日本三大つるし飾りのひとつ
稲取温泉で楽しむひな祭り
静岡県東伊豆町にある「稲取温泉」で、2025年1月20日(月)から3月31日(月)まで、「第28回 雛のつるし飾りまつり」が開催されます。
雛のつるし飾り発祥の地、東伊豆町の「雛のつるし飾りまつり」をご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
東伊豆町「稲取温泉」ってどんなところ?
東伊豆町は、6つの温泉郷を擁する伊豆屈指の湯どころとして有名なまち。温泉郷のひとつ「稲取温泉」は、稲取漁港で水揚げされる新鮮な海の幸も自慢です。
雛のつるし飾りとは?
雛のつるし飾りとは、ひな祭りに飾られるひな人形の雛壇の両脇につるされる、手作りの人形のこと。
人形のモチーフはうさぎや桃、だるまなど実にさまざまな種類があり、手作りの和裁細工の温かみを感じられるものばかりです。
雛のつるし飾りのはじまりと歴史
雛のつるし飾りの風習は江戸時代後期の頃を発端として100年以上続く伝統があります。その当時は、ひな人形は大変高価なものだったので、一部の裕福な家庭でしか飾ることができませんでした。
ですが、一般家庭でも娘の幸せを願う気持ちは一緒。そこで、みんなで自分たちの着物の端切れなどを持ち寄り、小さな人形を作り紐で繋げた雛のつるし飾りが作られ始めたといわれています。
東伊豆町の稲取地区は雛のつるし飾りの発祥の地としても知られています。現在では、各地で行われていますが、福岡県柳川市の「さげもん」、山形県酒田市の「傘福」と並び「日本三大つるし飾り」のひとつといわれています。
町内複数の会場で楽しむ、雛のつるし飾り
「雛のつるし飾りまつり」は、東伊豆町の稲取温泉エリアの複数の会場で開催されます。なかでも、親子で楽しみたいおすすめの会場をご紹介します。
圧巻の6,409個のジャンボつるし飾りは必見!稲取文化公園 雛の館
「雛のつるし飾りまつり」のメイン会場「稲取文化公園 雛の館」では、6,409個ものジャンボつるし飾りと、17段の圧倒的なスケールのジャンボ雛壇が飾られます。
会場内はつるし飾りが幾重にも吊り下げられ華やかな雰囲気を味わえます。
また、「日本三大つるし飾り」の福岡県柳川市の「さげもん」と山形県酒田市の「傘福」も展示されており、各地の伝統文化にも触れられます。
展示段数日本一の雛人形!!素盞鳴(すさのお)神社
「雛のつるし飾りまつり」の期間中、2025年2月15日(土)から3月9日(日)に開催されるのが「素盞鳴神社雛段飾り」。※雨天中止
神社の118段の階段にひな人形と雛のつるし飾りが飾られます。雛人形の展示段数は日本一! 豪華絢爛な展示が楽しめます。
2月からは河津桜も見頃に
ちょうど「雛のつるし飾りまつり」が行われる東伊豆町は、河津桜も見頃になります。河津桜は、2月上旬から3月上旬にかけて咲く早咲きの桜で、河津町では昭和50年に町の木として認定されました。
毎年2月上旬から約1ヶ月間「河津桜まつり」が開催され多くの花見客でにぎわいます。
■第35回 河津桜祭り
開催期間:2025年2月1日(土)~2月28日(金)
料金:無料
アクセス:伊豆急「河津駅」から徒歩5分ほど
お花見をしながらまちを巡って、一足早い春を感じてみてはいかがでしょうか。
記事を書いた人
大縄典子
いこーよとりっぷ編集部/転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。
イベント基本情報
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イベント名 | 第28回 雛のつるし飾りまつり(2025年) |
ふりがな | ひなのつるしかざりまつり |
開催期間 | 2025年1月20日 〜 2025年1月31日 |
開催スポット | 稲取文化公園雛の館、なぶらとと、収穫体験農園ふたつぼり、八幡神社、素盞鳴神社(2025年2月15日~3月9日) |
住所 | 静岡県賀茂郡南伊豆町稲取 |
料金 | 稲取文化公園雛の館 500円 なぶらとと 100円 収穫体験農園ふたつぼり 無料 八幡神社、素盞鳴神社 無料 |
アクセス | 【車】小田原厚木道路・小田原石橋ICから国道135号線経由約2時間 【電車】伊豆急行伊豆稲取駅下車 |