1300年の伝統ある火渡りの儀式
炎に照らされる夜の古刹
静岡県袋井市にある「秋葉総本殿 可睡齋(あきはそうほんでんかすいさい)」で、2024年12月15日(日)から16日(月)にかけて「秋葉の火まつり」が開催されます。
1,300年の伝統ある行事で、火の用心・無病息災・心願成就を願って行われる「秋葉の火まつり」をご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
遠州三山のひとつ、秋葉総本殿 可睡齋
「秋葉総本殿 可睡齋」は「おかすい」の愛称で親しまれている静岡県袋井市の寺院。袋井市内の歴史ある3つの寺院「遠州三山」のひとつとしても知られ、多くの観光客や参拝者が訪れています。
境内は、東京ドーム10個分以上の広大な広さがあり、春には約150種2,000株ものボタンが咲き、境内を彩ります。
「秋葉の火まつり」とはどんな行事?
「秋葉総本殿 可睡齋」では、神仏習合の火防(ひよけ)の神様である「秋葉三尺坊大権現(あきはさんしゃくぼうだいごんげん)」が祀られています。
そのため、「秋葉の火まつり」では、毎年12月15日の夜から16日未明にかけて、「火の用心、無病息災」などが祈願されます。
「秋葉の火まつり」の見どころ&2024年開催内容
「秋葉の火まつり」は、12月15日15時頃から、境内に響き渡る厳かな読経「火防大祭大祈祷」で始まります。その後続けて、「神輿渡御(みこしとぎょ)」などの神事が行われます。
神事のなかでも、日が暮れた後に行われる「松明(たいまつ)道中」は、火防の神の御神火を松明に移して、門前から参道を歩き、護摩壇へ納める大切な神事。参加者は、松明を護摩壇へ納める際に、無病息災や心願成就を祈ります。
「松明道中」が終わると、手筒花火が奉納されます。目の前で火の粉が舞う迫力のある勇姿に、心動かされますよ。
手筒花火の奉納後、例年20時30分頃から行われるのが「火渡り」。
素足になって、炎のなかの丸太を伝い歩くもので、飛び入り参加も可能! 子供でも介添えをしてもらえるので安心して参加できます。
1,300年も続く伝統の「秋葉の火まつり」。漆黒の闇に包まれた厳かな夜に炎に包まれる、非日常の空間が体験できますよ。厳粛な神事を親子で体験してみてくださいね。
記事を書いた人
いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
イベント基本情報
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イベント名 | 秋葉の火まつり(2024年) |
ふりがな | あきはのひまつり |
開催期間 | 2024年12月15日 〜 2024年12月16日 |
開催時間 | 15:00~ 火防大祭大祈祷 19:30~ 松明道中 20:30~ 火渡り ※例年の情報です |
開催スポット | 秋葉総本殿可睡齋 |
住所 | 静岡県袋井市久能2915-1 |
料金 | 入場無料 |
アクセス | 【車】東名高速道路・袋井ICから約5分 【公共交通機関】JR東海道線「袋井駅」下車。北口1番乗場から遠州森町行きまたは気多行きに乗車し「可睡齋入口」下車 |
駐車場 | 駐車場あり |
公式URL | 公式URLはこちら |