北九州市の注目スポットが満載！
体験＆遊び充実の親子ツアー旅行

九州の最北端に位置する福岡県北九州市。「小倉（こくら）城」などの歴史スポットや、ノスタルジックな雰囲気の「門司港（もじこう）レトロ」など、おすすめのスポットが盛りだくさん！

また、2022年4月に大型複合施設「THE OUTLETS KITAKYUSHU」（ジアウトレットキタキュウシュウ）が開業するなど、親子で楽しめる最新スポットも続々と誕生しています。

今回は、2022年12月3日（土）～4日（日）に開催された、1泊2日の親子モニターツアーの様子をレポート！

総勢51名の親子（内訳：大人24名、子供27名）が参加し、北九州市の観光スポットを巡り、夜景やショッピング、学習体験を満喫！　充実の2日間になりました。

※撮影時のみマスクをはずしています

【写真】能勢太郎

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親子ツアーで巡った場所はココ！

1泊2日ツアーで訪れたスポットをチェック！

北九州市の歴史や文化を学べる定番スポットから話題の最新スポットまで、子供の学びを深めながら、北九州の魅力を発見できるツアー内容です。

【1日目】まずはここから！北九州市を代表する観光スポット「門司港レトロ」エリアを散策

ツアーのスタートは、北九州市に来たら必ず訪れたい観光スポットがそろう「門司港レトロ」エリアから！

このエリアには、海や港についての歴史を学べるスポットが点在しています。今回の親子ツアーでは、体験型博物館や海底トンネルを満喫しました。

「関門海峡ミュージアム」で港について学ぶ

帆の形をした巨大スクリーンに映し出される大迫力の映像に全員くぎ付け！

「関門海峡ミュージアム」は、九州（福岡県北九州市）と本州（山口県下関市）を隔てる関門海峡の歴史や文化、海の安全を守る海上保安庁の仕事について楽しく学べる体験型博物館です。

縦9m×横18mの巨大スクリーンで関門海峡の魅力が体験できる「海峡アトリウム」をはじめ、「海峡歴史回廊」「海峡体験ゾーン」「海上保安庁展示コーナー」など、見どころ満載です。

子供たちは海峡や、そこで働く人々の仕事について興味津々に学習しました。

「関門海峡ミュージアム」を詳しく見る

港町「門司港レトロ」の歴史＆魅力を知る

まるでタイムスリップしたかのようなノスタルジックなまち並み

九州の玄関口である「門司港」は、明治時代から国際貿易港として栄えました。

「門司港レトロ」は、明治から昭和初期にかけて建築されたレンガ造りの建物が今もなお残り、レトロな雰囲気が漂うまち並みとして、人気の観光地となっています。

門司港レトロのイメージキャラクター・バナナマン像とバナナマンブラック像の前でパシャリ！

子供たちは、門司港エリアをガイドさんと一緒に散策しながら、門司港周辺の歴史を学びました。

「門司港レトロ」を詳しく見る

県境をまたぐ「関門トンネル人道」で地理にふれる

みんなで県境をまたいで「はいチーズ！」

「関門トンネル人道（じんどう）」は、関門海峡をつなぐ全長780mの歩行者用海底トンネルです。トンネルには福岡県と山口県の県境の標識があり、海の底で県境をまたげる日本唯一の海底トンネルとしても有名です。

海の底で、県境をまたぐ面白い写真が撮れるとあって、子供たちも大はしゃぎ！　親子旅行の記念撮影にぴったりのスポットです。

「関門トンネル人道」を詳しく見る

貴重な建築物から北九州市の歴史を学ぼう！

小倉城をバックに親子で記念撮影！旅の思い出になりました

北九州市には、「小倉城」や「旧安川邸」など、歴史的に重要な建築物がたくさんあります。北九州市の歴史を建築物や体験施設から学びましょう。

有形文化財指定の趣あふれる「旧安川邸」を見学

（左）雪の結晶がデザインされた擦りガラスが印象的な応接室／（右上）洋風の本館には綺麗に手入れされた中庭や喫茶スペースなどもあります／（右下）親子で話し合いながらクイズに答えていきます

1912年（明治45年）に建設された「旧安川邸」は、“工業都市・北九州”の基礎を築いた企業家・安川敬一郎氏の旧邸宅です。

日本の近代建築史に残る重要な住宅建築であることから、北九州市の指定有形文化財に指定されています。

今回の親子ツアーでは、ツアーオリジナルのクイズラリーを開催！　館内を見学しながら、親子で 5つのクイズに挑戦しました。

「旧安川邸」を詳しく見る

小倉城・天守閣内の体験型展示にチャレンジ！

天守閣内の1階では、疾走する馬の上から矢を的に射る流鏑馬（やぶさめ）体験ができます

次にやってきたのは、北九州市の定番おでかけスポットのひとつ「小倉城」。

小倉城の天守閣内では、1602年（慶長7年）に築城した小倉城の400年間にわたる歴史が学べる大迫力のシアターや、小倉城をテーマにしたクイズなど、子供が興味関心を寄せる展示がたっぷり。

