玉名市の秋の一大イベント「第29回玉名大俵まつり」俵ころがしレースなど見どころ&2025年開催情報
2025年11月23日

玉名市の秋の一大イベント「第29回玉名大俵まつり」俵ころがしレースなど見どころ&2025年開催情報

第29回玉名大俵まつり(2025)
だい29かいたまなおおたわらまつり
見る
熊本県玉名市

熊本県玉名市の「玉名市役所」周辺では、2025年11月23日(日・祝)に、「第29回玉名大俵まつり」が開催されます。

当日は、毎年恒例の「俵ころがしレース」をはじめ、多彩なイベントが盛りだくさん!

また、会場では「玉名たまらんグルメ!!」も開催。玉名地域の自慢のグルメが楽しめる飲食ブースが登場します。

今回は、「第29回玉名大俵まつり」について、2025年の開催情報や見どころを「玉名大俵まつり実行委員会」にお聞きしました!

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「玉名大俵まつり」ってどんな祭り?

玉名の秋を彩る恒例イベント「玉名大俵まつり」
玉名の秋を彩る恒例イベント「玉名大俵まつり」

「玉名大俵まつり」は、毎年11月23日に、玉名市の繁栄と五穀豊穣(ごこくほうじょう)に感謝して開催する、玉名市の秋を代表する一大イベントです。


迫力あふれる「俵ころがしレース」は、祭りの大きな見どころのひとつ。重さ約1tの巨大な俵を転がし、タイムを競い合います。巨大な俵が転がる姿は、まさにダイナミック!

さらに、重さ60kgの俵を担いでスピードを競う「米俵積出王決定戦」も見逃せません。俵を肩まで担ぎ上げ、途中で落としても失格にはならないものの、最後まで抱えたままゴールするのがルールです。

また、会場には飲食ブースや玉名の特産品コーナーも並び、玉名の“うまかもん”を味わいながら一日中楽しめる内容となっています。

祭りの由来やルーツを知ろう!

巨大な米俵を転がして競う「俵ころがしレース」は観客の熱気に包まれます
巨大な米俵を転がして競う「俵ころがしレース」は観客の熱気に包まれます

菊池川河口に位置する玉名市は、その恵まれた地の利を活かし、江戸時代から米の集積地として発展しました。

「俵ころがしレース」は、玉名から大坂(現在の大阪)に向かう船に米を積み込む際に、船着き場の石畳で米俵を転がして運んでいたことにちなんでいます。

2025年の開催情報は?いつやるの?

祭りの舞台は玉名市役所周辺です
祭りの舞台は玉名市役所周辺です

「第29回玉名大俵まつり」は、2025年11月23日(日・祝)に開催されます。

今年は、昨年に引き続き「楽しめばよか!!」をテーマに行われます。

今年も、米俵を主役としたユニークなイベントを多数実施! なかでも、親子で楽しめるイベントをピックアップしてご紹介します。

俵ころがしレース

力を合わせて巨大な俵を引く熱気あふれるレース
力を合わせて巨大な俵を引く熱気あふれるレース

祭りの名物である「俵ころがしレース」では、高さ約2.5m、重さ1tもの巨大な俵を引っ張り、タイムを競います。

引き手たちが力をあわせ、声を掛けあいながらゴールを目指す姿に、観客からも応援の声がわき上がります。

■俵ころがしレース
開催時間:8:00~16:00
開催場所:玉名市役所周辺
料金:観覧無料

第5回米俵積出王決定戦

誰が一位になるのか、子供たちもワクワク!
誰が一位になるのか、子供たちもワクワク!

重さ60kgの俵を担いで速さを競う「米俵積出王決定戦」では、力自慢たちの熱い戦いが繰り広げられます。

ルールは、俵を肩まで担ぎ上げ、最後までしっかり抱えてゴールするという、シンプルながらも過酷な内容。転がす行為は禁止です。

ゴール地点で俵を両手で頭上まで掲げ、「俺が積出王だ!」と叫んだ者が、その名の通り“積出王”の称号を手にします。

■第5回米俵積出王決定戦
開催時間:9:30頃~10:10
開催場所:玉名市役所周辺
料金:観覧無料

ぼくらのコメを守れ!!!!!小俵陣取り合戦

子供たちが力を合わせて挑む戦いに、会場中が笑顔と声援で包まれます
子供たちが力を合わせて挑む戦いに、会場中が笑顔と声援で包まれます

未就学児が参加できる、白熱のミニバトルも必見です。

小俵陣取り合戦は、コートの真ん中に積まれた小さな俵をめがけてダッシュし、自分たちの陣地に運び込むチーム戦です。

制限時間はたったの1分。俵を奪い合うハラハラドキドキの展開に、ママパパも思わず声をあげて応援したくなるはずです。

■ぼくらのコメを守れ!!!小俵陣取り合戦
開催時間:12:20~12:50
開催場所:玉名市役所周辺
料金:観覧無料

玉名ならではの伝統と熱気が詰まった「第29回玉名大俵まつり」。ぜひ親子で訪れて、秋の一日を思いきり満喫してみてはいかがでしょうか。

とりっぷノート♪玉名市の歴史を感じるスポットに足を運ぼう!

江戸時代の港町として栄えた高瀬の歴史を今に伝える「高瀬船着場跡」が、玉名市役所から徒歩で約20分の場所にあります。

かつてこの一帯には、武将・加藤清正(かとうきよまさ)が天正16年(1588年)の肥後入国後に整備した港と米倉があり、菊池川流域で集めた米を大坂へと運び出す拠点として大きな役割を果たしました。

そんな港の周辺には、蔵と船着場をつなぐ石敷きの坂道「俵ころがし」や、石階段、護岸石垣などが今も残されています。

明治時代の西南戦争で米倉は焼失しましたが、往時のにぎわいを伝える貴重な史跡として保存されています。(いこーよとりっぷライター:杞山穂花)

記事を書いた人

杞山穂花(Clay)

編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです!

イベント基本情報

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
イベント名第29回玉名大俵まつり(2025)
ふりがなだい29かいたまなおおたわらまつり
主催者名玉名大俵まつり実行委員会
開催期間2025年11月23日
開催時間7:30~17:30
開催スポット玉名市役所周辺
住所熊本県玉名市岩崎163
電話番号0968-73-2222
※電話窓口は「玉名大俵まつり実行委員会(玉名市観光物産課内)」です
料金入場無料
アクセス【車】九州自動車道・菊水ICから約15分
【電車】JR鹿児島本線「玉名駅」から産交バス(玉名市役所前〔旧:玉名合同庁舎〕行き)に乗車、バス停「玉名市役所前〔旧:玉名合同庁舎〕」で下車後、徒歩ですぐ
駐車場駐車場あり
公式URL公式URLはこちら
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公開日2025年11月20日/更新日2025年11月20日