3月3~4日は「深大寺」だるま市
ずらりと並ぶだるまは圧巻!
東京都調布市にある「深大寺」では、2024年3月3日(日)と4日(月)に「厄除元三大師大祭・だるま市」が開催されます。
「日本三大だるま市」のひとつとして有名な「厄除元三大師大祭・だるま市」は活気に溢れ、大変にぎやかな行事です。
本記事では、「厄除元三大師大祭・だるま市」の歴史や2024年の開催内容などを詳しくご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
だるまの由来と「だるま市」の歴史
「だるま」とは、禅宗の基礎を築いた僧侶・達磨大師(だるまだいし)に由来します。
達磨大師が座禅する姿を模して、木や竹、紙などの張り子で作られた玩具「起き上がり小法師(こぼし)」が、現在のだるまといわれています。
倒れても何度でも起き上がる様子から「七転び八起き」の縁起物とされ、多くの場所でだるまを販売する「だるま市」が催されるようになりました。
「厄除元三大師大祭・だるま市」の歴史
「比叡山延暦寺」の中興の祖である「慈恵(じえ)大師」の遺徳をたたえる縁日として、江戸中期頃に始まったとされる深大寺の「厄除元三大師大祭」。
この行事にあわせて、境内では大師様の威力にあやかり、だるま市が開催されるようになりました。
2024年の「厄除元三大師大祭・だるま市」は?
「厄除元三大師大祭・だるま市」は、例年深大寺の山門にある紅梅・白梅が見頃を迎える3月3日、4日に開催されます。2024年も3月3日(日)、4日(月)に行われます。
境内では、大小約300軒の縁起だるま店が立ち並ぶだるま市が、両日9時~17時に開催されます。例年、身動きがとれなくなるほど終日多くの人でにぎわいます。
また、「元三大師堂」(がんざんだいしどう)では諸願成就の大護摩供が終日行われます。
「だるま目入れ所」で梵字の目入れも
期間中は元三大師堂正面に「だるまの目入れ所」が特設されます。購入しただるまをもっていくと、僧侶が直々に目入れをしてくれます。
だるまの目に梵字(ぼんじ/インドの古い文字のこと)を入れるのは深大寺ならでは。「阿吽(あうん)の呼吸」という言葉にちなみ、新しく求めただるまの左目には物事の始まりを意味する「阿」字を入れて開眼します。
また、納めだるまの右目には、物事の成就を意味する「吽」字を入れ、感謝の意を込めて寺に納めます。
目入れの受付は、両日9時から17時までです。
とりっぷノート♪ 必見!「お練り行列」
雅楽の演奏を先頭に、特別な衣装に身を包んだ高僧が境内を練り歩く「お練り行列」は必見です。開催スケジュールや最新情報は公式サイトでご確認ください。(いこーよとりっぷ編集部)
記事を書いた人
白倉凪紗
「いこーよとりっぷ」を運営するアクトインディの新卒社員。最近ミラーレス一眼を購入し、カメラを持ってお出かけするのがマイブーム。記事を通して、ワクワクやトキメキをお届けします!
イベント基本情報
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イベント名 | 厄除元三大師大祭・だるま市(2024年) |
ふりがな | やくよけがんざんだいしたいさい・だるまいち |
主催者名 | 深大寺 |
開催期間 | 2024年3月3日 〜 2024年3月4日 |
開催時間 | 9:00~17:00予定 |
開催スポット | 深大寺 |
住所 | 東京都調布市深大寺元町5-15-1 |
電話番号 | 042-486-5511 ※電話窓口は「深大寺 寺務所」です(対応可能時間は9:00~17:00) |
料金 | 入場無料 |
アクセス | 【電車】 ・京王線、相模原線「調布駅」より京王バス(深大寺行き、吉祥寺駅行き、杏林大学病院行き、三鷹駅行き)乗車、バス停「深大寺小学校」で下車後、徒歩で約5分(深大寺行きは、終点「深大寺」より徒歩で約1分) ・京王線「つつじヶ丘駅」より京王バス(深大寺行き)乗車、バス停「深大寺」で下車後、徒歩で約3分 ・JR中央線、総武線「吉祥寺駅」より小田急バス(深大寺行き)乗車後、バス停「深大寺」で下車後、徒歩で約3分 JR中央線、総武線「三鷹駅」より小田急バス(深大寺行き)乗車、バス停「深大寺」下車後、徒歩で約3分/または小田急バス(調布中央口行き)乗車、バス停「深大寺入口」下車後、徒歩で約8分、など |
備考 | 元三大師大祭期間中(3月3日、4日)は、公共の交通期間をご利用ください |
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