新島ガラスの絵付けを体験しよう!<br/>美しいガラスアート鑑賞も堪能

新島ガラスの絵付けを体験しよう!
美しいガラスアート鑑賞も堪能

新島ガラスアートセンター/ガラスアートミュージアム
にいじまがらすあーとせんたー/がらすあーとみゅーじあむ
体験する
歴史・文化を感じる
東京都新島村

東京都心から高速ジェット船で約2時間半。伊豆諸島のひとつ新島(にいじま)は、島内で採掘されるコーガ石を原料にした「新島ガラス」の産地。

新島港(黒根港)から徒歩で約12分の「新島ガラスアートセンター」では、新島ガラスの作品制作やワークショップが行われています。

コップの絵付け体験ができるほか、プロの職人が作ったグラスや雑貨、アクセサリーなどの購入も可能。お土産選びにもぴったりのスポットです。

また、世界のガラスアーティストによる作品を展示する「ガラスアートミュージアム」も併設。オリーブグリーン色に輝く新島ガラスの世界を、親子で堪能してみませんか?


※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「新島観光でやりたい15のこと」をチェック!

新島ガラスのアートミュージアムを併設するガラス工房

間々下(まました)海岸通りの高台にある「新島ガラスアートセンター」
間々下(まました)海岸通りの高台にある「新島ガラスアートセンター」

「新島ガラスアートセンター」は、新島名物の「新島ガラス」を、観光資源や芸術作品の素材など多目的に活用することを目的として1987年(昭和62年)に開設されました。

また、毎年「新島国際ガラスアートフェスティバル」を開催。世界で活躍するガラスアーティストを講師として迎え、ワークショップやオープンデモを行っています。

国内外問わず多くの受講生が参加する本イベントは、人材育成や国際交流の場として人気です。

「新島ガラス」とは?

天然のオリーブ色が美しい新島ガラスのオブジェ
天然のオリーブ色が美しい新島ガラスのオブジェ

新島ガラスは、日本では新島の南部にある石山のみで採掘されるコーガ石(抗火石)を原料としています。

コーガ石は火山岩のひとつで、正式名を「黒雲母流紋岩」(くろうんもりゅうもんがん)といいます。

新島ガラスの優しいオリーブ色は、コーガ石に含まれている鉄分によるものです。

「コップの絵付け体験」に挑戦!持ち帰りOKなのでお土産にも◎

光が差し込む奥の部屋でワークショップが行われます
光が差し込む奥の部屋でワークショップが行われます

「新島ガラスアートセンター」では、コップの表面に模様を刻む「コップの絵付け体験教室」を行っています。

対象は10歳以上。 保護者が付き添ってお手伝いをすれば5歳以上の子供でも可能です。

予約制のため一週間前までに電話予約をしましょう 。予約は一カ月前から受付できますよ。

体験料金は1人3,300円です。所要時間は説明10分、作業時間30分で計40分ほど。完成後は箱に入れてお土産として持ち帰ることができます。

「コップの絵付け体験教室」の流れ

必要なものはすべてそろっているので手ぶらでOK!
必要なものはすべてそろっているので手ぶらでOK!

必要な道具一式は、あらかじめ用意されています。本格的なプロテクションマスクにドキドキ!

コップは新島ガラス製で、手に持ちやすいフォルムのものが用意されています。

先生の説明を聞いたら、いよいよスタート!

今回は「いこーよとりっぷ」のロゴイラストの絵付けにチャレンジ。描きたいイラストをコップの内側に貼ると削りやすいですよ
今回は「いこーよとりっぷ」のロゴイラストの絵付けにチャレンジ。描きたいイラストをコップの内側に貼ると削りやすいですよ

電動リューターでガラスを直接削っていきます。ガラス表面にあてた先端は滑りやすいため、最初は恐る恐るゆっくり動かしがちですが、慣れてきたら徐々にスピードアップできますよ。

細かところをていねいに修正します
細かところをていねいに修正します

イラストの紙を外して最終チェックを。削れていない部分をしっかり削って、イラストを完成させます。

完成したコップ
完成したコップ

世界にひとつだけのコップが完成しました! 

