
400個のぼんぼりが参道に飾られ
鎌倉の夜が幻想的に彩られる4日間
神奈川県鎌倉市にある「鶴岡八幡宮」では、2025年8月6日(水)~9日(土)の4日間に「ぼんぼり祭」が開催されます。
祭り期間中、夕刻になると400個の“ぼんぼり”に灯りがともされ、境内は夜までにぎわいます。
幻想的な風景が楽しめる、「ぼんぼり祭」の見どころをご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください。
「ぼんぼり祭」とは?

「ぼんぼり祭」は、例年8月に立秋の前日から9日までの3日間(4日間の年もあり)行われる、鎌倉の夏の風物詩です。
祭りの会場は、鎌倉市雪ノ下にある「鶴岡八幡宮」。境内には鎌倉にゆかりのある文化人をはじめ、各界の著名人が描いた書画、約400点がぼんぼりに仕立てられ、夕刻からは幻想的に参道を照らします。
2025年の開催情報

2025年の「ぼんぼり祭」は、8月6日(水)~9日(土)に開催されます。
例年、あっと驚くような著名人が書いたぼんぼりが集まるそうなので、ぜひ訪れてチェックしてみてくださいね。
期間中に親子で参加したい3つの神事
ぼんぼり祭期間中は、立秋の前日に夏の祓いである「夏越祭」(なごしさい)、立秋当日には、暦(こよみ)の上での秋の訪れを奉告(ほうこく)する「立秋祭」(りっしゅうさい)、そして源実朝(みなもとのさねとも)の誕生日である9日には「実朝祭」も別途執り行われ、地元の人でにぎわいます。
夏の祓い「夏越祭」とは?

「夏越祭」は、1938年(昭和13年)から、毎年立秋の前日に行なわれる祭りで、今年は8月6日(水)に行なわれます。
夏の終わりのお祓い「夏越の祓」を源平池のほとりで行ったあと、参道で「茅の輪(ちのわ)くぐり」を実施。疫病・災禍(さいか)をはらい鎮め、天下泰平(てんかたいへい)・五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈ります。
また、「舞殿」(ぶでん)では巫女(みこ)による「夏越の舞」が奉納される姿を見ることができます。
開催期間:2025年8月6日(水)
開催時間:例年15:00〜
会場:鶴岡八幡宮
料金:観覧無料
立秋当日は「立秋祭」を開催

1950年(昭和25年)から毎年立秋当日に行なわれている祭りで、2025年は8月7日(木)に行なわれます。夏の無事を感謝し、実りの秋の訪れを奉告します。
神前には神域で育まれた鈴虫が供えられ、涼しげな音色を聴かせてくれます。
開催期間:2025年8月7日(木)
開催時間:例年17:00〜
会場:鶴岡八幡宮
料金:観覧無料
8月9日には「実朝祭」も開催!
1942年(昭和17年)に始まり、源実朝の誕生日である8月9日に執り行われる祭りです。
実朝の遺徳(いとく)をしのぶとともに、文芸に優れた彼にちなんで、俳句会、短歌会が催され、夏にちなんださまざまな歌が披露されます。
開催期間:2025年8月9日(土)
開催時間:例年10:00〜
会場:鶴岡八幡宮
料金:観覧無料
温かなぼんぼりの光に癒される「ぼんぼり祭」。ぜひお散歩がてら、家族でおでかけしてみてはいかがでしょうか。
とりっぷノート♪ぼんぼりに注目!

「ぼんぼり祭」のぼんぼりは、過去に大人気の俳優や作家、脚本家など、さまざまな著名人が描いたものが登場しています。もしかしたら大好きなあの人のぼんぼりもあるかも!? よく目をこらして歩くのも楽しみのひとつかもしれません。
(いこーよとりっぷ編集部)
記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
イベント基本情報
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|---|---|
| イベント名 | 鶴岡八幡宮 ぼんぼり祭(2025年) |
| ふりがな | つるがおかはちまんぐう ぼんぼりまつり |
| 主催者名 | 鶴岡八幡宮 |
| 開催期間 | 2025年8月6日 〜 2025年8月9日 |
| 開催スポット | 鶴岡八幡宮 |
| 住所 | 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31 |
| 電話番号 | 0467-22-0315 |
| 料金 | 無料 |
| アクセス | 【車】横浜横須賀道路・朝比奈ICから約15分 【電車】JR各線、江ノ島電鉄「鎌倉駅」から徒歩で約10分 |
| 駐車場 | 駐車場あり |
| 公式URL | 公式URLはこちら |
