東日本大震災の記憶と教訓を伝える<br/>復興の願いを込めた祈りの場所

東日本大震災の記憶と教訓を伝える
復興の願いを込めた祈りの場所

南三陸町震災復興祈念公園
みなみさんりくちょうしんさいふっこうきねんこうえん
見る
宮城県本吉郡南三陸町

宮城県南三陸町にある「震災復興祈念公園」は、東日本大震災の犠牲者を追悼し、復興への願いを込めた祈りの場所です。

津波の脅威を実感できる独自の設計と、隈研吾氏による南三陸産の杉を使用した中橋など、震災の記憶と教訓を後世に伝える重要な施設となっています。

津波の高さを体感できる「高さのみち」

一段下がった白い道が「高さのみち」
一段下がった白い道が「高さのみち」

公園内の二段重ねの丘には「高さのみち」と呼ばれる歩道があり、海抜16.5メートルという志津川地区を襲った津波の平均的な高さを実感できます。この高さから防災庁舎を見上げることで、当時の津波の恐ろしさを体感することができます。

追悼と復興への祈り

名簿安置の碑
名簿安置の碑

犠牲者の名簿を納めた「名簿安置の碑」と、まちの復興を祈念する「復興祈念のテラス」が設置され、追悼と復興への思いを新たにする場となっています。震災遺構として保存されている防災対策庁舎も、当時の状況を今に伝えています。

体験者から直接話を聞く機会も

震災当時の体験を語り部から直接聞くガイドツアーを実施しています。実際の体験者から話を聞くことで、より深い学びの機会となります。

町民と歩き、聴いて感じる南三陸の「今」 まちあるき語り部

震災の記憶と教訓を、実際の高さや遺構、語り部の話を通じて学べる貴重な施設です。家族で防災について考え、命の大切さを共有する機会として、訪れてみてはいかがでしょうか。

スポット基本情報

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スポット名南三陸町震災復興祈念公園
ふりがなみなみさんりくちょうしんさいふっこうきねんこうえん
住所宮城県本吉郡南三陸町志津川字塩入外地内
電話番号0226-46-1382
(南三陸町役場建設課)
アクセス三陸自動車道 志津川ICから車で約5分
BRT志津川駅から徒歩1分
駐車場駐車場あり
公式URL公式URLはこちら
公開日2025年01月24日/更新日2025年01月24日