「奥日立きららの里」など、大自然のなかで思い切り遊べるスポットがいっぱい。
地元を愛してやまないパーソナリティならではの「知る人ぞ知る」情報も盛り込んで、お届けします!
※2022年取材時の情報です。最新情報は公式サイトなどをご確認ください
大田和 綾さん/「FMひたち」パーソナリティ
おおたわ あやさん:「FMひたち」が開局した2010年から、月曜お昼の生放送「ランチボックス」を担当し、地元のケーブルテレビ局でも地元の情報を伝えるアナウンサーとして活躍。2022年現在、茨城県日立市の「移住コンシェルジュ」としても活動し日立市の魅力を発信。“このまち”のことならお任せのパーソナリティ。
茨城県日立市はオンリーワンな魅力満載のまち!
国内有数の工業都市である茨城県日立市は、農林水産業も盛んで多彩なグルメを楽しめるまち。海も山も近く、レジャーや絶景などさまざまな魅力にあふれています。
地元の人にとっては普通でも、外からみれば「オンリーワン・ナンバーワン」がたくさん。近年は移住先としても注目されています。
「日の出は“日の立ち昇るところ領内一”と水戸光圀(みとみつくに)公が称賛したといわれるほど。ものづくりのまちである日立の企業と、市民が協力して育てた桜も自慢です」(大田和さん)
【遊ぶ】のびのび遊べる広大な「おでかけスポット」が充実!
レジャースポットは、豊かな自然を生かしたアウトドア施設から、天気を気にせず過ごせる大規模な屋内施設まで充実。どんな家族もぴったりのおでかけスポットを見つけられます。
“日本一”や“北関東最大級”など、規模の大きいものが多いのも特徴。開放感いっぱいのレジャーを親子で楽しみましょう。
太平洋を一望!動物園や遊園地がある「かみね公園」
丘の地形を生かした広々とした敷地内に、子供が大好きな施設がギュッとつまった「かみね公園」。動物園や2つの遊園地、1年中泳げるプールなどが揃う総合レジャー施設です。
動物を間近で見られてたくさんふれあえる「かみね動物園」や、小さな子も楽しめる「かみね遊園地」、スリルあるアトラクションが揃う「かみねレジャーランド」を中心に、お風呂&サウナ、音楽記念館、博物館など盛りだくさん。
展望台からは、太平洋から阿武隈(あぶくま)の山並みまで、360度の壮大なパノラマが楽しめます。
大田和さんのおすすめポイント
誰でも楽しく遊べて景色も最高! 園内には無料の「頂上展望台」があり、海・山・日立のまちを望むパノラマの絶景が目の前に。「日本夜景遺産」認定の夜景もきれいです。
ウミガメやウミウもやってくる「伊師浜海水浴場」
茨城県日立市内の海水浴場の中で唯一、「日本の白砂青松100選」と「快水浴場百選」の両方に選ばれている「伊師浜(いしはま)海水浴場」。
日本の海のイメージそのままの海岸風景が目の前に広がります。設備も整った快適なビーチで、海水浴も散歩も楽しめます。
ウミガメやウミウも訪れるスポットとしても知られ、時季によっては、産卵風景やウミウ捕獲場の見学といった貴重な経験も。
大人気の国民宿舎や物産センター、日帰り天然温泉など周辺スポットも充実し、子供から大人までめいっぱい楽しめます。
大田和さんのおすすめポイント
親子で出かけるなら、伊師浜海岸で遊んで「鵜の岬公園」を散歩して、「鵜来来の湯十王」で天然温泉に入るというプランがおすすめ。 リフレッシュできますよ!
ロングスライダーが人気のアウトドア施設「奥日立きららの里」
東京ドーム約10個分という広大な敷地を持つ「奥日立きららの里」。のびのび遊べて宿泊もできる、ファミリー向けのアウトドア・レクリエーション施設です。
一番人気は日本一の長さを誇るすべり台「わくわくスライダー」。全長1,188mを山頂からふもとまでスレッド(そり)に乗ってすべります。遠くの山々や海が視界に入る開放感は日立市ならでは!
