初日の出を車山山頂で
雪中禊に参列し新年を祝おう
長野県茅野市と諏訪市の間にある標高1,925mの車山。その山頂にある「車山神社」で、2023年1月1日(祝)に「天空の歳旦祭」が行われます。
360度のパノラマが広がる車山山頂で行われる、年の初めに行われる神事「歳旦祭」をご紹介します。
360度山々が見渡せる車山山頂に鎮座する、車山神社
「車山神社」は、八ヶ岳、北・中央・南のそれぞれのアルプスの山々、さらに富士山も見渡せる車山の山頂に鎮座する神社です。創建の時期は分かっていませんが、山の神様と言われる「大山津見神(おおやまつみ)」と信州を代表する神社「諏訪大社」の祭神でもある「建御名方神(たけみなかたのかみ)」が祀られています。
「車山神社」の境内には、御柱が建てられています。これは、「諏訪大社」の御柱祭と同じ年に、周辺各地域の神社で行われる「御柱祭(小宮祭)」で建てられるもの。御柱の大木はほとんど山の上から下に向かって曳き下ろされますが、「車山神社」だけは山頂に向かって大木を曳き上げる珍しいものです。
歳旦祭ってどういう神事?
「歳旦祭」とは1年の初めに行われる神事で、新しい年を迎えたことへの感謝を捧げて、世の中の平和や安定、五穀豊穣を祈ります。
「車山神社」の「歳旦祭」は標高1,925mで行われる「天空の歳旦祭」です。そのため、「歳旦祭」と合わせて初日の出も拝めるんです。
山頂まではリフトでラクラク!子供連れでも安心
「車山神社」までは、「車山高原スカイパークスキー場」のリフトを使って山頂まで登って行くことができます。リフトを降りたら、神社まではたったの徒歩3分。家族連れでも気軽に初日の出を拝みに行けますよ。
天空の歳旦祭で行われる、雪中禊にも注目!
「天空の歳旦祭」では、雪のなかで行う禊「雪中禊(せっちゅうみそぎ)」が行われます。「禊」は、身の汚れやけがれをはらうために、神聖な水を浴びて身を清める儀式で、「雪中禊」では、雪を身体に浴びます。山頂の神雪を宮司が自ら身体に浴びる、神聖な神事に参列しましょう。
早朝の車山の山頂は大変冷え込みます。防寒対策をしっかりして、貴重な新年の行事を体験してくださいね。
記事を書いた人
大縄典子
いこーよとりっぷ編集部/転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。
イベント基本情報
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イベント名 | 天空の歳旦祭 |
ふりがな | てんくうのさいたんさい |
開催期間 | 2023年1月1日 |
開催時間 | 6:00 車山高原スカイパークスキー場リフト運行開始(各自のご都合でお登り下さい) 7:00 初日の出参拝 7:10 「歳旦祭」執り行い 「雪中禊の儀」執り行い 8:00 避難所兼授与所にて御朱印授与開始 8:30 車山高原スカイパークスキー場スカイプラザにて御朱印授与開始 |
開催スポット | 車山神社 |
住所 | 長野県茅野市北山3413 |
料金 | 参列無料 |
アクセス | 【車】 中部横断道佐久南ICより約60分 中央自動車道諏訪南ICよりエコーラインにて約40分 車山神社が鎮座する同施設内の車山高原スカイパークスキー場のリフトを利用して、山頂まで。リフト下車徒歩3分。 |
公式URL | 公式URLはこちら |