
平安絵巻が瀬戸の海に蘇る!世界遺産「嚴島神社」の日本三大舟神事「管絃祭」
広島県廿日市(はつかいち)市にある「嚴島(いつくしま)神社」では、毎年旧暦の6月17日に「管絃祭」が開催されます。
世界遺産の嚴島神社と瀬戸内海を舞台に、船上で管絃(かんげん)が奏でられる神事は、まるで優美な平安絵巻のよう。"日本三大舟神事"のひとつにも挙げられる管絃祭の見どころをご紹介します。
※本記事の一部は例年の開催内容をもとに構成しています。最新情報と異なる場合がありますので、おでかけの際は必ず公式サイト等をご確認ください
「管絃祭」とは
瀬戸内海の宮島に鎮座する「嚴島神社」は、飛鳥時代に創建し、1168年(仁安3年)に武士の平清盛(たいらのきよもり)が造営した歴史ある神社です。江戸時代には“日本三景”のひとつとして、現代では世界遺産として知られ、人々の崇敬を集めてきました。
この嚴島神社で例年、旧暦の6月17日に開催されるのが「管絃祭」です。
平安時代の貴族たちが水上で楽しんだ「管絃の遊び」を、平清盛が嚴島神社に移し、神様を慰める神事として執り行うようになったといわれています。
“日本三大舟神事”のひとつ
管絃祭の神事では、和船3隻をつないだ御座船(ござぶね)が用いられます。この御座船が瀬戸内海を渡って神事を行うことから、“日本三大舟神事”のひとつといわれています。
神事が行われるのは、夕方から深夜にかけて。日が暮れるにつれ、ゆっくりと空に上がった満月の光が、御座船を照らします。月明かりの下、御座船で優雅な管絃の音色が奏でられる様子は、まさに平安絵巻のような趣があります。
「管絃祭」の神事の流れ
例年、「嚴島神社」の本殿での発輦祭(はつれんさい)にはじまり、御座船に御鳳輦(ごほうれん)を移して出御します。
御座船は大鳥居前の儀を終えたのち、篝火や提灯に明かりをともして対岸にある「地御前(じごぜん)神社」へ向かいます。その後、宮島にある「長浜神社」・「大元神社」で順次神事を行い、大鳥居をくぐって嚴島神社へと戻ります。
神事のクライマックスは、御座船が大きく3回まわる「船体回し」。参拝者からは大きな拍手が巻き起こります。
詳しい時刻・巡行ルートは年によって異なる場合がありますので、おでかけ前に必ず公式サイトをご確認ください。
「ちょうちん行列」に参加しよう!
管絃祭の夜には、一般の参拝者も「ちょうちん行列」に参加することができます。ちょうちんを手に御座船と一緒に宮島の参道をゆっくりと歩く幻想的な体験は、旅の忘れられない思い出になるはずです。
参加の詳細(集合場所・時間・ちょうちん代等)は、公式サイトをご確認ください。
御座船で管絃を奏でる管絃祭は、平安時代を思わせる雅な神事です。世界遺産に登録される嚴島神社の参拝とあわせて、ぜひ現地を訪れてくださいね。
記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
イベント基本情報
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|---|---|
| イベント名 | 嚴島神社 管絃祭 |
| ふりがな | いつくしまじんじゃ かんげんさい |
| 主催者名 | 嚴島神社 |
| 開催期間 | 旧暦6月17日(新暦7月〜8月ごろ) |
| 開催時間 | 例年夕方〜深夜/最新情報は公式サイトにてご確認ください |
| 開催スポット | 嚴島神社および周辺 |
| 住所 | 広島県廿日市市宮島町1-1 |
| 電話番号 | 0829-44-2020 ※電話窓口は「嚴島神社」です |
| 料金 | 無料 |
| アクセス | 【電車】JR山陽本線「宮島口駅」から徒歩で約5分、「宮島口桟橋」からJR西日本宮島フェリーまたは宮島松大汽船に乗船(約10分)、宮島桟橋下船、徒歩で約12分 ※宮島に訪問する際は船代に加えて「訪問税」1人100円がかかります ※管絃祭当日は宮島松大汽船で臨時便が運航されます(宮島発最終0:00) 【駐車場情報】車で訪れる場合は、宮島口桟橋周辺の有料駐車場を利用し、船で宮島へ |
| 備考 | ※TOP画像:姉妹サイト「いこーよ」 |
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