ほかにもアスレチック、オートキャンプ場など、大人も子供も楽しめる施設が満載です。宿泊施設はテントから空調・お風呂つきのケビンまで揃い、年齢や好みにあわせて楽しめます。
大田和さんのおすすめポイント
富士山まで見渡せる眺望やさまざまなイベントも魅力。「きらら館」にはカフェもあります。最近人気が高まっているパワースポット、「御岩(おいわ)神社」からも近いですよ。
北関東最大級!屋内型子供の遊び場「Hiタッチらんどハレニコ!」
JR常磐線「日立駅」前の日立SC4階をまるごと使った、北関東最大級の屋内型子供遊び場「Hiタッチらんど・ハレニコ!」。
真夏や真冬、雨の日でも快適に楽しめるので、旅行時の天候不良などで外遊びができなくなった際にも便利です。
「ボーネルンド」がプロデュースした施設内は、遊び方別に4つのゾーンに分かれています。大型の遊具や思い切り走れる乗り物用サーキットなど、おうち遊びにはない魅力がたっぷり!
夢中になって遊ぶ子供たちの笑顔や汗がはじけます。
ワークショップやイベントも定期的に開催され、赤ちゃんから小学校高学年まで、年齢や興味にあうものがきっと見つかります。 利用料金は大人200円、子供100円(90分制)です。
大田和さんのおすすめポイント
地元のママたちからも楽しいという声をたくさん聞く施設。お得な利用料も魅力です。
実験やショーが楽しい!「日立シビックセンター科学館 サクリエ」
「日立駅」近くの文化施設内にあり、2021年に大リニューアルした「日立シビックセンター科学館『サクリエ』」。親子で日立市を訪れたら、ぜひ足を運びたいスポットです。
リニューアルの目玉となった巨大なジャングルジム「ためしてハニカム」などの体験型展示物や、サイエンスショーが見学できる「サイエンススタジオ」などがあり、楽しく遊びながら学べます。
施設内には、美しい星空と壮大な宇宙を体感できるプラネタリウム「天球劇場」も。
その日の星空からCG映像番組、子供が大好きなアニメキャラクターの映像番組まで豊富なプログラムが揃い、家族みんなで楽しめます。
大田和さんのおすすめポイント
地元の小学生にも人気の体験型科学館。サイエンスショーはとても楽しいので必見!
【食べる】海が見える店も!親子におすすめ「カフェ&食事処」
大田和さんおすすめの“日立グルメ”は、海を望むガラス張りのカフェと、市内で水揚げされた新鮮な魚介が味わえる道の駅。日立市ならではの絶景と味覚を存分に楽しみましょう♪
親子で楽しめる「道の駅 日立おさかなセンター」
日立港(茨城港日立港区)のすぐ近くにある直販施設「道の駅 日立おさかなセンター」。
常磐沖の底引き網でとれた近海魚など、地元の漁港で水揚げされた新鮮な魚介がリーズナブルな価格で購入できます。
レストランや食堂などが豊富なのも魅力。お寿司屋さんや、その日に水揚げされた魚でメニューが決まる漁師食堂、いろいろ食べられる大型の海鮮レストランなど、おいしい海鮮の店が並びます。
ほかにもラーメン店や地元のそばチェーン、とんかつ屋さん、スイーツ専門店などが揃い、子供がよろこぶメニューが豊富です。
大田和さんのおすすめポイント
海鮮の買い物はもちろん、あんこう鍋やお寿司など日立らしい食事が楽しめる道の駅です。自分で選んだり調理したりできる「あかつ水産」は、親子で楽しめること間違いなし!
「日立駅」のガラス箱から海を望む「SEA BiRDS CAFE(シーバーズカフェ)」
「日立駅」の駅舎内にある「SEA BiRDS CAFE(シーバーズカフェ)」は、撮影スポットとしても話題のお店。全面ガラス張りの店内は、明るく開放感バツグン!
太平洋の絶景を眺めながら、心地よい時間を過ごせます。
メニューはパンケーキやロコモコなど、リゾート感たっぷり。朝7時からオープンしているので、朝食からディナーまで、さまざまな場面で非日常感が味わえます。
子供用の椅子やキッズスペースなど、親子にうれしい設備も用意。駅周辺のスポットに行くのも便利な立地なので、子供向けの施設とあわせて訪れるのもおすすめです。
大田和さんのおすすめポイント
インスタグラムでも大人気、「日立駅」に入っているおしゃれなガラス張りのカフェ。太平洋を一望する景色は最高です。ふわふわのパンケーキもおいしい!
