
京都府京都市の「下鴨神社」で1月4日に「蹴鞠はじめ」開催!見どころご紹介
京都府京都市左京(さきょう)区の「下鴨(しもがも)神社」では、2026年1月4日(日)に、新年を彩る「蹴鞠(けまり)はじめ」が行われます。
「下鴨神社」の境内で、古くから宮中で親しまれてきた蹴鞠が奉納され、平安時代の貴族文化を見ることができます。
今回は、「蹴鞠はじめ」について、2026年の開催情報や見どころを「下鴨神社」のご担当者様に伺いました!
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
「蹴鞠はじめ」ってどんな行事?

「蹴鞠はじめ」は、毎年1月4日に行われる、京都府の「下鴨神社」の年中行事です。
蹴鞠は、約1,400年前の奈良時代に、中国から日本に伝えられたといわれる球戯の一種のこと。
鹿皮でできた鞠(まり)を落とさないように心を通わせる優雅な遊びで、平安貴族の美意識と遊び心を感じることができます。
男子の平安装束のひとつである水干(すいかん)を身にまとい、烏帽子(えぼし)を被った蹴鞠保存会メンバーが、当時の蹴鞠を再現する姿やその足さばきを一目見ようと、例年多くの参拝者が訪れます。
2026年の開催情報は?いつやるの?

2026年の「蹴鞠はじめ」は、1月4日(日)に行われます。
当日は6名から8名の鞠人(まりびと)がひとつのグループとなり、鹿皮で作られた鞠を落とさないよう、相手が受けやすい位置へと優雅に蹴り続けます。
装束に身を包んだ鞠人たちが、革製の沓で高く鞠を蹴り上げる姿を見ると、まるで平安時代にタイムスリップしたような気分に!
「アリ」「ヤー」「オウ」と響くかけ声と、鞠を打つ乾いた音が重なり、会場は一気に平安の空気に包まれます。
観覧のポイントは?有料席はあるの?

蹴鞠はこの日、一般公開され、自由に鑑賞することができます。ただし、毎年多くの人でにぎわうため、早めの場所取りがおすすめです。
13時30分頃から神事が行われ、14時ごろから蹴鞠が開始。所要は約1時間30分が目安です。
快適に観覧するなら、有料の特別拝観席(1席2,000円)を利用するのが断然おすすめ! 当日の12時から受付がスタートします。
平安貴族も愛した優雅な遊びを間近に観覧できる「蹴鞠はじめ」。ぜひ親子で訪れて、日本の伝統文化にふれてみてはいかがでしょうか。
とりっぷノート♪「下鴨神社」ってどんな神社?

「蹴鞠はじめ」が行われる「下鴨神社」。正式名称を「賀茂御祖(かもみおや)神社」といい、古くから神社名に「鴨」の字が使われてきたことから、「下鴨神社」の呼び名で親しまれています。
京都を拓いた神様として信仰され、平安京遷都以降は国家鎮護の神社として、皇室や朝廷から厚い崇敬を受けてきました。
「古都京都の文化財」のひとつとして、ユネスコ世界遺産にも登録されている、京都観光では外せない存在です。(いこーよとりっぷライター:杞山穂花)
記事を書いた人
杞山穂花(Clay)
編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです!
イベント基本情報
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|---|---|
| イベント名 | 下鴨神社 蹴鞠はじめ(2026) |
| ふりがな | しもがもじんじゃ けまりはじめ |
| 主催者名 | 下鴨神社 |
| 開催期間 | 2026年1月4日 |
| 開催時間 | 13:30頃~15:00頃 |
| 開催スポット | 下鴨神社 |
| 住所 | 京都府京都市左京区下鴨泉川町59 |
| 電話番号 | 075-781-0010 |
| 料金 | 有料観覧席あり |
| アクセス | 【車】名神高速道路・京都東ICから約15分 【電車】京阪本線「出町柳駅」から徒歩で約12分/各線「京都駅」から市バス(4番または205番)に乗車、バス停「下鴨神社前」または「糺ノ森前」で下車後、徒歩すぐ/地下鉄烏丸線「北大路駅」から市バス(1番または205番)に乗車、バス停「下鴨神社前」または「糺ノ森前」で下車後、徒歩すぐ |
| 駐車場 | 駐車場あり |
| 公式URL | 公式URLはこちら |
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