展示総数6,000点!見てふれて<br/>学べる西日本最大級の博物館

展示総数6,000点!見てふれて
学べる西日本最大級の博物館

北九州市立いのちのたび博物館
きたきゅうしゅうしりついのちのたびはくぶつかん
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福岡県北九州市

福岡県北九州市にある「北九州市立いのちのたび博物館」は、恐竜の等身大骨格標本の展示があるほか、北九州地域の歴史も学べるスポットです。

2023年3月4日に常設展をリニューアルし、展示内容がパワーアップ! 今回は、同博物館の見どころをたっぷりとご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

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壮大なスケールの博物館へ行こう!

「北九州市立いのちのたび博物館」外観
「北九州市立いのちのたび博物館」外観

「北九州市立いのちのたび博物館」は、JR鹿児島本線「スペースワールド駅」から歩いて約5分のところにある西日本最大級の自然史・歴史博物館です。

2002年に北九州市内の市立歴史博物館、考古博物館、自然史博物館を集約し開館しました。

館内概要

3階建ての館内には、「アースモール」や「カルチャーモール」と名付けられたメインストリートを中心に、さまざまなテーマの展示室が配置されています。

見学する順路などは決まっていないので、気になったところから巡ってみましょう。

期間限定の特別展や企画展なども行われていますよ。

【1階】自然史ゾーン

カバの骨格標本
カバの骨格標本

1階にある「自然史ゾーン」は、“生命の進化”をテーマに、地球誕生から現在までの自然と命の歴史を紹介しています。

約4,500点の標本や実物化石、レプリカなどを使ったわかりやすい解説のおかげで、子供でもしっかりと理解を深めることができます。

「自然史ゾーン」には、恐竜などの骨格標本を展示している「アースモール」や、動物や海の生きものなどの剥製(はくせい)を展示する「生命の多様性館」など5つの展示室があります。

【おすすめ展示室1】恐竜たちが大集合の「アースモール」

恐竜に関する展示が充実しています。スピノサウルスCourtesy of The University of Chicago
恐竜に関する展示が充実しています。スピノサウルスCourtesy of The University of Chicago

「アースモール」には、子供に大人気のティラノサウルスやトリケラトプスといった大型肉食恐竜などの骨格標本が展示されています。

長い首を持つ全長約35mのディプロドクスの骨格標本も迫力満点です。

展示を見ていると、恐竜たちが行進しているよう感じられ、ズシンズシンと足音が聞こえてきそうです…!

全長約15mの大型恐竜「スピノサウルス」
全長約15mの大型恐竜「スピノサウルス」

今回のリニューアルでは、およそ1億年前にアフリカ大陸で暮らしていたとされる史上最大の肉食恐竜・スピノサウルスの骨格標本が新たに設置されました。

国内の博物館ではほとんど見ることができない、とても貴重な標本です。

4mを超える巨大なエレモテリウム
4mを超える巨大なエレモテリウム

大型の哺乳類のエレモテリウムの骨格標本も新登場!

エレモテリウムは、恐竜のように見えますが、なんとナマケモノの仲間。人の身長よりも長い前足が特徴です。

【おすすめ展示室2】ユニークな展示方法が魅力の「生命の多様性館」

今にも動き出しそうなリアルな剥製がずらりと並びます
今にも動き出しそうなリアルな剥製がずらりと並びます

「生命の多様館」は、哺乳類・鳥類・爬虫(はちゅう)類・魚類といった、地球上に生息する生物の剥製などを間近でじっくりと観察できる展示室。

床がガラス張りになっていたり、天井からサメの剥製が吊るされていたりと工夫を凝らした展示に注目です。

イリエワニの剥製
イリエワニの剥製

「生命の多様性館」には、全長約4mのイリエワニの剥製を新設。人を襲うこともあるという大型のワニの剥製はインパクト大!

【3階】歴史ゾーン

「探究館」にある弥生時代の復元住居
「探究館」にある弥生時代の復元住居

3階にある「歴史ゾーン」では、北九州地域の歴史や暮らしの移り変わりを、約1,500点の歴史資料をもとに解説しています。

弥生時代の住居と昭和30年代の社宅を原寸大で再現した「探究館」をはじめ、農具などをさわって体感できる「文化学習園」など体験型の展示も満載。

ほかにも、“北九州三大夏祭り”の「小倉祇園(ぎおん)太鼓」「黒崎祇園山笠」「戸畑(とばた)祇園大山笠」などを紹介する「カルチャーモール」などもあります。

【おすすめ展示室3】昔の暮らしぶりを体感できる「文化学習園」

明治から大正に建てられていた北九州地方の民家を再現しています
明治から大正に建てられていた北九州地方の民家を再現しています

「文化学習園」に展示されている茅葺(かやぶ)き屋根の民家では、農耕用具などを展示しています。靴を脱いで家の中に入ることができ、一部展示物は手にふれてもOK!

リニューアル時に茅葺き屋根も葺き替えました
リニューアル時に茅葺き屋根も葺き替えました

入口には、農作物にまく肥料を運ぶための肥桶(こえおけ)をかつぐ体験コーナーも。こぼれないようにそーっとかついでみましょう。

ほかにも、2階にある「情報館」では、自然や歴史関連の図書などが置かれており、自由に見ることがでます。夏休みの自由研究にも活用できそうですね。

充実した恐竜展示はもちろん、北九州地方の歴史についても学べる「北九州市立いのちのたび博物館」。迫力の展示とわかりやすい解説が魅力の同施設で、親子でいろんなことを学んでみましょう。

いこーよノート!小さな子供連れにうれしいサービスも

1階インフォメーションでは、ベビーカーの貸し出しを行なっています(台数に限りあり)。また、2階には給湯設備とベビーベットを備えた授乳室もあり、小さい年齢のきょうだいがいる家庭でも安心して利用できそうです。(いこーよとりっぷライター・飯田佐智)

記事を書いた人

飯田佐智(Clay)

小学生の娘と金魚2匹と暮らすママライター。旅行、おでかけ、グルメを中心に執筆。趣味はインスタで美味しそうなレシピ(おつまみ♪)を見つけて作ること。海外ドラマが大好きで今まで観た作品は数知れず。

スポット基本情報

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
スポット名北九州市立いのちのたび博物館
ふりがなきたきゅうしゅうしりついのちのたびはくぶつかん
住所福岡県北九州市八幡東区東田2-4-1
電話番号093-681-1011
営業時間9:00~17:00(最終入館16:30)
定休日年末年始、毎年6月下旬(害虫駆除のため)
料金【常設展】大人600円、高校生以上の学生360円、小・中学生240円、未就学児は無料
※2024年3月31日まで小中学生無料
アクセス【車】北九州都市高速・枝光出入口から約3分
【電車】JR鹿児島本線「スペースワールド駅」から徒歩で約5分
駐車場駐車場あり
公式URL公式URLはこちら
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公開日2023年04月14日/更新日2023年08月18日