
地元グルメや打ち上げ花火も!
丹波篠山が全国に誇る民謡の祭典
兵庫県丹波篠山市で、2025年8月15日(金)・16日(土)に、西日本最大級の民謡の祭典「デカンショ祭」が開催されます。
約70年の歴史を持ち、例年約7万人が訪れる夏の風物詩です。近年はコロナ禍や天候により2日間開催できない年が続きましたが、昨年は6年ぶりに両日開催が実現し、多くの来場者でにぎわいました。
丹波篠山が全国に誇る民謡「デカンショ節」に合わせて踊る「デカンショ祭(2025年)」をご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
「デカンショ祭」とは?

「デカンショ祭」は、兵庫県丹波篠山市で毎年8月15日・16日の2日間にわたり開催される西日本最大級の民謡の祭典です。
江戸時代から歌い継がれている民謡「デカンショ節」に手拍子を合わせて「デカンショ踊り」を踊ります。
日本有数の巨大木造ヤグラを囲んで踊ろう!

デカンショ祭の名物は、何といっても日本有数の巨大木造ヤグラを囲んで行われる「総踊り」。デカンショ節にあわせて踊るこの総踊りは、誰でも飛び込み参加できる親しみやすさが魅力です。
デカンショ節の歴史に触れよう

デカンショ節は約200年の歴史を持つ民謡で、日本遺産や丹波篠山市の無形文化財にも指定されています。
毎年新しい歌詞が付け加えられるのが特徴で、現在では500番以上あるといわれています。
祭りを通じて、この地域に脈々と受け継がれてきた文化に触れるのも面白いですね。
“デカンショ”とは?
「デカンショ節」の“デカンショ”とは、歌の中で繰り返し使われる掛け声のことです。語源には諸説あり、中でも「ドッコイショ」が訛ったという説がよく知られています。
はっきりした意味はなく、リズムに乗せて歌いやすくするための言葉ともいわれています。
2025年の開催内容
2025年の「デカンショ祭」は例年どおり、丹波篠山市北新町の「篠山城跡三の丸広場」周辺で、8月15日(金)と16日(土)に開催されます。
さまざまな催しが予定されているなかから、いくつかピックアップしてご紹介します。
踊り講習会
デカンショ踊りを初めて体験する人も安心して参加できる講習会です。
ヤグラ総踊り
日本有数の巨大木造ヤグラを囲んで、デカンショ節に合わせて踊る祭りのハイライト。誰でも飛び入りで参加できます。
競演会・ジュニア発表会(演舞)
各団体による演舞や、子どもたちの発表が行われます。
古調デカンショ節披露
伝統的な歌い回しで古来の雰囲気を味わえる特別な演奏です。
打上花火
2日間で約1,000発の花火が夜空を彩ります。
あんどんと装飾コンクール(商店街全域)
商店街に並ぶあんどんや装飾が、夜の街を幻想的に演出します。
それぞれの催しを楽しみながら、デカンショ祭の熱気あふれる夜を満喫してくださいね。
地元グルメも見逃せない!
会場には、「屋台村・巨大夜店街」として約180店舗の屋台が立ち並び、丹波篠山名物の味覚を楽しめます。祭りと一緒に地元グルメも味わってみてください。
とりっぷノート♪ 親子で飛び入りOK!総踊りにチャレンジ
「デカンショ祭」の名物・総踊りは、誰でも飛び入り参加OK! 地元の人々に混ざって、ヤグラを囲みながら一緒に踊れるのが大きな魅力です。浴衣姿で手を取り合って踊れば、初対面同士でも自然と笑顔に。
公式サイトで踊り方や歌詞も公開中なので、事前にチェックして行くのもおすすめ。親子で輪に加われば、夏の思い出がひとつ増えるはずです!(いこーよとりっぷ編集部)
記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
イベント基本情報
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|---|---|
| イベント名 | 丹波篠山 デカンショ祭(2025年) |
| ふりがな | たんばささやま でかんしょまつり |
| 開催期間 | 2025年8月15日 〜 2025年8月16日 |
| 開催時間 | 8月15日(金)15:00~21:15 8月16日(土)16:45~21:00 |
| 開催スポット | 篠山城跡三の丸広場周辺 |
| 住所 | 兵庫県丹波篠山市北新町 |
| 電話番号 | 079-552-0758 デカンショ祭 実行委員会の番号です。(平日8:30~17:30) |
| 公式URL | 公式URLはこちら |
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