高知のホテルで竹灯り約100基が彩る冬の幻想空間！期間限定イベント開催

高知県安芸郡芸西村の「メルキュール高知土佐リゾート&スパ」で、2025年12月1日（月）～2026年1月12日（月・祝）まで、冬期限定イルミネーションイベント「竹灯りの宵 in メルキュール高知土佐リゾート&スパ 2025」が開催されます。

地元の竹を活用した約100基の竹灯りが、プールサイドや温泉露天風呂を優しく照らし、幻想的な空間を演出します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください

「竹灯りの宵 in メルキュール高知土佐リゾート&スパ 2025」会場周辺の天気

情報提供：

地域の中学生やボランティアが手作りした竹灯りが約100基

プールサイドに並ぶ約100基の竹灯りは、芸西村の山林から切り出した竹を、地元中学生やホテルスタッフ、ボランティア約200名が丁寧に加工したものです。

さまざまな細工を施した竹灯りのオブジェが水面に映り、光のゆらめきが幻想的な風景を作り出します。

竹灯りの演出は、世界初の竹灯り総合プロデュース集団「CHIKAKEN（熊本県）」がプロデュースしています。

江戸時代から伝わる芸西村の黒糖「白玉糖」を使った特製みたらし団子

竹灯り鑑賞のお供として、芸西村で伝統的な製法でつくられる黒糖「白玉糖」を使った特製みたらし団子が毎週土曜日に提供されます。

白玉糖は、あくを丁寧に取って作る工程や職人の手作業によって生まれる、渋みや雑味のないまろやかで上品な甘みと口溶けの良さが特徴です。

焼きたての団子にみたらしソースをかけた、寒い冬の日にぴったりなほっとする味わいが楽しめます。

温泉露天風呂でも竹灯りを眺めながらゆったりとした時間を

自家源泉「よさこい温泉」の露天風呂にも竹灯りが設置され、高知の名勝・桂浜と室戸岬をモチーフにした湯船を幻想的に照らします。

坂本龍馬と中岡慎太郎の像が佇む露天風呂の周囲で、優しい光がゆらめきます。

温泉に身を委ねながら、竹の香りと灯りのゆらめきに包まれた非日常的な空間で、身も心も温まる癒しのひとときを過ごせます。

地酒や高知のご当地グルメで冬の宵を満喫

隣接するラウンジでは、ミレービスケットや芋けんぴなど地元ならではのおつまみや、県内12の酒蔵から厳選した日本酒を用意しています。

クリスマス期間（12月1日～25日）にはシュトーレンや、ホットゆず、ゆずサングリアも楽しめます。

また、12月1日～12月30日の期間中は、ビュッフェレストランで高知県須崎市の名物料理「鍋焼きラーメン」を提供。

鶏がら醤油ベースのスープに高知が誇るブランド鶏「土佐ジロー」の卵を落とし、鉄鍋でテーブルのコンロで熱々に仕上げる臨場感も味わえます。

放置竹林の課題解決と地域活性化を込めたイベント

このイベントは、芸西村・竹あかり実行委員会が主催し、地域資源である竹を活用して課題解決と地域活性化を目指しています。

芸西村では、かつて竹を骨組みに使った和紙張りのビニールハウス園芸が盛んでしたが、現在は骨組みのスチール化が進み、竹の需要減少とともに放置竹林が課題となっています。

地元の「灯り人」たちが竹林の伐採から加工まで手作業で作り上げた竹灯りを、より多くの人に楽しんでもらうために、ホテルでの期間展示を2021年より行っています。

入場無料で、宿泊者だけでなく日帰りでも楽しめる竹灯りイベントです。地元の味覚と温泉、幻想的な竹灯りの共演を体験してみてはいかがでしょうか。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。