刈谷市を代表する“天下の奇祭”<br/>「万燈祭」開催情報&見どころ
2025年7月26日 〜 2025年7月27日

刈谷市を代表する“天下の奇祭”
「万燈祭」開催情報&見どころ

万燈祭(2025年開催)
まんどまつり
体験する
歴史・文化を感じる
愛知県刈谷市

愛知県刈谷市の中心部にある「秋葉社」周辺では、毎年7月下旬の土・日曜に、「万燈祭」が開催されています。

2025年は7月26日(土) ~27日(日)に開催が決定! 本記事では、“天下の奇祭”とも呼ばれる「万燈祭」の概要や歴史、例年の見どころなどをご紹介します。ぜひ親子で体験してみてください♪

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「万燈祭(2025年開催)」会場周辺の天気

6月15日(日)
雨 のち 晴れ
最高[前日差]28℃[+5]
最低[前日差]20℃[-1]
時間0-66-1212-1818-24
降水確率100603010
6月16日(月)
晴れ のち くもり
最高[前日差]32℃[+4]
最低[前日差]22℃[+2]
時間0-66-1212-1818-24
降水確率10201010

「万燈祭」とは?

「万燈祭」は、毎年7月下旬の土曜と日曜に、愛知県刈谷市の中心部にある「秋葉社」周辺で開催される夏の恒例行事で、“天下の奇祭”とも呼ばれています。

祭りは単なる見世物ではなく、五穀豊穣、火難防除(かなんぼうじょ)・町内安全を祈願する宗教的な意味合いも持っています。

愛知県無形民俗文化財に指定されており、地域の伝統文化を今に伝える貴重な行事として、地元の人々に大切に守り継がれています。

「万燈祭」の歴史

240年以上の歴史を持つ「万燈祭」の起源は、1756年に建立された「秋葉堂」(現在の「秋葉社」)の祭礼にさかのぼります。

古文書の「刈谷町庄屋留帳」によると、1778年の祭礼に笛や太鼓にあわせて万燈が登場したと書かれており、これが現在の「万燈祭」の起源とされています。

また、1852年には、「秋葉社」での雨乞い祈願に万燈が登場し、大きな御利益があったとして語り継がれています。

「万燈祭」という名称は昭和の初期頃から使われるようになりました。

「万燈祭」の見どころは?

「万燈祭」の最大の見どころは、夜の闇に浮かび上がる色鮮やかな万燈の舞です。特に、日が沈んでから万燈に火が灯される瞬間は、祭りの雰囲気が一気に高まり、訪れる人々を魅了します。

また、各町の個性が光る万燈のデザインも注目ポイントのひとつです。

万燈は毎年新作が製作され、各町の個性と創意工夫が詰まった芸術作品ともいわれています。独特な万燈を1人で担ぎ、お囃子(はやし)にあわせて舞う若衆の勇壮な姿もお見逃しなく!

2025年「万燈祭」の開催日&注目ポイント

2025年の「万燈祭」は、7月26日(土) ~27日(日)に開催されます。

例年、初日の新楽では、氏子7町に加え、市内企業や地区も参加し、多くの万燈が市内を練り歩きます。2日目の本楽では、氏子7町の万燈が「秋葉社」の境内で「神前舞」(しんぜんまい)を奉納する様子が見られますよ。

高さ約5m、幅約3m、重さ約60kgにもなる大迫力の万燈が、夕闇のなかで舞い踊る様子は圧巻です。各町の個性あふれる新作の万燈に注目し、祭りを満喫しましょう!

記事を書いた人

大縄典子

いこーよとりっぷ編集部/転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。

イベント基本情報

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
イベント名万燈祭(2025年開催)
ふりがなまんどまつり
開催期間2025年7月26日 〜 2025年7月27日
開催スポット刈谷市中心部(秋葉社周辺)
住所愛知県刈谷市銀座2-101(秋葉社)、など
料金無料
アクセス【電車】名鉄三河線「刈谷市駅」から徒歩で約5分/JR東海道本線・名鉄三河線「刈谷駅」から徒歩で約15分
【バス】公共施設連絡バス「かりまる」に乗車し、バス停「刈谷市役所」下車後、徒歩で約10分
備考【開催情報】荒天中止
公式URL公式URLはこちら
公開日2025年06月10日/更新日2025年06月10日