にんじん嫌いを克服できる!?「徳島の春にんじん」の魅力&フェア開催
更新日2025年04月11日/公開日2025年04月11日

にんじん嫌いを克服できる!?「徳島の春にんじん」の魅力&フェア開催

コラム

こんにちは。徳島県・鳴門のホテル、「アオアヲ ナルト リゾート」広報の谷川剛です。

突然ですが、徳島県は“春に収穫されるにんじん”の生産量が日本一って知ってました?

そんなの知らんし!
初めて知ったし!
今知ったし!
だって、にんじん苦手だし…

という人も多いことでしょう。じつは私もにんじんが苦手な大人です。

かつては「子供が苦手な野菜ランキング」で、レアル、バルサばりに上位に君臨していたであろうにんじん。それが今や、「子供が好きな野菜ランキング」で、上位にランクインしてるらしいですよ。

そこで今回は、徳島県が生産量日本一を誇る「春にんじん」について、そしてなぜ、子供たちに、にんじんが人気なのかを紐解きつつ、徳島の「春にんじん」を存分に楽しめるフェアをご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

なぜ、にんじんは子供に人気なのか?

「キャロットスムージー」(500円)
「キャロットスムージー」(500円)

かつては、えぐみや土の香り、カタさなどから、子供に敬遠されていたにんじん。しかし、2018年に「カゴメ」が公表した「子供が好きな野菜ランキング」によると6位にランクインしています。

理由はいくつかありますが、まずは農家さんの技と情熱により、品質が向上したと考えられます。まさに今回紹介する徳島の「春にんじん」がそうです。

また、今はにんじんをジュースやスイーツとして口にする機会が増え、「にんじんが苦手だ」というイメージが払拭されつつあると私は考えています。

確かに私もにんじんは苦手だが、ニンジン入りのジュースは好きだ。

そしてジュースの搾りかすは食物繊維の塊。カレーなど、色々な料理にもアレンジができるし、しかもヘルシー。

こ、これは一粒で二度美味しいやつだ。

にんじんの栄養素を調査!

「にんじんを食え」と馬が言っている(画像提供:madk / PIXTA)
「にんじんを食え」と馬が言っている(画像提供:madk / PIXTA)

さて、にんじんの栄養素というと、まず思い浮かぶのが「βカロテン」ですよね。でもβカロテンって何なん? 調べてみました。

βカロテンは、「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」によると、皮膚(ひふ)や粘膜を丈夫にしたり、視力の維持や、免疫力の強化、アンチエイジングなど、健康を保つために重要な働きをする栄養素といわれています。

しかも、にんじんに含まれるβカロテンの多さは、緑黄色野菜のなかでもトップクラス!

さらに、ビタミンA、カリウム、食物繊維、ビタミンB群、ビタミンC、カルシウムなど、さまざまな栄養素が含まれています。

これは活力をもらいすぎてヤバイやつだ。馬に教えてあげたい。

ちなみに、カロテンの名は英語の「キャロット」に由来しているんだそうです。

芋だけじゃなかった!徳島の「春にんじん」

徳島を代表する野菜「春にんじん」
徳島を代表する野菜「春にんじん」

「春にんじん」は、寒い冬を越して春(3月~5月)に収穫されるにんじんのことを指します。

無数のトンネルハウス。無限か!
無数のトンネルハウス。無限か!

徳島では、春一番に全国の食卓へにんじんを届けるため、大型のトンネルハウスで雨を避けた乾燥状態で徹底管理されて育てられています。

おいしさの秘密は、この徳島独自のハウス栽培。じっくりと時間をかけて育てられ、水分を切らせた状態で栽培するので、糖分が閉じ込められ、やわらかく、甘く、みずみずしい春にんじんに育つのです。

しかも、じつはこの時期に収穫できるにんじんは少なく、国内で流通するのは、ほとんどが徳島県産。まじか! そんなの無双すぎるにもほどがある!

4月12日は「徳島県にんじんの日」

徳島の春にんじん
徳島の春にんじん

「全農とくしま」によると徳島県の春にんじんの出荷量は全国1位であり、年間の生産量でも北海道、千葉県に続く全国3位となっています。

徳島は芋とレンコンだけかと思ってた。ごめんよ、春にんじん…。

そんな春にんじんに便乗して…いや違う、あやかって、2013年(平成25年)から、毎年4月12日は「徳島県にんじんの日」になりました。

なぜ4月12日かって? うすうすバレているとは思っていましたが、そう、あなたのご想像通り、ベタなヤツです。

“4月12日”の正解が知りたい人はこちら(外部サイト)

緊急初開催!「徳島の春にんじんフェア」

にんじん料理がいっぱい登場します!
にんじん料理がいっぱい登場します!

「アオアヲ ナルト リゾート」では、4月12日の「徳島県にんじんの日」を記念して、2025年4月12日(土)~5月31日(土)の期間、「徳島の春にんじんフェア」を緊急開催します。

料理長やシェフたちが考案した、渾身(こんしん)のオリジナルのメニューをホテル内の各店へ急遽投入。館内にある5つのレストランで、「春にんじん」を「これでもか!」とふんだんに使った、にんじん料理が新登場します。

郷土料理バイキング、フランス料理、和会席、炭火焼、スイーツ、ドリンクにいたるまで、春にんじんの彩りと甘さをお楽しみください。

【徳島の春にんじんフェア】

メニューの一例
メニューの一例

開催期間:2025年4月12日(土)~5月31日(土)
提供メニュー例:
■郷土料理バイキング「彩」
・春にんじんと阿波野菜の炊き合わせ
・春にんじんと小海老のサクサクかき揚げ
・まるごと春にんじんごはん

■フレンチ「フォーシーズン」
・春にんじんのラペ(前菜)
・春にんじんのフラン(メインディッシュ添え)

■鳴門海鮮「鳴門」
・春にんじんと淡路島玉ねぎの平天
・春にんじんと鳴門鯛の東寺揚げ

■炭火焼「海風」
・春にんじんの炭火焼(焼き野菜)
・春にんじんと蛸のサラダ(先付)

■「テラスカフェ オーゲ」
・キャロットケーキ「カロテーヌ」
・カクテル「キャロットミモザ」
・ノンアルコール「キャロットスムージー」

フェアを詳しくチェック!

にんじん嫌いの大人や子供にこそ、ぜひ試してみてほしい「春にんじん」。ぜひ、にんじん好きになって帰って行ってくださいね。

記事を書いた人

谷川 剛

「ルネッサンス リゾート オキナワ」、「アオアヲ ナルト リゾート」、「つるや吉祥亭」、「かがり吉祥亭」など、リゾートホテルと温泉旅館の広報担当。旅好きなのに、沖縄などの観光地が仕事場になってしまい、プライベートでは行かなくなってしまった、残念なサラリーマンです。

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