
大阪・岸和田だんじり祭2025開催!
320年の伝統「やりまわし」を体感
大阪府岸和田市で、2025年9月12日(金)~14日(日)まで、「岸和田だんじり祭」が開催されます。
320年以上の歴史を誇る日本を代表する伝統的な祭事で、だんじりがいきおいよく角を曲がる豪快な「やりまわし」を観覧できます。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトなどをご確認ください
「岸和田だんじり祭」会場周辺の天気

時間 | 0-6 | 6-12 | 12-18 | 18-24 |
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降水確率 | --- | --- | 10 | 30 |

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降水確率 | 10 | 10 | 40 | 50 |
「岸和田だんじり祭」とは?

岸和田だんじり祭は、320年以上の歴史と伝統を誇り、毎年40万人もの人々が世界中から観覧に訪れる日本を代表する祭事です。
元禄16年(1703年)、時の岸和田藩主 岡部長泰公が、京都伏見稲荷を城内三の丸に勧請し、米や麦、豆、あわやひえなどの5つの穀物がたくさん取れるように(五穀豊穣)祈願して行った稲荷祭がその始まりと伝えられています。
祭りの最大の見どころ「やりまわし」

だんじりは「曳き手」「鳴り物」「大工方」「前梃子」「後梃子」、あわせて500~1,000人ほどで曳行します。
重さ4トンにもなる巨大なだんじりをスムーズに動かすために人々が一丸となる姿は、祭りの見どころの一つです。
いきおいよく走りながら、直角にだんじりの向きを変える豪快な「やりまわし」は最大の見どころと言えるでしょう。
地域一致団結の力で受け継がれる伝統

曳行する人々は長期間にわたる練習や準備を通じて絆を強め、曳行にあたっての体力を作り、危険な場面を突破する勇気を鍛えます。そして、全員の呼吸が合って初めて「やりまわし」が成功します。
地域一致団結の力が岸和田祭りを300年間支えており、祭囃子が聞こえれば、祭りに繰り出さずにはいられない岸和田市民の熱い思いによって、親から子へ、子から孫へと受け継がれています。
岸和田型だんじりの特徴
祭りで使われるだんじりは、「下地車(しもだんじり)」または「岸和田型」と呼ばれます。高さ約4m、幅約2.5m、長さ約4.5m、重さ約4トンで、部材のほとんどにケヤキが用いられています。
それぞれの町が所有し、運用は各町の祭礼団体によって行われます。新調にかかる費用はすべて町民の寄付によるもので、岸和田市民の「だんじり愛」あってこその伝統伝承です。
特設観覧席で安心・安全に観覧

今年は「カンカン場」に面する山側(コープ岸和田店駐車場)と海側(カンカンベイサイドモール)の2会場にて、特設ビューイングシート(観覧席)が設置されます。
山側にはより近くで観覧可能なS席を新設し、海側にはソファーVIP席を設置。さらに今年は、家族やグループでの利用にお得な「団体割引チケット」も新たに導入されます。券売開始は6月20日(金)予定です。

320年の歴史が刻まれた岸和田だんじり祭で、息を呑む大迫力の「やりまわし」と熱気溢れる臨場感を、ぜひ体感してみてはいかがでしょうか。
記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
イベント基本情報
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イベント名 | 岸和田だんじり祭 |
ふりがな | きしわだだんじりさい |
開催期間 | 2025年9月12日 〜 2025年9月14日 |
開催スポット | 大阪府岸和田市「カンカン場」ほか |
住所 | 大阪府岸和田市大北町1-3 |
料金 | 「岸和田だんじり祭ビューイングシート」のチケットは2025年6月20日(金)発売予定 |
公式URL | 公式URLはこちら |