
四国三大祭りのひとつ!
2025「新居浜太鼓祭り」開催情報
愛媛県新居浜市一円で、2025年10月16日(木)、17日(金)、18日(土)の3日間にわたって、「新居浜太鼓祭り」が開催されます。
四国三大祭りの一つに数えられる伝統的な祭りで、豪華絢爛・勇壮華麗な全54台の太鼓台が市内各地を運行する迫力満点のイベントです。
※記事内の画像はすべて(一社)新居浜市観光物産協会提供です
圧巻の太鼓台とかきくらべが見どころ

太鼓台は山車の一種で、高さ約5.5m、長さ約12m、重さ約3tにもなる巨大なものです。かき夫と呼ばれる担ぎ手約150人により太鼓台を持ち上げ、技を競う「かきくらべ」が見どころの一つとなっています。
江戸時代から続く歴史ある祭り

新居浜太鼓祭りの太鼓台は、もともと祭礼の際に神輿とともに行列に加わり、豊作の秋を感謝して氏神様に奉納された山車の一種とされています。太鼓台が文献に登場するのは江戸時代後期で、新居浜の発展を支えた別子銅山の山中がその起源と記録されています。
別子銅山が開かれ産業が発展すると、まちも豊かになり、太鼓台は急速に大きくなっていきました。明治の終わりから昭和の初めにかけて、太鼓台は現在とほぼ同じ大きさになりました。また、飾り幕は刺繍技術の進歩でより豪華に、天幕にもふくらみを持たせた立体的なデザインが取り入れられるようになりました。
全国に誇る新居浜の文化

新居浜の太鼓台は、1970年の大阪万博を皮切りに、さまざまな地域やイベントに派遣されており、今年の5月には、2025年大阪・関西万博に太鼓台3台が出場し、豪華絢爛・勇壮華麗なかきくらべを披露しました。
一部地域では15日(水)から、お祭りが開催されます。詳細なスケジュールは新居浜市の公式サイトで確認できます。なお、駐車場は限られているため、公共交通機関の利用がおすすめです。
江戸時代から続く伝統ある祭りで、迫力ある太鼓台の競演を家族みんなで楽しめる貴重な機会です。ぜひ足を運んで、新居浜の誇る文化を体感してみてください。
イベント基本情報
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| イベント名 | 新居浜太鼓祭り(2025年) |
| ふりがな | にいはまたいこまつり |
| 主催者名 | 各神社、各地区太鼓台運営委員会(協議会) |
| 開催期間 | 2025年10月16日 〜 2025年10月18日 |
| 開催スポット | 新居浜市一円 |
| 住所 | 愛媛県新居浜市 |
| 電話番号 | 0897-65-1261 問い合わせ先は新居浜市観光物産課です |
| 駐車場 | 駐車場なし |
| 備考 | ※一部地域は15日(水)から 一部会場には駐車場の開放やシャトルバスの運行もありますが、数は多くありませんので、事前にご確認のうえ、来場ください。 路上駐車は絶対にしないようにしてください。 |
