
東京都港区の増上寺で浮世絵のデジタルアート展が開催 無料で楽しめる光の演出
東京都港区の増上寺で、2025年11月19日(水)~11月22日(土)まで、「ノスタルジック 江戸展 ~浮世絵が映す江戸~」が開催されます。
歴史的建造物を舞台に、浮世絵をテーマとしたプロジェクションマッピングやデジタルアートの演出が行われる無料イベントです。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
徳川家ゆかりの名刹で、江戸文化をデジタル体験
増上寺は、室町時代に創建され、徳川将軍家の菩提寺として江戸の繁栄とともに歩んできた歴史ある寺院です。本イベントでは、この歴史的空間をキャンバスに、光と映像を使った幻想的な演出が展開されます。
江戸文化の象徴である浮世絵のモチーフを取り入れた映像演出により、江戸の街並みや人々の息づかいが最新技術で立体的に表現されます。静寂の中に広がる光の演出は、古き良き江戸の面影を現代に再生し、訪れる人々に新たな視点から日本の伝統文化の魅力を伝えます。
世界的アーティストのデジタル掛軸も登場

世界的アーティスト・長谷川章氏によるデジタルアート作品「デジタル掛軸(D-K)」も展示されます。複数台のプロジェクターを使い、自然や建物、通行人さえもキャンバスにして、色彩豊かな幾何学模様や抽象的な風景を映し出します。
100万枚以上の掛け軸が、地球の自転の速度に合わせてゆっくりと変化し、時間の経過とともに全く異なる景色へと移り変わっていきます。その変化は、日本の伝統的な掛け軸が描く風景のように、自然の移ろいや季節の変化、「無常」といった日本文化に根ざした精神を表現しています。
観る場所や時間によって異なる体験が得られるため、見る人は時間の流れや瞬間ごとの美しさを静かに感じ取ることができます。
夜の文化観光を親子で楽しめる
開催時間は17:45~21:00で、最終入場は20:30です。静寂の中に広がる光の演出は、古き良き江戸の面影と未来への創造性を結びつけ、訪れる人々に新たな視点から日本の伝統文化の魅力を伝えます。
入場無料で気軽に楽しめるイベントですので、親子で歴史とデジタルアートが織りなす幻想的な空間をぜひ体感してみてください。
記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
イベント基本情報
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| イベント名 | ノスタルジック 江戸展 ~浮世絵が映す江戸~ |
| ふりがな | のすたるじっくえどてん~うきよえがうつすえど~ |
| 主催者名 | 株式会社Droots |
| 開催期間 | 2025年11月19日 〜 2025年11月22日 |
| 開催時間 | 17:45~21:00(最終入場20:30) |
| 開催スポット | 大本山 増上寺 |
| 住所 | 東京都港区芝公園4-7-35 |
| 公式URL | 公式URLはこちら |
