日本三大つるし飾りの1つ<br/>稲取温泉で楽しむひな祭り
2023年1月20日 〜 2023年3月31日

日本三大つるし飾りの1つ
稲取温泉で楽しむひな祭り

第26回 雛のつるし飾りまつり(2023年)
だいにじゅうろっかいひなのつるしかざりまつり
体験する
歴史・文化を感じる
静岡県賀茂郡東伊豆町

静岡県東伊豆町にある「稲取温泉」で、2023年1月20日(金)から3月31日(金)まで、「第26回 雛のつるし飾りまつり」が開催されます。

雛のつるし飾り発祥の地、東伊豆町の「雛のつるし飾りまつり」をご紹介します。

雛のつるし飾りとは?

雛のつるし飾りとは、ひな祭りに飾られるひな人形の雛壇の両脇につるされる、手作りの人形のこと。

人形のモチーフはうさぎや桃、だるまなど実にさまざまな種類があり、手作りの和裁細工の温かみを感じられるものばかりです。

雛のつるし飾りのはじまりと歴史

雛のつるし飾りの風習は江戸時代後期の頃を発端として100年以上続く伝統があります。その当時は、ひな人形は大変高価なものだったので、一部の裕福な家庭でしか飾ることができませんでした。

ですが、一般家庭でも娘の幸せを願う気持ちは一緒。そこで、みんなで自分たちの着物の端切れなどを持ち寄り、小さな人形を作り紐で繋げた雛のつるし飾りが作られ始めたと言われています。

東伊豆町の稲取地区は雛のつるし飾りの発祥の地としても知られています。現在では、各地で行われていますが、福岡県柳川市の「さげもん」、山形県酒田市の「傘福」と並び「日本三大つるし飾り」の1つと言われています。

町内複数の会場で楽しむ、雛のつるし飾り

「雛のつるし飾りまつり」は、東伊豆町の稲取温泉エリアの複数の会場で開催されます。なかでも、親子で楽しみたいおすすめの会場をご紹介します。

圧巻の6,409個のジャンボつるし飾りは必見!稲取文化公園 雛の館

「雛のつるし飾りまつり」のメイン会場「稲取文化公園 雛の館」では、6,409個ものジャンボつるし飾りと、107段の圧倒的なスケールのジャンボ雛壇が飾られます。

会場内はつるし飾りが幾重にも吊り下げられ華やかな雰囲気を味わえます。

また、「日本三大つるし飾り」の福岡県柳川市の「さげもん」と山形県酒田市の「傘福」も展示されており、各地の伝統文化にも触れられます。

展示段数日本一の雛人形!!素盞鳴(すさのお)神社

「雛のつるし飾りまつり」の期間中、2023年2月18日(土)から3月12日(日)の晴天の日のみ開催されるのが「素盞鳴神社雛段飾り」。

神社の118段の階段にひな人形と雛のつるし飾りが飾られます。雛人形の展示段数は日本一! 豪華絢爛な展示が楽しめます。

ちょうど「雛のつるし飾りまつり」が行われる東伊豆町は、河津桜も見頃。お花見をしながらまちを巡って、一足早い春を感じてみてはいかがでしょうか。

記事を書いた人

大縄典子

いこーよとりっぷ編集部/転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。

イベント基本情報

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
イベント名第26回 雛のつるし飾りまつり(2023年)
ふりがなだいにじゅうろっかいひなのつるしかざりまつり
開催期間2023年1月20日 〜 2023年3月31日
開催スポット稲取文化公園雛の館、なぶらとと(開館期間は2月18日~3月12日)、ふたつぼり、八幡神社
住所静岡県賀茂郡東伊豆町稲取
料金稲取文化公園雛の館 500円
なぶらとと 100円
ふたつぼり 無料
八幡神社 無料
アクセス【車】
小田原厚木道路小田原石橋ICより国道135号線経由約2時間
【電車】
伊豆急行伊豆稲取駅下車
公式URL公式URLはこちら
公開日2023年01月27日/更新日2023年02月13日