【イベント・季節行事】「日立風流物」が大迫力!「日立さくらまつり」
茨城県日立市は、県内でも指折りの桜の名所。日本の「さくら名所100選」に2か所が選ばれています。
毎年4月には市内3つの会場を舞台に「日立さくらまつり」が開催されます(2022年は中止)。
「日立駅」からすぐの「平和通り」では、祭りの2日間だけ公開される高さ約15mの山車(だし)「日立風流物(ひたちふうりゅうもの)」や桜並木、ライトアップされた夜桜が楽しめます。
そのほか、太平洋や日立のまちの眺め、珍しい桜を楽しめる「かみね公園」、山桜も楽しめて親子でのんびりできる「十王パノラマ公園」と、それぞれの会場にちがった魅力があり、春を満喫できます。
大田和さんのおすすめポイント
日本の「さくら名所100選」にも選ばれている日立の桜。日立駅舎から続く平和通りの「さくらのトンネル」や、からくり人形芝居が楽しめる山車「日立風流物」が見どころです。
【買う】「お土産」ならコレ!日立市で買えるおすすめスイーツ
日立市におでかけしたら、何を買う?地元の人に人気&お土産にも最適な絶品おやつ2品をご紹介♪ 地域情報に詳しいパーソナリティー、大田和さんならではのセレクトが光ります。
「運平堂」の「大みか饅頭」
1868年(明治元年)創業の老舗「運平堂(うんぺいどう)本店」。選りすぐりの素材できちんと作った和菓子が評判で、地元の人もお茶請けや贈り物、手土産探しに愛用するお店です。
なかでも、日立市のみならず茨城県の名物ともいえるのが「大みか饅頭」です。
北海道十勝産の小豆で作ったこし餡を、米や大和芋の粉で作った生地で包んで蒸し上げた薯蕷饅頭(じょうようまんじゅう)で、70年以上も愛され続ける味。
お米と芋が香る真っ白な皮と、さらりと上品なあんこが相性抜群です。
昔ながらの本物の味は大人にも子供にも好まれ、2万個以上売れる日もあるそうです。
大田和さんのおすすめポイント
真っ白な皮とあんこのバランスが絶妙で、どんな飲み物にも合う「大みか饅頭」。県外の方へのお土産に私が選ぶのはだいたいこれ、というくらいお気に入りです。
「MoLto Buono(モルトボーノ)」の「NAGISAシュークリーム」
「日立駅」から徒歩約10分、「ホテル天地閣」の近くにある洋菓子のお店「MoLto Buono(モルトボーノ)」。オープン時からの看板メニュー「NAGISAシュークリーム」で知られるお店です。
日立の海をイメージして開発された「NAGISAシュークリーム」は、牛乳・卵・バターをたっぷり使った固めの皮の中に、ていねいに炊いたカスタードと生クリームをあわせたクリームがぎっしり!
コクがあるのにしつこくない甘さが絶妙で、500個がすぐに売り切れてしまう日もあるそう。
月替わりのシュークリームやさまざまなケーキ、焼き菓子が豊富に揃い、地元の人に愛される名店です。
大田和さんのおすすめポイント
サクサクの皮と、生クリーム&カスタードクリームのバランスがたまらない! 定番はもちろん、季節限定のシュークリームやほかのケーキ、焼菓子もおいしいですよ。
きれいな海やおいしいグルメ、広々とした施設が楽しい茨城県日立市。子育てしやすさでも評判のまちは親子旅にもぴったりです。さっそく家族の旅プランを練ってみませんか?
■大田和 綾さん担当番組「Lunch box」概要
番組内容:月~金曜のお昼に、「FMひたち」本社スタジオから生放送する2時間の情報番組。各曜日でパーソナリティーの個性あふれるコーナーを中心に、地域情報のほか、市の行政・医療などの情報を発信しています。
大田和さん担当の月曜には、公式テキストブックも発売されているご当地検定「ふるさと日立検定」から毎週1問ずつ出題するクイズコーナーも。日立市の歴史・文化・自然・産業など多分野について学ぶことができ、リスナーには抽選で記念品を進呈しています。
放送曜日・時間:毎週月〜金曜11:30~13:30
放送エリア:茨城県日立市と東海村の一部
※「Listen Radio(リスラジ)」公式サイトやアプリで聴取できます
記事を書いた人
高柳涼子
雑誌編集部出身のフリーランス。ライティングと校閲を中心に、ときどき編集も手がける3児の母です。これまでに関わった分野は、求人、教育、ウェディング、アート、手芸、田舎暮らし、食育、仏教、旅行、料理、子どもなど。仕事を通して新しい世界に触れ、記事や本を読んだ方の役に立つことが何よりの喜びです。
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