1300年の伝統ある火渡りの儀式<br/>炎に照らされる夜の古刹
2023年12月15日 〜 2023年12月16日

1300年の伝統ある火渡りの儀式
炎に照らされる夜の古刹

秋葉の火まつり(2023年)
あきはのひまつり
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歴史・文化を感じる
静岡県袋井市

静岡県袋井市にある「秋葉総本殿 可睡齋(あきはそうほんでんかすいさい)」で、2023年12月15日(金)から16日(土)にかけて「秋葉の火まつり」が開催されます。

1,300年の伝統ある行事で、火の用心・無病息災・心願成就を願って行われる「秋葉の火まつり」をご紹介します。

遠州三山のひとつ、秋葉総本殿 可睡齋

「秋葉総本殿 可睡齋」は「おかすい」の愛称で親しまれている静岡県袋井市の寺院。袋井市内の歴史ある3つの寺院「遠州三山」のひとつとしても知られ、多くの観光客や参拝者が訪れています。

境内は、東京ドーム10個分以上の広大な広さがあり、春には約60種2,000株ものボタンが咲き、境内を彩ります。

「秋葉の火まつり」とはどんな行事?

「秋葉総本殿 可睡齋」では、神仏習合の火防(ひよけ)の神様である「秋葉三尺坊大権現(あきはさんしゃくぼうだいごんげん)」が祀られています。

そのため、「秋葉の火まつり」では、毎年12月15日の夜から16日未明にかけて、「火の用心、無病息災」などが祈願されます。

「秋葉の火まつり」の見どころ&2023年開催内容

「秋葉の火まつり」は、12月15日15時頃から、境内に響き渡る厳かな読経「火防大祭大祈祷」で始まります。その後続けて、「神輿渡御(みこしとぎょ)」などの神事が行われます。

神事のなかでも、日が暮れた後に行われる「松明(たいまつ)道中」は、火防の神の御神火を松明に移して、門前から参道を歩き、護摩壇へ納める大切な神事。参加者は、松明を護摩壇へ納める際に、無病息災や心願成就を祈ります。

「松明道中」が終わると、手筒花火が奉納されます。目の前で火の粉が舞う迫力のある勇姿に、心動かされますよ。

手筒花火の奉納後、20時30分から行われるのが「火渡り」。

素足になって、炎のなかの丸太を伝い歩くもので、飛び入り参加も可能! 子供でも介添えをしてもらえるので安心して参加できます。

1,300年も続く伝統の「秋葉の火まつり」。漆黒の闇に包まれた厳かな夜に炎に包まれる、非日常の空間が体験できますよ。厳粛な神事を親子で体験してみてくださいね。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

イベント基本情報

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イベント名秋葉の火まつり(2023年)
ふりがなあきはのひまつり
開催期間2023年12月15日 〜 2023年12月16日
開催時間15:00~ 火防大祭大祈祷
19:30~ 松明道中
20:30~ 火渡り
※予定
開催スポット秋葉総本殿可睡齋
住所静岡県袋井市久能2915-1
料金入場無料
アクセス【車】東名高速道路・袋井ICから約5分
【公共交通機関】JR東海道線「袋井駅」下車。北口1番乗場から遠州森町行きまたは気多行きに乗車し「可睡齋入口」下車
駐車場駐車場あり
公式URL公式URLはこちら
公開日2022年11月21日/更新日2023年11月28日