体験型コンテンツもあり、楽しみながら歴史にふれられます。特に流鏑馬（やぶさめ）体験は子供に大人気！

「小倉城」を詳しく見る

1日目のラストは北九州市屈指の夜景スポット「皿倉山」で感動体験

市街地や工場群などが肉眼で確認できるほどダイナミックな美しさで、親子でうっとり

2022年3月、「日本新三大夜景都市」で全国1位に認定された北九州市。“夜景の美しい街”を代表する夜景スポットが「皿倉山」です。

ケーブルカーとスロープカーを乗り継いで標高622mの山頂にある展望台に到着すると、工場群や若戸大橋などがある市内を一望でき、その大パノラマ夜景は圧巻。

目の前に広がる美しい夜景に、参加した親子全員が感動していました！

「皿倉山ケーブルカー」を詳しく見る

【2日目】西日本最大級の総合博物館「北九州市立いのちのたび博物館」からスタート！

館内には、大型の模型や迫力満点の標本展示がずらり。骨格の仕組みを観察する子供もいました（画像提供：北九州市立いのちのたび博物館）

「北九州市立いのちのたび博物館」は、「いのちのたび」をコンセプトに、生命の進化の道筋と人の歴史を展示解説しています。

全長約35mのディプロドクスやステゴサウルスの骨格標本に子供たちも大興奮！　ほかにも、弥生時代の住居を復元した展示ゾーンなどもあり、見どころ満載です。

館内は写真撮影可なので、気に入った展示を写真に撮ったり、スケッチしたりするのもおすすめです。帰宅後も思い出話で盛り上がれますね。

「北九州市立いのちのたび博物館」を詳しく見る

ショッピングも学び体験も！話題の「THE OUTLETS KITAKYUSHU 」で非日常体験♪

（左下）フードコートで好きな食事を注文！／（右下）親子で買い物も楽しみました

「THE OUTLETS KITAKYUSHU」は、2022年4月に誕生した大型商業施設です。

食やショッピングはもちろん、「学び」をテーマにしたエンターテインメントやカルチャーなど、多彩なジャンルのテナントが156店舗入っています。

フードコートやレストランなどで自由にランチタイムを過ごしたあとは、施設内の学習スポットへ！

「THE OUTLETS KITAKYUSHU」を詳しく見る

新しい英語学習体験ができる「KITAKYUSHU GLOBAL GATEWAY」

スタジオのセットでTV番組出演を再現！少し恥ずかしそうでしたが、はっきりとした言葉でインタビューに答えていました

まずは、「KITAKYUSHU GLOBAL GATEWAY」（キタキュウシュウグローバルゲートウェイ）で実践的な英会話に挑戦！

飛行機内や海外のホテル、マーケットなどを再現した本格的なセットを舞台に、実践的な英会話レッスンが体験できます。

子供のチャレンジ精神を育てるだけでなく、学習意欲もアップすると話題を集めている施設です。「本当に海外に来たみたい！」と、子供たちも目を輝かせながら取り組んでいました。

「KITAKYUSHU GLOBAL GATEWAY」を詳しく見る

「スペースLABO（北九州市科学館）」で科学博士をめざそう！

高さが約10mもある国内最大の大型竜巻発生装置。実演を見た子供たちは驚いた表情で「すごーい！」と声をあげていました

続いて「スペースLABO（北九州市科学館）」へ。同科学館の最大の魅力は、直接ふれて楽しみながら学べることです。

1階は北九州市と科学をテーマにした展示室、2階には科学の不思議を体験・体感できる展示室、3階には直径30mのドームを備えた国内最大級のプラネタリウムがあるなど、子供の好奇心を刺激する遊びが盛りだくさんのスポットです。

今回は、施設のサイエンスコミュニケーターの説明を聞きながら館内を見学。興味深そうに、メモを取りながら学習する子供の姿も見られました。

学習体験のあとは自由時間となり、親子でショピングなどを楽しみました。

「スペースLABO（北九州市科学館）」を詳しく見る

北九州ならではの学習スポットが満載でした♪

大充実＆大満足の2日間でした♪

北九州市の歴史、文化、そして新たに誕生した施設を巡った1泊2日の親子ツアー。たくさんの新しい知識や発見を身につけ、子供がぐっと成長した2日間になりました。

魅力がたっぷり詰まった北九州市へ、ぜひ親子でおでかけしてみてくださいね！

記事を書いた人

飯田佐智（Clay）

小学生の娘と金魚2匹と暮らすママライター。旅行、おでかけ、グルメを中心に執筆。趣味はインスタで美味しそうなレシピ（おつまみ♪）を見つけて作ること。海外ドラマが大好きで今まで観た作品は数知れず。