なお、幼児から体験できる「手形作成教室」 もありますが、2023年4月現在休講中です。詳しくは公式サイトをご確認ください。

ガラス工房の見学も可能!

離れていても、すさまじい熱気!
離れていても、すさまじい熱気!

「新島ガラスアートセンター」では、工場内でガラス作品作りの様子を見学できます。火を使うため、少し離れた位置から見学をしましょう。

常時ガラス制作を行っているわけではないので、見学希望の際は事前に電話などでご確認くださいね。

まだ熱いうちに形を整えます。ぐにゃりと曲がる過程がおもしろい!
まだ熱いうちに形を整えます。ぐにゃりと曲がる過程がおもしろい!

作品作りは、コーガ石を炉で溶かすことから始まります。形を整え、また熱して…を繰り返し、約8分でグラスが完成! 作品だけではなく、作る工程も一連の作業が美しく、まるでパフォーマンスアートを見ているようです。

貴重な工房見学は、ひと味違った楽しみ方ができますよ。

美しい新島ガラスの展示がずらり!「ガラスアートミュージアム」を併設

国内外で活躍するガラスアーティストたちの作品の数々
国内外で活躍するガラスアーティストたちの作品の数々

「新島ガラスアートセンター」に隣接する「ガラスアートミュージアム」では、世界で活躍するガラスアーティストによる作品を展示しています。

昆虫好きな子供が欲しがりそうなクワガタのガラスアート
昆虫好きな子供が欲しがりそうなクワガタのガラスアート
今にも動き出しそう!
今にも動き出しそう!

取材時には、子供が喜びそうな動物や昆虫の作品も展示されていました。精巧な作りでピカピカと美しく、つい時間を忘れて見入ってしまいますよ。

※2023年より長期閉館中です

お土産に最適!新島ガラスの食器や雑貨を販売

「さざなみグラス」1,980円
「さざなみグラス」1,980円

「新島ガラスアートセンター」「ガラスアートミュージアム」では、新島グラスの食器や雑貨、アクセサリーなどを購入できます。新島土産にもぴったり!

世界でも希少な新島ガラスの魅力にふれられるガラス工房とミュージアムです。ぜひ親子で立ち寄ってみてくださいね。

とりっぷノート★おすすめポイントを紹介

体験教室は、最大4人まで入室可能です。家族そろって参加するのも楽しそうですね。旅のとっておきの思い出になりそう!(いこーよとりっぷライター・岡本ハナ)

記事を書いた人

岡本ハナ

1983年フィリピン生まれ。4児(2男2女)の母。 大学在学中に読者モデルとして活動するかたわら、web制作会社でライターアシスタントとして勤務。現在は、映画や音楽などエンタメ情報、子供関連(不妊治療、発達障がい児など)をテーマに各メディアで執筆。料理下手だが、料理人の夫に感化されて料理&食育を勉強中! 多国籍料理が好き。

スポット基本情報

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
スポット名新島ガラスアートセンター/ガラスアートミュージアム
ふりがなにいじまがらすあーとせんたー/がらすあーとみゅーじあむ
住所東京都新島村間々下海岸通り
電話番号04992-5-1540
「ガラスアートミュージアム」の番号は04992-5-1840です
営業時間【新島ガラスアートセンター】10:00~16:30(12:00~13:00はお昼休憩)
※ガラスの絵付け体験教室:13:30~14:10、14:30~15:10、15:30~16:10
【ガラスアートミュージアム】2023年より長期閉館

定休日【新島ガラスアートセンター】毎週火曜、年末年始
【ガラスアートミュージアム】2023年より長期閉館
料金【新島ガラスアートセンター】入館無料
※体験教室は有料(コップの絵付け体験:1人3,300円)
【ガラスアートミュージアム】入館料300円(2023年より長期閉館)
アクセス新島黒根港から徒歩で約12分
駐車場駐車場あり
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公開日2023年04月24日/更新日2023年04月24日