都内では珍しい菊人形も展示!
湯島天満宮で行われる菊まつり
東京都文京区にある「湯島天満宮」で、2024年11月1日(金)から23日(土)の期間「第46回文京菊まつり」が開催されます。
2024年で46回を迎える「文京菊まつり」は、関東有数の規模を誇る伝統のある菊まつりです。境内では、崖から垂れ下がるような形に仕立てられた「懸崖(けんがい)」、一株から多数の花を咲かせ一輪の花のように見せる「千輪咲」など、丹精こめてつくられた多種多様な菊が鑑賞できます。また、都内では、あまり見る機会の少ない菊人形の展示も行われます。
大河ドラマの場面から作られた菊人形や懸崖など、見どころをチェック♪
菊まつりでは、さまざまな仕立て方の菊が展示され、丹精込めて育てられた菊の数々が並べられています。なかでも、注目したい仕立て方や品種を紹介します。
都内では希少!大河ドラマの場面をモチーフにした菊人形
菊人形は、菊の花や葉を人形の衣装として着せた菊細工のことで、江戸時代から作られていたと言われています。文京菊まつりでは、NHKで放送されている大河ドラマの場面をイメージした菊人形が展示されています。話題の俳優やドラマの場面を毎年楽しみにしている人もいるんだとか。
菊人形が飾られる菊まつりは都内では珍しいため、細かい細工を間近で観賞できる貴重な機会です。
枝垂れるように咲く様子が美しい懸崖
「懸崖」とは、崖から垂れ下がっているように菊を仕立てる技法のことで。豪華で美しい雰囲気の作品です。なかには、大作りと呼ばれる「大懸崖」も登場し、迫力ある菊の仕立て方に圧倒されます。
多数の花が1つの大きな花のように見える千輪咲
「千輪咲」とは、菊の花が多数集まった姿がまるで1輪の花のように見えるように仕立てる技法です。しかも、「千輪咲」は、たった1株から育てられているというから驚きです。
学問の神様で行われる菊まつり
「文京菊まつり」が行われるのは、学問の神様でも有名な「湯島天満宮」。「湯島天神」とも呼ばれて人々に親しまれている神社です。
「文京菊まつり」の開催時間は、朝6時から日没まで。秋は日が暮れるのが早いので、少し早起きしてお出かけしてみるのもおすすめですよ。「湯島天満宮」のお参りもお忘れなく。
イベント基本情報
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イベント名 | 第46回文京菊まつり(2024年) |
ふりがな | だいよんじゅうろくかいぶんきょうきくまつり |
主催者名 | 文京菊まつり実行委員会 |
開催期間 | 2024年11月1日 〜 2024年11月23日 |
開催時間 | 6:00~日没まで |
開催スポット | 湯島天満宮 |
住所 | 東京都文京区湯島3-30-1 |
電話番号 | 03-3836-0753 (「文京菊まつり実行委員会事務局」湯島天満宮内) |
アクセス | 東京メトロ千代田線「湯島」駅3番出口より徒歩2分、銀座線「上野広小路」駅より徒歩5分、丸の内線「本郷3丁目」より徒歩10分、 JR山手線・京浜東北線「御徒町」駅、徒歩8分 都営地下鉄大江戸線「上野御徒町」駅A4出口、徒歩5分 |