神戸の海と山の“食”が勢ぞろい！
毎週土曜開催の地域密着型マルシェ

「EAT LOCAL KOBE FARMERS MARKET」は、毎週土曜に神戸市内で開催されている朝市。

2015年、「生産者と消費者を継続的につなぐ」ことをコンセプトにスタートしました。

今では市内だけでなく県内の他のエリアからもわざわざ足を運ぶ人も少なくないほど人気のイベントになっています。

【撮影】能勢太郎

神戸市内を中心とした生産者などが多数出店

有機栽培など、育て方にこだわった安心安全なとれたて野菜が並びます

神戸市内を中心に、兵庫県内の農・漁業者や飲食店、焼き菓子店など、いろいろなジャンルのお店が多数出店しています。

地元で採れた旬の素材を使ったその日限りの限定メニューもあり、何が登場するかはお楽しみです。

子供が喜ぶ焼き菓子屋さんが出店することも

これまでは毎週土曜に「東遊園地」で開催されてきましたが、2023年3月現在、東遊園地が改修工事中のため市内各所で実施されています（4月22日（土）からは、リニューアル後の東遊園地で再開）。

月ごとの開催地・スケジュールが公式サイトに掲載されているので、ぜひチェックしてみてください）。

出店者とのコミュニケーションが醍醐味

神戸市灘区の老舗「北山食品」のゆばと新感覚ゆばスイーツを販売する「ゆばドルチェ」。オーナー山田凌平（やまだりょうへい）さん、河上珠子（かわかみたまこ）さんとの会話が楽しい♪

「EAT LOCAL KOBE FARMERS MARKET」の醍醐味は、出店者とコミュニケーションを楽しめること。

神戸市北区で農薬・化学肥料不使用で栽培を行う農家「NIU FARM」（ニウファーム）の三宅康平（みやけこうへい）さん。店に並んだ農作物と加工品について、子供にも丁寧にお話をしてくれました

野菜や果物を育てた生産者に、直接、栽培についてのこだわりを聞いたり、美味しい調理法を尋ねたりできるため、新しい発見がたくさんあります。

子供の興味が高まるディスプレイ

「イロドリはぐくむ」をテーマに、純国産鶏の朝採りたまごを販売している「北坂養鶏場」のディスプレイ

「NIU FARM」には立派な葉付きの人参が！

卵の色や形の違いが分かるように展示されていたり、普段目にすることが少ない葉付きのニンジンがかごで売られていたりと、商品ディスプレイも店ごとに個性豊か。

子供が興味を持って目にすることで、食べ物に対する関心や知識も深まります。

北野坂にリアルショップ＆カフェが常設

「FARMSTAND」で取り扱う農産物は、神戸市内で収穫された旬のものが中心

「北野異人館街」で知られる北野エリアには、このマルシェから誕生したリアルショップ「FARMSTAND」（ファームスタンド）があります。

イベントの人気が高まり、「リアルショップがあればいいな」という声がたくさん寄せられたことがきっかけとなり、2018年春にオープンしました。

店内には、毎朝スタッフが神戸市西区や北区で買い付けた採れたて野菜が勢ぞろい。そのほか、野菜やフルーツを使った加工品、国内外のオーガニックフード、地元で作られた調味料、海産物などが並びます。

フードロス・ゼロを目指すデリ＆スイーツにも注目！

店内で調理された日替わりランチやデリ、スイーツも充実。食材をあますことなく使い切り、フードロスをゼロに近づけています

店で販売する野菜をたっぷり使った、日替わりランチやデリ、スイーツ類も人気。

店内にあるカフェで、イートインもできますよ♪

■FARMSTAND
所在地：神戸市中央区山本通 1-7-15
営業時間 ：9:00〜18:30
電話番号：080-2570-8194

記事を書いた人

茶野真智子

大阪生まれの大阪育ち。出版社、編集プロダクション勤務を経て、現在はフリーランスのライター・ライターとし活動。雑誌・書籍・WEB・PRツールなどの制作に携わる。得意ジャンルは、グルメ／おでかけ／医療／出産・育児／教育／ライフスタイル／ビジネス／芸能など。趣味はビールと刑事ドラマ鑑賞。