
最大40台の祭車が鉦と太鼓を打ち鳴らす!ユネスコ無形文化遺産「日本一やかましい祭」石取祭
気になるおでかけ情報を見つけやすく
三重県桑名市の「桑名宗社(春日神社)」で、毎年8月第1日曜を本楽(ほんがく)、その前日の土曜を試楽(しんがく)として「桑名石取祭」が開催されます。
「日本一やかましい祭」として親しまれ、ユネスコ無形文化遺産にも登録されているこの祭りでは、最大40台の祭車が街を練り歩き、盛大に打ち鳴らされる鉦(かね)や太鼓の音が響き渡ります。
「天下の奇祭」とも呼ばれる「桑名石取祭」の歴史と見どころをご紹介します。
※本記事の一部は例年の開催内容をもとに構成しています。最新情報と異なる場合がありますので、おでかけの際は必ず公式サイト等をご確認ください
「桑名石取祭」とは
「桑名石取祭」は、旧城下町・桑名の総鎮守である「桑名宗社」(通称・春日神社)で行われる祭りです。行事の中心は毎年8月第1日曜の「本楽」と、その前日の土曜の「試楽」で、祭車の巡行はこの2日間に行われます。
華麗な装飾を施した最大40台の祭車に鉦や太鼓をつけ、それらを一斉に打ち鳴らす音が見る者を圧倒する、勢いある勇壮な祭りです。
立川和四郎富重の彫刻や高村光雲作の飾り物をもつ、歴史的にも価値の高い祭車もあります。各地区の住民が総出で参加する、桑名の夏の風物詩です。観覧は無料です
「桑名石取祭」の歴史
「桑名石取祭」は、町屋川で採取した石を氏神に奉納する「石取り」と呼ばれる行事が祭礼化したものです。
我が国の山・鉾・屋台の祭の成立過程において独自の展開をとったものとして高く評価され、2007年(平成19年)3月7日に国の重要無形民俗文化財に指定されました。
さらに2016年(平成28年)12月1日には「山・鉾・屋台行事」としてユネスコ無形文化遺産代表一覧表に記載されています。
「桑名石取祭」の見どころ
「桑名石取祭」では2日間にわたって、独特の行事が次々と行われます。注目のポイントをご紹介します。
試楽日 午前0時の「叩き出し」
祭りの始まりを告げるのが、試楽日の午前0時に行われる「叩き出し」です。神前神楽太鼓を合図に、各町内の祭車が一斉に鉦・太鼓を叩き始めます。その瞬間の光景はまさに勇壮無比で、市民が1年間待ち焦がれていた祭の幕開けです。
夜が明けると各町内が春日神社に献石を行い、夕方には「町練り」と称して祭車を曳きまわします。
本楽日の「渡祭」
本楽日は午前2時に再び叩き出しが行われます。そして夕刻からは祭の最高潮、春日神社への「渡祭(とさい)」が始まります。全祭車が町を練って春日神社前に集合し、旧東海道などを練り歩く姿は荒々しく、勇敢さを感じさせます。
なお、春日神社に向かって祭車を整列させる並び方は隔年で異なるため、訪れる年によって違った風景が楽しめます。
圧倒的な音の迫力
「日本一やかましい祭」の名にふさわしく、最大40台の祭車が一斉に鉦と太鼓を打ち鳴らす音の迫力は圧倒的。何もかもいっぺんに吹き飛んでしまうような体験ができます。ただし音がかなり大きいため、音に敏感な子供にはイヤーマフなどの用意があると安心です。
※各行事の詳細・時刻・整列順は年によって異なります。最新情報は公式サイトをご確認ください
1年に一度、桑名の街全体が鉦と太鼓の音に包まれる特別な2日間です。ぜひ親子でユネスコ無形文化遺産の祭りを体感してみてくださいね。
記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
イベント基本情報
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|---|---|
| イベント名 | 桑名石取祭 |
| ふりがな | くわないしどりまつり |
| 主催者名 | 桑名石取祭保存会 |
| 開催期間 | 毎年8月第1日曜(本楽)とその前日の土曜(試楽) |
| 開催スポット | 桑名宗社(春日神社) |
| 住所 | 三重県桑名市本町46番地 |
| 料金 | 観覧無料 |
| アクセス | JR関西本線または近鉄名古屋線 桑名駅から徒歩約20分 |
| 公式URL | 公式URLはこちら |
